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海水浴場で知られた金沢八景に「横浜・八景島シーパラダイス」が建設されたのは、 以前から知っていた。 営業開始は十年以上前からだろうが、ぼくはついぞ足を向けたことがなかった。 ところが、来訪中の友が「行きたい」と言うので付き合うことにした。 藤沢駅から何本かの路線に乗り換え、シーサイドラインの八景島駅に辿り着いた。 正午過ぎだったので、すでに残暑が厳しくなっていた。 真夏を思わせる強い陽光を浴びつつ、シーパラへ達するまで楽ではない。 日陰のないような大橋を歩いて渡らなければならないからだ。 やっと島に辿り着いたはいいが、さらにだらだら歩かねばならない。 そうしてやっと「アクア・ミュージアム」に辿り着き、入場した。 まあ水族館だから、各種の魚たちを観られるわけだ。 飼われているのは、日本沿岸や近海の魚類とは限らない。 ラッコ、アザラシ、ペンギンなど遠い国からやってきたり、 北極グマやセイウチなど水陸両棲の大型種も水中で泳いでいる。 規模は大きく、暗がりのなか、水槽を眺めつつ歩くのは楽しい。 その延長線上にある「アクアスタジアム」にも行ってみた。 広い観戦席の下に水槽が広がっており、 そこでイルカやアシカなどが演じる芸を楽しむというわけ。 水槽の中にはウェットスーツを着たオネーサンが数人いて、 彼女たちの指示に従い、これら大型の水生動物が素直に動き回る。 「実によく飼いならされているもんだ」と感心する。 その近くにアーチ状水槽の「ドルフイン・ファンタジー」がある。 そこも覗いてみたが、要するに水中洞窟に入ったようなもので、 イルカなどの遊泳を仰ぎ見るという仕掛け。 こうしてあっという間に2時間余りを過ごし、体が火照っていたので、 売店でカキ氷を買い求めた。 懐かしい真夏の清涼食品で、飲み下すと、ホッと一息つけるのだった。 それにしても、大のオトナがこうして楽しめる施設が同じ県内にあるとは、 遅まきながら初めて気付いたのだった。 かと言って、しばしば足を運ぶかどうかは分からない。
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