腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

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赤ちゃんも人に教える

<1歳半の赤ちゃんが「あのおもちゃ、見たことないでしょ」などと相手にとって未知の物を推測し、指をさして教えていることを九州大の研究チームが初めて解明した。赤ちゃんが人に教えたがることを示しており、子供は大人から教わるだけという受動的な子供観を見直す研究として注目される。11日、米オンライン科学誌プロス・ワンに掲載された。>

 乳幼児が既に人に何かを教える能力を持っている。それは学習によってだんだんと獲得していくものではなく、生まれつき持っている能力ということなのだろう。人間は学習によって獲得する知識や能力が、他の生物とは比較にならないほど多いと思われるが、生まれつき備えている能力にも大きな違いがあるのだろう。その秘密が少しずつ明らかになることは、実に興味深いことだ。それにしても、この能力を証明する実験をよくもまあ考え付いたものだ。素晴らしい研究だと思う。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

<赤ちゃん>「教えたがり」…受動的な子供観見直しも
毎日新聞 9月12日(金)8時30分配信
 1歳半の赤ちゃんが「あのおもちゃ、見たことないでしょ」などと相手にとって未知の物を推測し、指をさして教えていることを九州大の研究チームが初めて解明した。赤ちゃんが人に教えたがることを示しており、子供は大人から教わるだけという受動的な子供観を見直す研究として注目される。11日、米オンライン科学誌プロス・ワンに掲載された。

 ◇九大研究チームが実験

 九大の橋弥和秀准教授(比較発達心理学)らは、生後13〜18カ月の赤ちゃん計32人を対象に二つの実験を比較した。ボールや鈴などおもちゃ12個を準備。例えば、ボールで大人と1分間遊んだ後、その大人の背後にボールと鈴の二つを見せるなどおもちゃを替えて繰り返した。ボール遊びをした後は、鈴を指さすなど赤ちゃんは計64回のうち41回(64%)は遊んでいない方のおもちゃを指さした。

 一方、ボール遊びの後で、遊んだ相手とは別の人が来て背後にボールと鈴を置くなどしたところ、遊んでいないおもちゃを指さしたのは63回中30回(48%)で、遊んだおもちゃとの差はなかった。この傾向は、赤ちゃんがおもちゃに注視する時間から、おもちゃに関する好みとは関係ないことも確かめた。

 この結果から、赤ちゃんは目の前の大人を認識し、相手にとって未知の新しい物を指さして教えていると分かった。大人同士の会話で「これ、知っている?」と相手の注意を引くのと同じで、教えたがる欲求を持っていると考えられる。

 橋弥准教授によると、近年、乳児が教わる側として有能であることを示す研究成果は多い。しかし、今回の研究は1歳半の時点で相手の認識を推し量る能力を備え、自発的に情報を提供していることを示している。橋弥准教授は「教えたがるという新しい子ども観を示すことで教育活動にも影響を与えるだろう」と話している。【関東晋慈】

<家庭用の蓄電池システムなどに用いられる大型リチウムイオン電池の寿命を6倍以上に延ばす材料の開発に、京都大工学研究科の田中功教授や田中勝久教授、藤田晃司准教授とシャープの共同研究グループが成功した。>
<実験によって、毎日1回の充放電の場合、寿命がこれまでの10年余りから約70年に延びる予測結果を得たという。>


 10年と70年では大きく違う。10年だと、同じものを何度か買い替えなければならない。しかし、70年だと、その間に技術が進歩するだろうから次の買い替えは全く別のものを買うことになる可能性が高い。また、次に買うのは、子供の代になるのだろう。
 この新素材は、適当に試したものではなく、<量子力学の理論だけを基にした計算手法で、最適な正極の元素の組み合わせを探した>のだそうだ。この方法は、電池以外にも応用が利くというから、まさに画期的である。


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リチウム電池寿命6倍超に 京大教授ら新材料開発
京都新聞 8月3日(日)9時9分配信
 家庭用の蓄電池システムなどに用いられる大型リチウムイオン電池の寿命を6倍以上に延ばす材料の開発に、京都大工学研究科の田中功教授や田中勝久教授、藤田晃司准教授とシャープの共同研究グループが成功した。英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」で1日発表した。
 大型リチウムイオン電池では、正極にリン酸鉄リチウムが使われる。ただ、充電時に大きく収縮するためひび割れなどで劣化しやすく、電池寿命の短縮化の原因になっている。
 グループは、量子力学の理論だけを基にした計算手法で、最適な正極の元素の組み合わせを探した。その結果、リン酸鉄リチウムのうち、鉄の一部をジルコニウムに、リンの一部をケイ素にそれぞれ置き換えると体積変化が大幅に減ることが分かった。
 実際に合成すると、計算結果と同等の機能があることを確認。実験によって、毎日1回の充放電の場合、寿命がこれまでの10年余りから約70年に延びる予測結果を得たという。田中功教授は「今回の計算で新材料を探す手法は、リチウムイオン電池以外にも広く適用できる」と話している。

