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<鳥羽水族館(三重県鳥羽市)が購入した深海魚に寄生していた生物が新種であることがわかり、学会誌に記載された。深海魚トリカジカのエラにいたことから「トリカジカエラモグリ」と命名され、館内の「へんな生きもの研究所」で標本が公開されている。>
深海には、知られていない生物がまだまだいると思われる。寄生生物にも新種がいて不思議はない。ラテン語の学名には発見者の「モリタキ」の名が入った。日本人の名前が入ったこともうれしい。
深海には、エサが少ないだろう。他の生物に寄生して生きるというのは、生き残るための選択として有利なのだろうか。通常の生物に比して、深海生物には寄生生物が多いのか少ないのか、分析してみるのも面白いかもしれない。
以下、ニュース 一部、フォントを変えてある。
深海の寄生虫、新種を発見 鳥羽水族館で標本公開
朝日新聞デジタル 2016/12/31(土) 10:02配信
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)が購入した深海魚に寄生していた生物が新種であることがわかり、学会誌に記載された。深海魚トリカジカのエラにいたことから「トリカジカエラモグリ」と命名され、館内の「へんな生きもの研究所」で標本が公開されている。
昨年1月、尾鷲市沖で採れたトリカジカ(体長30センチ)を海水魚の業者から購入。このうち2匹のエラやヒレなどに5匹(体長8ミリ〜30ミリ)の寄生虫がいるのを森滝丈也学芸員(47)が見つけた。
タイなどの口の中に寄生するウオノエ類と分かったが、トリカジカへの寄生例は聞いたことがなく、標本化して研究者に送付した。鑑定にあたった研究者らが新種と確認。今月の日本甲殻類学会の国際誌にウオノエの新種で、和名をトリカジカエラモグリとする論文が掲載された。ラテン語の学名には発見者の「モリタキ」の名が入った。
森滝学芸員は「学名に自分の名が入りうれしい。知られていない生きものをぜひ見ていただきたい」と話す。「へんな生きもの研究所」は甲殻類のダイオウグソクムシを展示するが、トリカジカエラモグリも同じ等脚目に属するという。(荻野好弘)
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