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<10月31日はハロウィーン。日本でも年々盛り上がりを見せ、今年は仮装をして楽しもうと計画している人がいるのではないでしょうか。ハロウィーンの仮装で、普段は使わないカラーコンタクトレンズを使う予定の人もいるでしょう。しかし、コンタクトレンズの誤った使用は視覚を損なう危険があります。リスクを知り、正しく使いましょう。>
ハロウィーンというのが流行っているそうな。市場規模で、バレンタインを抜くとか抜いたとか。びっくりだ。
私には、そんなものが流行っているのかいないのか、さっぱり分からない。私にとってハロウィーンとは、中学校の頃、英語の教科書の中で紹介されていた、欧米で行われているらしい奇妙な風習でしかない。それは、実態の分からない、本の中だけにある知識にしか過ぎないのだ。
そんな、日本人に何の関係もないハロウィーンで、仮装するためにコンタクトレンズを着けるというのだから、なんともはや、気が知れない。
コンタクトレンズは、医療器具だ。眼球に直接着けるのだから、かなり危険だと、素人でも分かると思うのだが、危険を何も感じない人がいるのだろうか。不思議でならない。記事には、<リスクを知り、正しく使いましょう>とあるが、違うだろう。目に疾患がなければ、使う必要はない。
以下、ニュース 一部、フォントを変えてある。
<ハロウィーン>仮装用のカラコンに潜む恐ろしいリスク
毎日新聞 10/29(土) 10:00配信
10月31日はハロウィーン。日本でも年々盛り上がりを見せ、今年は仮装をして楽しもうと計画している人がいるのではないでしょうか。ハロウィーンの仮装で、普段は使わないカラーコンタクトレンズを使う予定の人もいるでしょう。しかし、コンタクトレンズの誤った使用は視覚を損なう危険があります。リスクを知り、正しく使いましょう。【医療プレミア編集部・瀬上順敬】
◇最悪の場合は失明も
ハロウィーンは元々、古代ケルト人が秋の収穫を祝った祭りが起源と考えられています。米国では、子どもたちが魔女などに仮装して近所の家を訪ねて回る民間行事として定着。一方、若者たちはゾンビや魔女など「怖い」仮装をして楽しみます。
この時期、仮装の一環で医師の処方を受けないコンタクトレンズの使用が増えることから、米国眼科学会は「処方なしでコンタクトレンズを使う五つの恐ろしいリスク」と題した警告を出し、注意を呼び掛けています。どのようなリスクがあるのか、順に見ていきましょう。
1)角膜剥離 きちんと目に合ったレンズを装着しないと、目の表面を傷つける恐れがあります。痛みだけでなく、回復不可能な目の損傷を受ける可能性があります。
2)感染症 処方によらないコンタクトレンズ装着は、角膜炎のリスクを16倍高めるとの研究があります。抗菌剤やステロイドの点眼薬で早期に治療すれば視力を保つことができますが、時には角膜移植などの手術が必要になるケースもあります。
3)伝染性結膜炎(Pink eye) コンタクトレンズを他の人と使い回すなどすると、細菌による感染症が広がる恐れがあります。伝染性結膜炎は非常にうつりやすいのです。
4)視力低下 原因が角膜の傷、感染症のどちらであっても、視力低下を引き起こします。
5)失明 医師の処方によらないコンタクトレンズの装着は、永続的な視力喪失の原因になります。
同学会は「一夜限りのハロウィーンの完璧な仮装に、あなたの視力を危険にさらす価値はありません」とコメントしています。
◇日本でも盛り上がるが…
日本でもハロウィーン人気は右肩上がり。商戦の市場規模は4年で倍以上となり、バレンタインに迫る勢いだそうです。昨年は、全国の繁華街が仮装した若者らであふれ、その中にはカラーコンタクトレンズで不気味さを演出した人も見受けられました。インターネットでは現在「ハロウィーン向き」をうたったさまざまなカラーコンタクトレンズが販売されています。
日本コンタクトレンズ協会が2014年、おしゃれ用の度なしカラーコンタクトレンズ使用者にアンケートしたところ、約7割が眼科を受診したことがなく、レンズ使用方法の説明を受けたことがない人も6割以上にのぼったそうです。また、国民生活センターは同年、カラーコンタクトレンズは通常の透明なレンズより目のむくみなどの症状を起こしやすい製品が多い、とする実験結果を発表しています。
人間が外界から受ける情報量の8割を視覚が占めるとする説があります。大勢で仮装をするのは楽しいかもしれませんが、視力を損なえばそうした楽しみも失われかねません。間違ったコンタクトレンズの使用は、ゾンビより恐ろしい結果をもたらすこともあるのです。
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