腹立ち紛れ(笑)

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微生物の可能性

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<南極の氷床下800メートルに閉ざされた暗い湖中に、岩の含有物などを食べる微生物の群生が存在しているとの研究論文が、20日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。>

 800メートルの厚い氷に閉ざされた、光も届かぬ冷たい湖の中にも、約4000種の微生物の群生があった。このような過酷な環境でも生物が生きられるという発見は、他の天体、例えば火星や木星の衛星などにも生物がいるかもしれないという証明になる。そういう話を聞く。
 しかし、苛酷な環境に生物が生きられるということが、他の苛酷な環境の天体に生物がいるということの証明にはならないのではないか。何故なら、これらの生物はその場所で発生したのではなく、他の場所で発生したものが長年月をかけて現在の過酷な環境に適応してきたものだと考えられるからだ。別の環境で生物が発生したのなら、現在の苛酷な環境は生物の発生とは直接結びつかないことになる。
 とは言え、例えば火星は、地球と似たような環境だったことがあると言われているから、その時に発生した生物が、現在の火星の過酷な環境に適応して生き残っているという可能性は考えられるだろう。その可能性があることを、こういう過酷な環境で生きている生物の発見が示唆してくれることは間違いが無かろう。夢が広がる発見である。
 蛇足ながら、穴を開けられた氷床下800メートルのこの貴重な湖は、外の微生物に汚染されてしまったであろうから、今までどおりの環境は保てなくなったのだろうと思うと、残念ではある。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

南極氷床下の湖に約4000種の微生物、岩の含有物食べる 研究
AFP=時事 8月21日(木)12時34分配信
【AFP=時事】南極の氷床下800メートルに閉ざされた暗い湖中に、岩の含有物などを食べる微生物の群生が存在しているとの研究論文が、20日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。

 研究の対象となったのは、1300万平方キロメートルの氷床下に数千年前から隠されてきたウィランズ湖(Lake Whillans)から採取した水や沈殿物のサンプル。研究チームは2013年1月、厚さ800メートルの氷床に穴を開け、氷床下の湖に達する直径60センチの井戸を掘った。

 米国やイタリア、英ウェールズ(Wales)の科学者らによる研究チームは、フィルターと殺菌用UVシステムが取り付けられた熱水ドリルを使い穴を開けた。これは前年の研究で採取したサンプルに「汚染物質」が混入したことへの対応だ。

 採取されたサンプルからは、少なくとも3931の種および種群による「多様な微生物の群生」が見つかった。「そのうちの多くは、岩からエネルギーを得ており、炭素の供給源として二酸化炭素を利用している」という。

 微生物から抽出したDNAを分析した結果、87%はバクテリアに、3.6%は「アーキア(古細菌)」と呼ばれる単細胞生物にそれぞれ関連していることが分かった。しかし800近くの有機体については分類することができなかった。

 ウィランズ氷河底湖調査プログラム(Whillans Ice Stream Subglacial Access Research Drilling、WISSARD)と名付けられたこのプロジェクトに出資している全米科学財団(National Science Foundation、NSF)は、「WISSARDの最新報告は、南極の氷床下に微生物の機能的な生態系が存在していることを示す初めての決定的な証拠を提供している。10年以上前から推測されてきた、このような環境における生命の存在が裏付けられた」と声明で発表した。【翻訳編集】 AFPBB News


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