腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

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<欧州の海岸に広く生息するありふれた軟体動物、カサガイの歯は、知られている中で最強の天然物質でできている可能性があるとの研究論文が18日、英国王立協会(British Royal Society)の学術誌「Journal of the Royal Society Interface」で発表された。>

 柔らかな体を持つ軟体動物が、最も硬い歯を持っていたというのが、取り合わせの妙というのか、自然の面白いところだ。
 生物の持つ驚異の能力には、しばしば驚かされる。我々の周りには、数え切れないほどの生物がいる。その中には、まだまだ驚きの能力を秘めたものがあるだろう。それらの能力がひとつひとつ解き明かされ、それらを知ることは、科学者ではない我々にも、尽きない楽しみを与えてくれるに違いない。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

カサガイの歯は「最強の天然物質」 英研究
AFP=時事 2月19日(木)13時13分配信
【AFP=時事】欧州の海岸に広く生息するありふれた軟体動物、カサガイの歯は、知られている中で最強の天然物質でできている可能性があるとの研究論文が18日、英国王立協会(British Royal Society)の学術誌「Journal of the Royal Society Interface」で発表された。

 英ポーツマス大学(University of Portsmouth)などの研究チームが発表した論文によると、この歯を研究室で複製できれば、破損した歯の修復、防弾チョッキの作製から、未来型の自動車や飛行機の製造にまで応用可能な、超強力かつ軽量な物質を作ることができるという。

 論文の主執筆者、同大のアサ・バーバー(Asa Barber)氏は「これまでは、クモの糸が最も強度が高い生物由来物質と考えられていたが、カサガイの歯は、潜在的にそれより高い強度を示すことが今回の研究で判明した」と語る。

 カサガイの長さ1ミリ足らずの歯は、歯舌(しぜつ)と呼ばれる舌に似た器官の上に列をなして生えており、栄養価の高い藻類を岩から削り取って食べるのに使われている。

 研究室内で行われた実験では、直径約6センチの灰白色の貝殻を持つ海水性食用貝類の一種、セイヨウカサガイ(学名:Patella vulgata)の歯を調べるのに、物質を原子レベルの分解能で分析する「原子間力顕微鏡法」という手法が使われた。

「カサガイの歯は、強度を得るために生物が作り出した物質の一例だ。特にこれらの歯は、岩の表面から餌を削り取るのに使われる際、力学的に頑強である必要や、甚大な破損を回避する必要があるからだ」
と論文は記している。

 物質が引き伸ばしや引っ張りに対して破損せずに耐えられる最大応力である「引張強度」については、カサガイの歯は3〜6.5ギガパスカル(GPa)の強度を持つ。これに対し、クモの糸の引張強度は1.1GPaに過ぎないと研究チームは指摘する。

 またカサガイの微小な歯は、有機成分と無機成分の両方が混合された「ハイブリッド材料」でできていることが、さらなる調査で分かった。これには、極めて硬い鉱物の針鉄鉱でできた長くて極細のナノ繊維が含まれる。

 カサガイの歯の力学的強度は、航空機製造に用いられる強度6.5GPaのカーボンファイバーなどの「最強の合成繊維の強度に匹敵する」と論文は述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

<三菱電機は17日、海流の速さを観測する海洋レーダーを活用し、津波の規模を早期に推定して避難に必要な時間を確保する技術を開発したと発表した。平成27年度中の製品化を目指し、地方自治体や沿岸に施設を持つ企業などに売り込む。海洋レーダーによる「津波監視支援技術」は世界初。>

 この新しい方法は、我々がテレビでよく見る津波の発生予測とは全く違う。既に発生した、実際に押し寄せてくる津波を観測するものだ。従って、海岸に到達した時の津波の高さを推定することが可能だ。到達時間まで正確に推定できる。ここまで書いてくると、いいことばかりだが、欠点もある。海洋レーダーは、約50キロ先まで観測できるが、そこから津波が海岸に到達するまで、約15分しかないのだ。避難に使える時間は、約10分ということになる。
 10分というのは、短い気もするが、これは有効な数字なのだそうだ。何故なら、住民の避難に必要な時間の目安が、10分とされているからだ。
 すでにある海洋レーダーを使うのだから、新しくレーダーを開発する必要が無い。既にレーダーを設置してある場合は、それを利用することも可能なのではないか。また、津波だけではなく、海流の速さも観測できるから、漁師町や港でも設置する価値があるのではなかろうか。画期的な技術だと思う。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

海洋レーダーで津波規模推定 三菱電機、世界初「避難の10分」確保
産経新聞 2月18日(水)7時55分配信
 三菱電機は17日、海流の速さを観測する海洋レーダーを活用し、津波の規模を早期に推定して避難に必要な時間を確保する技術を開発したと発表した。平成27年度中の製品化を目指し、地方自治体や沿岸に施設を持つ企業などに売り込む。海洋レーダーによる「津波監視支援技術」は世界初。

 海流を観測する海洋レーダーは本来、津波の監視を目的としていない。津波が発生しても、通常の海流と区別できなかったからだ。だが、同社はデータから通常の海流などを除去し、津波部分だけを抽出する技術を開発。流速や地形データから津波の高さなどを推定できるようになった。

 また、これまでの津波探知に使われる光学センサーなどは20キロ以上の距離になると観測できない場合があったが、海洋レーダーでは約50キロまでの沖合を観測可能だという。

 沖合50キロで感知できた津波は沿岸に到達するまでに約15分かかるため、住民の避難に必要な時間の目安とされる10分を確保できる。同社では東日本大震災の発生を契機に、今回の技術の検討を始めた。製品化されれば、データを解析する信号処理装置とレーダーをセットで売り込む方向だ。

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