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ローマ在住の娘はイタリア各地へ旅に出、写真入りで報告してくれる。 その都度、おやじにとっては懐かしいやら初見だったり。 そして、今度はフィレンツェへ行き、ドゥオモ(大聖堂)の頂上まで昇ったとか。 十五世紀もの昔に建てられているので、その内部もさぞや……。 このドゥオモは街中のどこからでも眺められるほど高くそびえており、 誰もがそのてっぺんに昇ってみたくなるだろう。 娘がフィレンツェへ足を伸ばしたのは、2度目だと思うが、 かねてからあのドゥオモに昇るのが念願だったらしい。 それだけに今回、ビジネスを兼ねて同地へ行った際、勇躍したに違いない。 ただし、この大聖堂に入って屋上に達するのは大変だったとか。 なにぶんにも頂上に達するまで階段が420段もあるのだから。 しかも、階段は上へ行くほど狭くなり、 しまいには煙突の中を昇っているような感覚に襲われたらしい。 それでも途中、ドゥオモ内壁に描かれた天井画を間近に鑑賞できたのは、 うれしい息抜きだったようである。 これぞ中世の宗教画で、作品も作者もよく知られたものだろう。 ともあれ、念願叶ってドゥオモの頂上に達することができたわけだが、 そこからの眺めがまた、素晴らしかったようである。 フィレンツェでは建築法か何かで、高層ビルが制限されているとか。 それだけに中世そのままの建物ばかりで、昔を偲ぶには好適だし、 だいいち眺めが素晴らしい。 近年の日本の大都市のように上へ上へと高層建築が乱立するのとは大違いだ。 なお、ローマからフィレンツェへ行くには、鈍行列車もあるが、 娘は高速のユーロスターを利用した。 乗車時間は片道僅か1時間半ほどで、旅行事情は近代化されたことになる。
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イタリア便り
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日本の各地は猛暑に見舞われたが、ヨーロッパはどうだろうか? そんなことをつらつら想っていたら、ローマ在住の娘から便りが届いた。 「昼間は30度Cほどだけど、直射日光を避ければ、そんなに暑くないし、 夜間は20度Cぐらいに下がるよ」とのこと。 湿度も低いだろうから、うだるような暑さなんてないのかもしれない。 それでもたまには避暑に出掛けたくなるようで、 ある日、近郊の湖沼地帯へ足を伸ばしたとか。 そこでカメラに収めたのが上の画像で、アルバーノ湖畔というわけ。 ローマ市内からクルマで30分ほどで行けるそうだから、そんなに遠くはない。 それでも閑散としているようで、避暑にはもってこいではないか。 「湖水浴客(海水浴客に非ず)が案外少なくて」だそうなので、 東京近郊に比べてうらやましい。 貪るようにして水に飛び込む姿もほとんど見られない。 そんな湖畔に接する山の頂上に立派な建物がある。 なんとそれこそローマ法王(教皇)の夏の別荘だそうである。 ローマ・カトリック教会の頂点にあるお方だけに、 避暑にも立派な別荘が用意されているようだ。 その名はガンドルフォ城と名付けられているという。 名称からして威厳を感じさせる。 さてさて、こちら日本も暑さが少し遠のいていてきた。
別荘ならぬ本宅で初秋を楽しみたいものだ。 |
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ガキのころから親しんでいたイタリア民謡といえば「♪帰れ ソレントへ」だ。 ♪うるわしの海は うつつにも夢む 君の声ごと わが胸をうつ オレンジの花は ほのかにも香り 帰れ ソレントへ 帰れよ (徳永政太郎訳詞) 以来、かの地への憧れに似た想いを抱いていたが、 ローマ在住の娘=イタリア通信員がそこへ足を伸ばしたという。 娘が伝えてきたところでは、ローマからの道程は簡単だ。 ローマのテルミニから鈍行列車に乗り、2時間半でナポリへ行き、 ローカルの電車に乗り換え1時間15分でソレント着というわけ。 もっと時間を短縮する便もあろうけど、車内から海を眺められるのが良かったらしい。 長らくローマで暮らしながらも、初めてソレントへ行ったわけで、 動機は、知り合いの英国人夫妻に会うためであった。 かつてロンドンで暮らしていた頃、お世話になったらしい。 英国人にとってソレントは、昔から人気の高かったリゾート地とか。 実際にこの街には英国人観光客を頻繁に見かけるようだ。 それもリタイア組が多いという。 