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洋の東西を問わず、暑い夏を迎える地方は、海水浴場が賑わうらしい。 上の画像は、ローマの空港からさほど遠くない海水浴場だ。 娘から送られてきた写真で、そこは Focene というビーチだという。 父親に似て海が好きな娘は、スカッとした夏になると、この浜辺に行くそうで、 今年で6年目にもなるという。 それはそうとして、たとえヨーロッパとはいえ海水浴場の景色や風情は、 日本とそんなに変わりないようだ。 いや、日本では人気度の高い浜辺は、人混みの凄さが格別だが、 それに比べてローマのそれは、大都市の近辺とはいえ閑散としている。 とはいえ、場所によっては、少々混み加減のようだ。 海中に入り泳いでいる人は、あまり見かけないが、 浜辺に屯してでも涼を求めているのだろうか。 それはそうとして、今夏はこの海水浴場の近辺では、ちょつとした変化があったとか。 何やら石積みの防波堤が新たに設置されたからだ。 初めて見たときには、何のための設備かよく分からなかったけれど、 実は、これって非常に役立つらしいことが分かったとか。 この日は強風で、波も荒れ狂っていたけれど、防波堤の内側は波静かで、 これなら幼児を含む家族連れでも安心のようである。 それはそうと浜辺には例年どおり売店があり、相変わらず繁盛の様子。 ただし、そこでお腹を満たそうとすると、どれも値段が高いらしい。 そのため"旅なれた"娘は、いつも弁当を持参してくるそうだ。 サンドイッチに飲み物のほか、トマトやフルーツも用意するらしく賢明だ。 ところで、ローマ近辺の海辺は、砂浜が延々と続いているだけで、 岩場のようなものが見当たらないとか。 この娘がまだ幼かった頃、ぼくは磯へも連れていき、蟹やら諸々の磯ものを収穫し、
みんなで食べるのも楽しみだったようだが、今や古き良き時代か。 |
イタリア便り
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表題のブログが新しく開設された。 謳い文句は「有名な観光スポットから気まぐれ散歩で見つけたお気に入りスポットまで、 ローマの魅力をご紹介」とある。 その企画人であり作成者がローマ在住の我が娘で、本人からのメールで知らされた。 早速、そのブログを開いたところ、まずはビックリ仰天。 いつ、どごで覚えたのか、ちゃんと態を成しているではないか! ぼかし絵のような背景を全面に施し、各地の鮮やかな画像とともに本文が記されている。 開設してから1か月近くになるが、すでに数か所を紹介済みだ。 それらに目を通すと、思わず引き寄せられる。 ローマにはぼくも何度か旅しているが、あらためて再発見することも。 我がブログに「イタリア便り」という項目を設け、娘から送信されるネタを使っている。 それを上回る真正「イタリア便り」を本人が作りだしたわけだ。 その「自己紹介」欄には小さな写真が使われており、ローマで写した自分自身と 父親であるぼくが写っているのにも驚き。 この新たに開設したブログとは別に、娘は以前から営業上のPR欄も設けていた。 「ROMA TRAVEL HELP」と題するもので、ローマで催されるコンサート、オペラ、 サッカーなどのチケット販売を仲介するのが主目的だ。 これまた逞しい生き様が浮かび上がっている。 ともかく、パソコンという便利な道具が普及し、老若男女とも使いこなせるようになった観がある。 そんななかで、美学系の教育を受けた娘は、巧みにパソコンを活用しているのだ。
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前記した「サンピエトロの登頂に挑んで」の記事中、画像の脱落がありました。 サンピエトロ寺院の内壁を写したもので、一時は「まあ、仕方ないか」と諦めたものの、 そのまま放棄したのでは、送ってくれた娘に申し訳ないと。 ならば、掲載を再試行してみようとなりました。 以下は、ク―ボラの内部です。 イタリアの古典的な美術の粋を極めたようではありませんか。 何百年、何千年とそのまま保存しているところに驚嘆さえ感じます。 なお、前回この画像の掲載を落としてしまったのは、
当方の操作にミスを生じたためで、何年経っても未熟を恥じます。 |