<ぬれたろうそく立てでろうそくを使うと、火がついた芯が飛び、火災を招く恐れがある。総務省消防庁は「溶けたろうと水分が反応した際に起きる現象」として、メーカーとともに注意を呼びかけている。>

 この現象は、枚方市の住宅で居間の障子が燃えるぼやが発生し、その原因を調査したことから発見された。その家の住人が、「使う前に、ろうそく立てを水で洗った」と話したことから、ろうそく立ての受け皿に水が残っていたらしいことが分かったのだ。
 この現象は知らなかった。家に仏壇があるなら必ず知っておかなければならないことだ。水があることが火事の原因になるなどとは思わない。水があれば確実に火は消えるだろうと思うのが普通だ。わざわざ受け皿に水を入れている人もいるかもしれない。原因の分からない火事や火の不始末が原因と思われている火事の中には、ろうそく立ての受け皿の水が原因のものがあるかもしれない。確実に火を消すためと思って入れた水が火事の原因になるとは思いもしないだろう。ろうそく立ての受け皿に水を入れてはいけない。しっかりと覚えておこう。


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ろうそく立て、ぬらすと危険 芯が飛んで火災招く恐れ
朝日新聞デジタル 7月17日(木)8時1分配信
 ぬれたろうそく立てでろうそくを使うと、火がついた芯が飛び、火災を招く恐れがある。総務省消防庁は「溶けたろうと水分が反応した際に起きる現象」として、メーカーとともに注意を呼びかけている。

 この現象を突き止めたのは大阪府の枚方寝屋川消防組合本部。昨年2月、枚方市の住宅で居間の障子が燃えるぼやが発生。現場近くにろうそく立てが置かれていたが倒れた形跡はなかった。住人は「使う前に、ろうそく立てを水で洗った」と話した。

 同本部はろうそく立ての受け皿部分に水滴をたらして再現実験を開始。ろうそくが燃え尽きる直前、最後に残った数ミリの芯が受け皿から「パチッ」と音を立てて跳ね上がった。数種類のろうそくで約600回実験を繰り返し、20回(約3%)確認した。最大で約50センチはじけ飛んだ。

 消防庁・消防研究センターも同じ実験をし、「受け皿に残った水分が、溶けた高温のろうと接触して瞬間的に気化し、空気が膨らむ力で芯が跳ね上がった」と分析した。

 同本部警防課の多田和容さん(40)は「今回はろうそく立てが残っていたため原因が判明したが、こうした火災が過去にも起きていた可能性はある」と話す。

 全日本ローソク工業会(東京都)は、ろうそくメーカーに対し、取り扱い説明書に「水分が残っている場合は完全に拭き取って下さい」などと記載するよう求めた。工業会の鳥居邦夫会長(61)は「安全な使い方のPRに力を入れていきたい」と話す。(高橋淳)

「四翼」恐竜

<中国で発掘された、羽のある翼のような付属肢を4本持つ奇妙な恐竜の化石が、鳥類の起源に関する新たな手掛かりをもたらす可能性があるとの研究論文が、15日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。>

 私は、「四翼」恐竜というものを知らなかった。翼が4枚あったら、2枚よりも飛行するには有利ではないのだろうか。飛行の先輩である昆虫は、羽が4枚だ。その方が飛行に適しているからだろう。
 鳥が恐竜から進化したものであることは、ほぼ間違いが無いらしい。しかし、鳥の翼は2枚だ。鳥が現れる前に4枚の翼を持つ恐竜がいたのに、どうして滅びてしまったのだろうか。恐竜が空を飛ぶためには4枚よりも2枚の方が有利だったのだろうか。興味深いことである。


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中国で発見の「四翼」恐竜の化石、鳥類の進化解明のカギに 研究
AFP=時事 7月16日(水)9時13分配信
【AFP=時事】中国で発掘された、羽のある翼のような付属肢を4本持つ奇妙な恐竜の化石が、鳥類の起源に関する新たな手掛かりをもたらす可能性があるとの研究論文が、15日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。

 中国・遼寧(Liaoning)省にある発掘現場から見つかったこの驚くほど保存状態が良い化石は、約1億2500万年前に生息していた小型のスリムなシチメンチョウほどの大きさの肉食動物「チャンギュラプトル・ヤンギ(Changyuraptor yangi)」のものだ。

 この恐竜は、くちばしの先から尾の先端までが1.3メートル。非常に長い尾を含め、体全体は見事な羽毛で覆われていたと思われる。

 米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)の自然史博物館(Natural History Museum)のルイス・チアップ(Luis Chiappe)氏は「チャンギュラプトルの長さ30センチの驚くべき尾羽は、羽毛を持つ恐竜の中で群を抜いて長い」と語る。

 見つかった化石は成体のものとみられ、体重は4.5キロ程と想定された。これまでに発見されたいわゆる「四翼」恐竜としては最大となる。

「ミクロラプトル(Microraptor)」類として知られるこの種の恐竜は、腕と脚すべてに長い羽毛を持っていたが、どの程度うまく空を飛べていたかについては大きな論議となっている。

