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近くの境川の河畔を散歩していたら、派手に咲き誇っている花に目を惹かれた。 ご丁寧にも「芝ザクラ」との名札が付いている。 桜の一種だろうが、地べたを這うように育ち、春には一斉に花を咲かせるのだ。 「見て、見て!」と叫んでいるように感じるが、「ホーッ」と見惚れる人はなさそうだ。 たまたま通り過ぎたお年寄りが振り向きもせず、歩き去った。 でも、当方はその愛らしさに溜め息が出る。 自分の家に日当たりの良い庭があれば、こんな花を植えたいと思うのだった。 なお、左側に少し写っている建物は、老人の保養施設で、 ぼくもいよいよとなったら、ここにお世話になろうと考えている。 そこからしばらく歩いていくと、素敵な家があり、窓の下にはツツジが盛大に咲いている。 芝ザクラと同様、春を謳歌し、踊っているように見える。 なんてこともない花だが、住人の手入れが行き届いているようで、 通り過ぎる人たちは微笑みたくなるようだ。 その後ろに覆いかぶさるように咲く花は、なんて言ったっけ? 住宅街で時おり見かけるが、ついぞその名前を思い出したことはない。 これは花ではない。 垣根のように植えてある雑木と言えるかもしれないが、 春風が吹いてくると、葉の先の新芽が鮮やかに赤くなるのだ。 遠くから眺めると、あたかも真っ赤な花が開いているように思えてならない。 その樹種の名をいつか誰かに教えてもらうつもりだが、知らないほうが良いのかな?
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自然と共に
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春風が吹くようになると、さまざまな花たちが咲き乱れる。 そのひとつが我が家から近くの江ノ電沿線にも現れた。 始発の藤沢駅から二つ目の柳小路駅を少し過ぎると、 目にも鮮やかな橙色の花が一斉に目に飛び込む。 「なんだ?」と思い、よく眺めると、ポピーの群れではないか! 味気ない線路の砂利の上に、こんな愛らしい花が咲くなんて驚きだ。 いや、線路が地味な色だけに、鮮やかにこの花たちが浮かび上がるのだ。 風もないのに、ゆらりゆらりと揺れているのがまた、愛らしい。 でも、疑問も湧いてくる。 「誰がこんな花をここに植えたのだろうか?」とか、 「いつの間にか自然に生え揃ったのかな?」などと。 どちらでも良いんだけど、近隣の住民にとっては、 またとない春の贈り物のような気がしてくる。 電車の乗客も、窓越しに眺め、喜んでいるのだろうか、とも。 家に戻って早速、ポピーなる花の出自を調べてみた。 すると、この花はヒナゲシとも言うそうだし、 虞美人草(ぐびじんそう)という別名があるのも知った。 でも、やはりポピーという呼び名が最も可愛らしく、 名は体を表しているように思える。 また、花の色は、ここで見るような濃黄色ばかりでなく、赤いのもあるらしい。 カリフォルニア・ポピーという種類もあるそうで、 そういえば、それと似た花がこの江ノ電沿線にも咲いていたっけ。 とかなんとかで話が脱線しそうになるけれど、そんな理屈はともかくとして、
ここ数日間は、近くに咲くポピーを愛でつつ春を謳歌しよう。 |
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つい先日、娘から送ってきた土筆の写真を使い、一文を投稿した。 |
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この画像は、娘から送信されてきたものだ。 |
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少し春めいてくると、河津桜が気になって仕方ない。 すぐ近くの境川の河畔にそれが数株あり、2月下旬になると、 そろそろ開花したかなと気になってしまう。 そんなわけで、2月中に2度、その様子を見に行った。 だけど、蕾(つぼみ)が少し紅色ガかっていただけなので、Uターン。 ところが昨日、春らしい陽気に誘われ、またも出掛けてみた。 そうしたら、ほぼ満開ではないか! 身と心がジーンとした。 そこは下藤が谷公園と言い、広くない一角だが、 数十年前、伊豆の河津から河津桜を移植したのだ。 仰ぎ見て、しみじみ思うのは、その可憐さに好感を抱く。 お花見の本命は、染井吉野だろうが、あんな華やかさはない。 それでも「一生懸命に咲きました」と叫んでいるように思え、愛おしさを覚える。 それと毎度、ここに来て思い出すのは、伊豆の下田にしばしば行っていた頃、 早春には少し足を延ばして河津へ行くのが楽しみだった。 むろん、河津桜を鑑賞するのが目的で、なんとか言う河畔には盛大に咲き誇っていたっけ。 そのときの印象は、あまりに強烈だった。 以来、河津桜に惚れ込んだわけだが、ここ藤沢市に住み着いたら、 春近くなると、それに再会できるなんて! なお、この近辺では、江の島の頂上辺りにも河津桜が数株あり、 やはり今頃、花開いていることだろう。 余談だが、ここ下藤が谷公園には小さな池があり、その畔に菜の花が密生している。 それが河津桜と同じ頃に満開になるところがまた、目を癒す。 鮮やかな黄色い花で、いかにも逞しそうだ。 この菜の花と河津桜とが、いかにも嬉しそうに咲き誇っているところが嬉しい。
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