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ローマの観光名所のひとつに、バチカン市国に厳然と建つサンピエトロ寺院がある。 それはカトリック教の総本山として知られる。 ローマ在住の娘がその寺院のク―ボラ登頂に挑戦したそうだ。 ク―ボラというのはイタリア語で、教会堂などのドゥオモを指す。 ぼくも昔、その足元までは行ってみたが、仰ぎ見るほどの高さが印象的。 娘はそこへ登りつめようと試みたわけで、むろん初めての体験。 ローマで5年余り暮らしていながら、その登頂が未経験なのに気付き、 「登ってみよう」と意を決したらしい。 既報(4月27日)のように娘は先般、フィレンツェ名所のドゥオモを登り切り、 それに味をしめて挑戦したようだ。 そこでまずはサンピエトロの入口で、2種類の登り方を選択する。 ひとつは、ク―ボラ屋上に達するすべての階段(551段)で、料金5ユーロ。 ふたつ目は、途中のテラスまでエレベーターで行き、後は階段(320段)で、7ユーロ。 第一の方法は先日、フィレンツェの大鐘楼に挑んだときの階段より高いのでパス。 結局、階段の少ないほうに決め、エレベーターであっという間にテラスに出た後、 ク―ボラ内部に入り、天井画や聖堂内部を眺めつつ狭い階段を登ったそうだ。 ところが、階段内部は大混雑で、でも一列に登らなければならず、 ちょっと登っては人の流れが詰まり、小休止の繰り返し。 それに少しイライラしつつも、疲れを覚えることなく頂上に到達したとか。 そうなると、さぞかし絶景を望めたのだろう。 一般人が入れないバチカン市国を上から眺められるので、興味津々だったとか。 美しく整備された庭園に教皇の住宅や修道士と職員が住むアパートを上から見られたとも。 その付近にいくつかの商店もあったそうである。 さらに、鉄道のための小さな駅まであり、そこから主要幹線(国鉄)に繋がっている。 娘はこうして貴重な体験が出来たことに満足したらしい。 さて、そうなると次への野望が湧いてくるようで、
いつかまた、ピサの斜塔も征服したいとのことである。 |
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ローマ市内を流れるテレヴェオ川のことなら、少しは知っている。 だけど、その川にミルヴィオ端という歴史的な橋が架かっているとは、知らなかった。 ローマ在の娘が先日、そこまで行き、撮ってくれた写真で分かったのだ。 そして、その古びた佇まいに感嘆もした。 なにしろ紀元前の古代ローマ時代に建設されたそうで、優に二千年以上もの昔だ。 その後、補修工事が施されたが、そんな歴史的な建造物が今なお健在とは嬉しくなる。 そこはローマ帝国の北の玄関ともされ、ローマ兵が遠征から帰ってきたり、 蕃族が侵入して橋の上で合戦があったりもしたそうである。 そんなこんなを想像すると、いかにも曰く因縁を彷彿させる。 その橋の中央に建屋(?)がある。 順光と逆光で撮影されているが、どちらも深い年輪が刻み込まれているようだ。 それにしても、橋脚の真ん中にこんな建造物があるなんて何を物語るのだろうか。 古代からの知恵がそこに込められているように思えるが。 さらに面白いことに、橋の上にこんな施設もある。 備えつけられたポールに無尽蔵なほど南京錠がぶら下がっているのだ。 それには曰く因縁がありそうだ。 娘によると、世界各地から訪れた恋人同士、つまりカップルが恋の成就を祈って取り付けたとか。 さらに、南京錠の鍵を抜き、後ろ向きに眼下の川に投じるのが習わしだそうだ。 それによって恋が実ると信じられている。 そして、橋に屋台を出し、南京錠を売りつけようとする商人もいる。 ちゃっかり者のインド商人がその主役とか。 これで思い出すのは、我が江の島の丘にも同様の仕掛けがあることだ。 〈龍恋の丘〉と称される場所で、やはり恋人同士が取り付けた鍵が無数にある。 それはさておき、お次は夏も近付くローマ名所のスペイン広場の風景。 この時節になると、ツツジの鉢植えが並ぶそうである。 その周囲には、やはり恋人同士と思われるカップルが目に付く。
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