 ただチャンギュラプトルについては、ある程度の飛行や滑空ができたことが今回の発見では示唆された。非常に長い尾羽で空力制御と安全な着陸が行えた可能性がある。

 もしその考え方が正しければ、鳥類は羽毛が生えた小型の獣脚恐竜もしくは二脚恐竜から進化したとする説は見直しが必要になる。

 チアップ氏は、プレスリリースの中で「恐竜の飛行は、非常に小さな獣類だけに限られるものではなく、体長がさらに大きい恐竜でも可能だったことを、新たに発見の化石は示している」と述べる。

「恐竜の飛行の複雑な意味合いを理解するには、さらに数多くの証拠が必要になるが、チャンギュラプトルが正しい方向への大きな飛躍であることは明白だ」


■鳥類の起源

 鳥類の起源をめぐっては、古生物学者らの間で数々の議論が行われてきた。

「最初の鳥」の称号は数十年にわたり、ドイツの石灰石の採石所で標本11体が発見された、1億5000万年前の始祖鳥(Archaeopteryx)が保持してきた。

 だが数年前に、さらに時代の古い始祖鳥の近縁種とみられる1億6000万年前の化石が中国で発見されたことで、最初の鳥をめぐる状況は不明瞭になった。

 チャンギュラプトルの尾は、最初の鳥に至る長い進化の道筋の一つを示すことで、この議論に寄与している。

 共同研究者の1人、米ストーニーブルック大学(Stony Brook University)のアラン・ターナー(Alan Turner)氏は、「長年にわたり鳥類に関連付けられてきた多数の特徴は、実際には最初の鳥が登場するよりずっと前に恐竜で進化していた」としながら、「この中には、含気骨、営巣行動、羽毛、おそらく飛行も含まれるだろう」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

<国立天文台重力波プロジェクト推進室は7月4日、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」を設置するためのトンネルが、3月末に掘削を完了したことを記念し記者会見を行った。東京大学の濱田純一総長同席の下、岐阜県飛騨市神岡町で開催された。>
<重力波の予言から100年程度たった今に至るまで重力波の直接観測には誰も成功していない。KAGRAはこのような重力波を直接観測することを目指している。>


 望遠鏡なのにトンネルを掘削してその中に設置するとは、一般的な望遠鏡の概念から言うと、実に奇妙なことだ。最先端の技術には、普通の常識が通用しないのか、或いは、望遠鏡という名称の付け方が間違っているのか。
 トンネルを掘削して設置しなければならないとは、随分大規模なもののようだ。大規模施設というと、カミオカンデが連想される。科学的に有力な説から陽子の崩壊が予想された。その陽子の崩壊を観測しようと作られたのがカミオカンデという巨大施設だ。しかし、陽子崩壊は観測できなかった。正しいと思われていた理論が間違っていたのだ。その後、より精密で大規模なスーパーカミオカンデが作られたが、いまだに陽子崩壊は観測されていない。理論予想より陽子の寿命がはるかに長かったためと考えられているらしい。
 この本来の目的を遂げられなかったカミオカンデだが、別のものを捉えた。超新星爆発で発生したニュートリノを感知したのである。この功績もあって小柴博士はノーベル賞を受賞した。カミオカンデは大きな功績を挙げたのだ。
 さて、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」は、重力波を観測できるだろうか? もし、観測できなくても別の用途があるのだろうか?


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」設置のためのトンネルを公開…重力波の観測へ
レスポンス 7月8日(火)5時30分配信
国立天文台重力波プロジェクト推進室は7月4日、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」を設置するためのトンネルが、3月末に掘削を完了したことを記念し記者会見を行った。東京大学の濱田純一総長同席の下、岐阜県飛騨市神岡町で開催された。

また同日、トンネルの見学会も実施され、報道陣や関係者にトンネルを公開した。見学会には、自然科学研究機構の佐藤勝彦機構長、国立天文台の林正彦台長、海部宣男元台長も出席した。

今後は完成したトンネル内に、大型真空設備を始めとした実際の装置を設置する作業が開始される。

国立天文台では、KAGRAで用いられる超高性能防振装置や、散乱光対策光学系などの開発を行っており、これらの装置は順次導入される予定。

重力波はアインシュタインの一般相対性理論によって1916年に予言した時空の波。超新星爆発や、中性子星連星の合体などの天体現象に伴い強い重力波が放出されるとされており、このような重力波が到来すると、空間が伸び縮みすると考えられている。

重力波の観測が成功すれば、一般相対性理論の予言した物質の動きと世界との関係が確かめられ、また、ブラックホール形成のようすなど、光では観測できない宇宙の姿を観測する「重力波天文学」という新たな分野の創成につながると期待されている。

しかし、予想されている重力波によって発生する空間の伸び縮み量が3kmに対して10のマイナス17乗cm程度と極めて小さいため、重力波の観測は簡単ではないとされている。このため、重力波の予言から100年程度たった今に至るまで重力波の直接観測には誰も成功していない。KAGRAはこのような重力波を直接観測することを目指している。

《レスポンス 山内 博》


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