丑の戯言 栗田英二

体調不良につき、プロク゜投稿も途絶えがち

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 昨日の朝、パソコンで新聞各紙を見ていたら、すごい海中風景が出てきた。

 「読売オンライン」の記事で、動画の▽印をクリックすると、
 たちまち海底をさまよっているような気分にさせられた。

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 場所は岩手県大船渡市の泊漁港の沖合で、先の大震災=大津波によって流された
 漁具や瓦礫などの拾得・撤去作業が進められている。

 そんな動画が3分ほど放映され、ぼくは固唾をのんで現場に引き込まれていった。

 潜っているのは数人のダイバーで、厚手のウェットスーツを着込み、
 大きな酸素ボンベを背にしている。

 みんな真っ赤な防寒帽をかぶっているのは、安全を期すためだろうか。

 そうして引き揚げるべき流失物などに縄をかけ、撤去している。

 というと簡単そうに思えるが、同地の気温はマイナス10℃も下がり、
 海中も2℃の冷たさ。

 なんとご苦労なことだろうか。

 こうして海中・海底を清掃(?)しないことには、漁業や漁港が旧に復しないため、
 昨年4月からそんな作業が進められているそうだ。

 それを以てしても、先の天災がいかに激甚だったかが知れる。
 大津波の恐ろしさも再認識させられる。

 それにしても、冬の海中風景はいかにも寒々しい。

 透明度は高く、幅広の海藻や巨大なクラゲが
 何事もなかったように揺らめいているのを観ると変に安堵してしまう。


 先日、当プログに冬の潜水経験を吐露したけれど、あれはあくまでも遊び。

 それに対して北国の海での潜水作業は、地域の復興のための努力であり、辛苦だ。

 その彼我の差のあまりの大きさに、頭を垂れざるを得なかった。

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