そのせいか、他のイタリア観光地と違ってこの街では英語がよく通じ、 英語が街の公用語にもなっているとか。 この日、あいにく快晴ではなく、夢にまで見た真っ青な海を眺められなかった。 それでも、さすがソレント。 切り立った岸壁が海に迫っている光景は、やはりこの地特有で素晴らしい。 ナポリ湾の一角にあるので、カプリ島が近くに望める。(一番上の画像) 海水浴をしたければ、人々はこの島に渡るのだろう。 もう一枚添えてあった写真がソレント市内を走る電車だ。 見ると、いかにも遊び心が旺盛ではないか。 旅心をくすぐるような茶目っけのある落書きとも思わせる。 蛇足だが、ぼくがソレントへ寄ったのは、40年以上も昔だ。 団体のバスツアーで辿り着いたわけで、 車中からしか絶景を眺められなかったのが惜しまれた。 いつかまた、と思いつつ年月が経ってしまったが、
娘がそんな願いを果たしてくれたような気もする。 |

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イタリアがサッカーの本場であり、強豪チームが多いのは、 それとなく知っている。 でも、ぼくはもともとサッカー音痴だ。 そんなところへ当プログのイタリア通信員から画像が送られてきた。 我が娘がそんな所まで踏み入ったのだ。 でも、サッカー観戦が主な目的ではなかった。 娘はローマを足場にして、日本人観光客に音楽会やサッカー試合などの 入場券を手配する仕事に関わっている。 その折、あるサッカー試合のチケットが解約になったためか、余ってしまった。 じゃあ自分自身が観戦しようとなって初めてサッカー場に入ったのだ。 そこは1960年、ローマ・オリンピックが開催されたとき、 メーンスタジアムになったとか。 写真を見ると、「いかにも」と思わせる。 伝統的なサッカー場には違いなく、熱気が伝わってくるではないか。 その日はローマ対ミラノの対戦だったそうで、日本人客も大勢来ていたとか。 チーム名は忘れたが、ミラノのチームには日本の人気選手が活躍しているはず。 そうそう、同国にはセリエAとかBというリーグがあり、 頂点に立つセリエAに日本人の関心も集まっているらしい。 日本のJリーグよりも、実力や迫力も上へ行くのだろう。 ま、これを機会におやじとしてもサッカーに注目しようかな?
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今回はいつもの「イタリア便り」とちょっと趣を異にしている。 撮影した時間が早い朝だから。 それもまた、イタリア=ローマのひとつの光景だろう。 まずは毎度お馴染みのスペイン階段。 昼間、雑踏を思わせるほどの人気観光スポットだが、 朝の10時ごろでは人もまばら。 よく見ると、観光客よりも地元イタリア人ばかりのようだ。 物見遊山ではなく、何か用事があって行き来しているみたい。 ところが、階段下のスペイン広場では、馬車が待機しているではないか。 観光用には違いないが、お客が未だしなのか、ヒマそうだ。 お馬さんは洒落た衣装に身を固め、馬車そのものがいかにも古風。 ふんぞりかえって乗り、近隣を観光すると、さぞや粋だろう。 ただし、我が娘によると、「料金が気になって調べたら、 2時間貸切で200ユーロ(2万4千円相当)だってさ」だそうだから、 独りで乗るには勿体ない感じ。 ところがよくしたもので、同じ広場の隅っこに貸し自転車が待機している。 2年ほど前から始まったレンタサイクルで、 市内観光地の何か所で借りたり返したりできるらしい。 しかも、30分で60円相当というから、フトコロにも優しいし、 クルマで渋滞しがちなスポットを巡るには、安全で経済的だ。 ただし、「なぜか利用している人をあんまり見ないよ」とか。 さて、お次は時間と場所が変わっての朝食風景。 朝の8時前ごろ、つまり出勤前の点景で、 とあるオフィス街のパール(簡易飲食店)に人が集まっている。 この国では、朝食をオフィス近くのパールで済ませることが多いらしい。 ただし、カウンターには人が群がって立ち食いになることも。 そのメニューは、クロワッサンとカプチーノだけが一般的で、 合わせて200円程度とは軽便だ。 ただし、これだけで朝食は終わらないそうだ。 同国の通勤人の一般的な朝食は、朝早く家を出る前に一回、 オフィスに着く前にもう一回、11時ごろに中休みをしてもう一回とか。 こうして何回にも分け、少量の朝食を摂るなんて 勤労意欲にも健康保持のためにも、よろしいのだろうか。 とかなんとか、現地で暮らさなければ分からないことが、
娘の「イタリア便り」でおよそ察しかつくようである。 |


