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かつてアメリカ西岸に滞在していた頃、夕暮れになると、 西の空が燃えるように赤みがかってくるのには感動した。 日本で慣れ親しんだ夕焼けとは比べものにならないほど赤く、壮大だったから。 旅情を刺激されたし、そんなに赤くなるのが不思議にも思えた。 そんな夕焼けを再び眺めたいと思っていたところ、 サンフランシスコ近郊に住む友から見事な写真が送信されてきた。 これにはびっくり! かねて望んでいたとおりの夕景ではないか。 撮影した場所は、すぐに分かった。 ぼくもそこからドーンと迫るような夕日を眺めたことがあるからだ。 サンフランシスコの対岸に位置するバークレー・マリーナで、 はるか遠くにゴールデンゲート・プリッジが浮かび上がっている。 邦訳では金門橋となり、夕日が掛かると金のように輝くので名付けられたらしい。 ともあれ見ていて感傷的になるのは、あまりに素晴らしい夕焼けだからだ。 そのマリーナに連なるのが茫漠とした人っ気の少ない土手で、 それが余計に夕陽を引き立てている。 手前の海はサンフランシスコ湾で、海水の冷たさが忍ばれるようでもある。 寒流と言おうか、この海域はびっくりするほど冷たいのだ。 だからこそ、そこで収穫されるカニなどの魚介類の美味も忘れられない。
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2011年11月10日
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