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<「金属ごみかな?」と思い、引き出してみると、全長30センチほどの釣り鐘状の金属の物体。ずしりと重く、表面には青サビが付着し、中に砂が詰まっていた。「歴史の本で見たことがある」とスマートフォンで調べ、銅鐸とわかった。大小2個が「入れ子」の状態になっていたが、土を落とした際に外れたという。>
発見者の西田さんと発見物を破棄しなかった社長の松本さんは、表彰ものだ
第一発見者の西田さんは、表彰ものだ。作業の邪魔になるものなのに、考古歴史的に貴重なものかもしれないと気付いたことがすばらしい。気付かなければ、破壊され捨てられていたかもしれない。
報告を受けてそれを公にした社長の松本さんも、表彰ものだ。後の作業日程の妨げになるからと、隠したり破棄したりしなかったのが素晴らしい。お二人とも見識のある人物である。
以下、ニュース 一部、フォントを変えてある。
「金属ごみかな?」…重機で作業中、偶然気付く
読売新聞 5月19日(火)22時23分配信
兵庫県南あわじ市(淡路島)で見つかった7個の銅鐸。
今回の発見は、全くの偶然から生まれた。
第一発見者は、西田達(とおる)さん(51)。西田さんによると、4月8日朝、副工場長を務める南あわじ市の砂利加工会社「マツモト産業」の工場で、重機を使って高さ約5メートルの砂山から砂をすくった際、大きな塊があるのに気付いた。
「金属ごみかな?」と思い、引き出してみると、全長30センチほどの釣り鐘状の金属の物体。ずしりと重く、表面には青サビが付着し、中に砂が詰まっていた。「歴史の本で見たことがある」とスマートフォンで調べ、銅鐸とわかった。大小2個が「入れ子」の状態になっていたが、土を落とした際に外れたという。
同社によると、砂は工場から約10キロ北西で、海岸から1キロほど内陸の同市松帆地区の田んぼなどから採取。7メートルほどの深さまで掘って、いったん資材置き場に置いた後、工場に運んだという。地区の砂は細かく質が良いことで知られる。社長の松本康宏さん(70)は「よく壊れずに残っていた。長い間、砂が守っていたのでは」と話している。
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