腹立ち紛れ(笑)

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<「青森のリンゴは硬い」。青森県内のリンゴ関係者に、県外からこんな苦情が届くことがあるという。リンゴが硬いのは新鮮な証し。生産者からすれば、むしろ褒め言葉だ。誤解の多いリンゴへの理解を深めてもらい、将来の消費者を獲得しようと、県や関係団体は西日本を中心に食育活動に力を入れている。>

 リンゴが硬いという苦情があるとは、知らなかった。リンゴは硬い方が美味いのに…。
 リンゴは品種によって硬さや舌触りが違う。私は柔らかいものも好きだが、どちらがより好きかと聞かれれば、硬い方が好みだ。あの硬いのを歯で嚙み潰す時の感触が、爽快だ。しかも新鮮なものほど硬いと知れば、ますます心地よい。
 西日本の人はリンゴのことをよく知らないと言われれば、そうかもしれない。私は関西に住んでいるのだが、硬いリンゴが好きだといっても、品種によって硬さが違うことは知っていても、では、どの品種が固いのかあるいは柔らかいのかと言われると、答えられない。売る側も、そのあたりにはあまり注意を向けないようだ。専ら注意を向けるのは、甘いかどうか。せいぜい酸味が強いかまでで、硬さや舌ざわりにはほとんど触れることがないようだ。
 青森県やリンゴの関係団体が、食育活動に力を入れてくれるというなら、売る側にもう少し詳しい表示をするように働きかけてもらいたいと思う。それから、味や硬さよりももっと知らせなければならないことがある。それはリンゴの表面の艶やべたつきのことだ。あれをワックスが塗ってあるのだと思っている人が、かなりの数いるのではないか。聞くところによると、国内産のリンゴにはワックスが使われていないらしい。ワックスの誤解は、硬さの誤解よりもはるかに問題だ。それは食の安全性の問題だからだ。この点を周知徹底させることは、生産者にとっても消費者にとっても大変利益になることである。関係団体の方々には、大いに宣伝してもらいたい。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

<青森リンゴ>硬いと苦情 実は新鮮の証し
河北新報 1/24(火) 12:19配信

 「青森のリンゴは硬い」。青森県内のリンゴ関係者に、県外からこんな苦情が届くことがあるという。リンゴが硬いのは新鮮な証し。生産者からすれば、むしろ褒め言葉だ。誤解の多いリンゴへの理解を深めてもらい、将来の消費者を獲得しようと、県や関係団体は西日本を中心に食育活動に力を入れている。

 生産者をサポートする県りんご協会(弘前市)によると、新鮮なリンゴは硬く、収穫後の熟度が進むと軟らかくなるという。
 「硬い」という苦情が届く背景を、協会の担当者は「以前は県外の消費者に届くまで時間がかかり、軟らかいリンゴが出回っていた。西日本ではミカンなどの軟らかいかんきつ類を食べるので、果物に対するイメージも違う」と分析する。
 担当者によると、「王林」や「トキ」など黄色品種のリンゴを購入した消費者が、いずれ赤くなると思って保管していることがあるという。また、熟すと表面が光って見える「油あがり」という現象を、消費者が「油を塗っている」と勘違いするケースもある。
 東京や大阪など大規模な市場に出回るリンゴの7割以上が青森県産。リンゴの消費拡大は、県産リンゴの消費拡大に直結する。
 県はリンゴの正しい知識を広めて将来の消費者を獲得しようと、2007年から西日本を中心に県外の幼稚園や保育園、小中学校などで出前授業を行ってきた。実施主体は、県産リンゴを取り扱う青果会社の職員で構成する「青森りんごの会」。同会の「青森りんごマスター」らが講師を務め、リンゴのおいしさや食べ方、健康機能性などを伝えている。
 県外での出前授業は15年度までに延べ467回、受講者数は延べ約3万7000人に上る。09年からは大阪府や福岡県を中心に、三村申吾知事がリンゴの魅力を広める「アップルスクール」も展開している。
 県りんご果樹課の鳴海和人課長は「リンゴになじみの薄い西日本などで、将来的な消費の拡大を狙っている。授業を通してリンゴのおいしさを伝え、ファンを増やしたい」と語る。

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