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日本にもヤマネコは居る。
イリオモテヤマネコがあまりにも有名だが、他にもう一種類、ツシマヤマネコが居る。
ツシマヤマネコも天然記念物であり、絶滅危惧種でもある。
そのツシマヤマネコは、人工繁殖に成功し、野生復帰を考える段階になった。
そこで、訓練施設を建設し野生復帰を試みることになった。
人工繁殖した動物の野生復帰の試みは、哺乳類では初めてなのだそうだ。
これは、意外なことである。
科学的根拠も、データも無い、全くの私個人の勘であるが、生息環境さえ調えれば、野生復帰の試みは、トキやコウノトリよりも、哺乳類のほうがうまく行くと思うのである。
貴重なツシマヤマネコが野生復帰できることを期待したい。
以下、ニュース 一部、フォントを変えてある。
ツシマヤマネコ 野生復帰へ訓練施設、哺乳類で初 環境省
毎日新聞 9月8日(水)2時31分配信
環境省は、長崎県・対馬にだけ生息し、絶滅の危機に瀕(ひん)している国の天然記念物ツシマヤマネコの野生復帰に向け、訓練施設を建設する方針を決めた。来年度予算の概算要求に設計費4000万円を盛り込んだ。人工繁殖した動物の野生復帰の試みは、トキやコウノトリがあるが、哺乳(ほにゅう)類では初めて。
ツシマヤマネコは1960年代に250〜300匹いたと推定される。しかし、森林の荒廃や交通事故などで、現在は80〜110匹に激減した。環境省のレッドリストで「絶滅危惧(きぐ)1A類」に指定され、最も絶滅が懸念される種の一つだ。
環境省はこれまで国内の五つの動物園でツシマヤマネコの人工繁殖に取り組み、00年以降39匹が生まれた。保護した個体も含め、現在34匹が繁殖可能という。個体数が非常に少ない対馬市南部の下島に13年度までに野生復帰訓練施設を整備し、14年度から野生下で自力で餌を採る訓練などを始める計画だ。
環境省対馬野生生物保護センターの水崎進介自然保護官は「動物園の協力で繁殖技術が向上し、野生復帰の段階になった。絶滅を防ぐため、訓練施設整備を進めるとともに、地域住民と連携し、生息環境の改善に取り組みたい」と話している。【足立旬子】
【ことば】ツシマヤマネコ 長崎県・対馬だけに生息する野生のネコ。約10万年前に大陸から渡ってきたと考えられ、ベンガルヤマネコの亜種とされる。イエネコと同じか、一回り大きい。胴長短足で、耳の後ろに白い斑点がある、尾は太くて長い。1971年に国の天然記念物、94年に国内希少野生動植物種に指定された。
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