腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

外来生物

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<つまり日本のミジンコは、(1)遺伝的に北米産ミジンコと同じ、(2)北米産ミジンコとの雑種だが、国内で有性生殖をした形跡がない──ことから、日本固有種ではなく北米からの外来種と結論付けた。日本の池に住むミジンコは、北米から来た4個体の雌から単為生殖だけで増え続けたクローンということになる。>

 子供の頃には、かなり馴染みが深かった。金魚を飼っていたからだ。その頃、金魚の餌にはミジンコを使っていた。近所の小川でミジンコを捕まえてきて水槽に入れ、金魚が口をパクパクさせて食べるのを見ていた。ミジンコは小さな生き物だが、水中で結構元気よく動いていたのを覚えている。
 そのミジンコが、実は外来種だったことが判明した。私は、そうかもしれないと思った。外来種は、しばしば人間の近くの汚れた環境にいることが多い。ミジンコも近所の汚れた川にいた。だから、外来種と聞いて、そうかもしれないと思ったのだ。
 現在、外来種による生態系への影響が問題になっている。だがそれは、通常の大きさの生物のことだ。微生物の世界ではどうなのだろうか。このことが私には、以前から気になっていた。今回、ミジンコが外来種であったことが分かって、微生物の世界でも外来種による生態系への影響があることが判明した。通常の生物でも、外来種の侵入を防ぐことは、かなり大変なことだが、微生物の世界となると、侵入を防ぐことは、不可能なのではないかと思われる。在来種の健闘を祈るしかないのだろう。
 さて、このミジンコだが、一部は、700年以上も前に入ってきたらしい。一体どうやって入ってきたのかが、謎であるらしい。すぐに考え付くのは、渡り鳥によるものだが、それでは、ミジンコの遺伝子型がたった4種類しかないということの説明がつかないという。確かに、渡り鳥により定期的に入って来るなら、もっとはるかに多くの遺伝子型があるはずだ。
 どうやって入って来たのか、この謎のミジンコだが、絶対単為生殖であるため、このまま外から新しいミジンコが入ってこなければ、日本から消えてなくなる運命にあるのだそうだ。謎は謎のまま消えてしまうのだろうか。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

日本のミジンコ、実はアメリカ外来種だった たった4個体から全国に どこから? 東北大発表
ITmedia ニュース 4月7日(火)17時39分配信
 日本のミジンコはアメリカから来た外来種で、たった4個体からの直系子孫だった──東北大学大学院の研究チームは、日本に生息するミジンコのDNAを調べた結果、意外な結果が分かったと発表した。うち2個体は黒船来航以前に侵入したと見られ、どんなルートで日本にやってきたのかなど、小さな生き物が大きな謎を投げかけている。

 ミジンコは大きさ数ミリの甲殻類。雌だけで繁殖する「単為生殖」を行うが、環境が悪化すると雄を生み、有性生殖を行って、乾燥にも耐える「休眠卵」を産む。

 東北大学大学院生命科学研究科・占部城太郎教授の研究チームは、国内300カ所以上のため池や湖で調査し、採集したミジンコのミトコンドリアDNAと細胞核DNAを解析した。

 その結果、母親から子へほぼそのまま受け継ぐミトコンドリアDNAには4つのタイプが見つかり、それぞれ北米のミジンコとよく似ていた。また細胞核DNAからは、日本には生息していない北米産ミジンコとの雑種であることも分かった。

 細胞核DNAの解析からは、核遺伝子型が1種類しかないことも分かった。雄と雌が有性生殖を行えば、雄由来のDNAと雌由来のDNAを組み合わせたさまざまな核遺伝子型があるはずだが、それが1種類だったということは、日本のミジンコは有性生殖をしたことがない「絶対単為生殖」型だということになる。実際に飼育実験では有性生殖なしでも休眠卵を産むことが確かめられたという。

 つまり日本のミジンコは、(1)遺伝的に北米産ミジンコと同じ、(2)北米産ミジンコとの雑種だが、国内で有性生殖をした形跡がない──ことから、日本固有種ではなく北米からの外来種と結論付けた。日本の池に住むミジンコは、北米から来た4個体の雌から単為生殖だけで増え続けたクローンということになる。

 ミトコンドリアDNAの変化を調べて時間的な手がかりを推定する手法(分子時計)によると、4タイプのうち西日本で採取された2タイプはごく近年のものだと分かった。一方、日本に広く分布する残り2タイプは、700〜3000年前に日本に来たらしいことが推定された。

 最近やってきた2タイプについては外来魚の放流などが考えられるが、ずっと以前に住み着いた2タイプの侵入ルートは謎だ。渡り鳥に付着していたのだとしら、定期的に侵入することでもっと遺伝的に多様になっているはずだという。

 有性生殖には、遺伝子組み換えにより変化し続けることで寄生などに対抗するメリットがあるという説(赤の女王仮説)がある。絶対単為生殖型の生物はクローン(コピー)であり、遺伝子組み換えがないため新たな病気などに弱く、ミジンコでは約1000年で集団が寿命を迎えるという計算もあるという。日本のミジンコは雄を受け入れられないため、「もし新たな移入個体がなければ、ミジンコは日本からやがて消えてしまうことになる」という。

 成果は陸水・海洋学の国際誌「Limnology and Oceanography」電子版(3月30日付け)に掲載された。

<新潟県弥彦村で、輸入や飼育が禁止されている特定外来生物のカミツキガメが1年余で相次いで6匹見つかり、なぞを呼んでいる。カミツキガメは強固なあごを持ち、人間の指を食いちぎるほどの力を持つ。繁殖力が高く、千葉県の印旛沼では野生下で大量自然繁殖が確認されているが、専門家の間では「新潟で冬を越すのは無理」とされていた。このため、誰かが捨てたとみて警察も捜査に乗り出したが、手がかりはない。村は「なぜうちの村なのか。手の打ちようがない」と困惑している。>

 我国の在来の亀は、イシガメとクサガメだ。我国の野生の亀の実際の状態は、どうなっているだろうか。町やその近辺で見られる亀は、ミシシッピアカミミガメが、最も多いらしい。その次がクサガメで、一番少ないのがイシガメのようだ。クサガメは外来種だという話もあるから、在来種が最も少なくなってしまったわけだ。
 今回次々と見つかっているカミツキガメは、強力なあごを持つ狂暴なやつのようだ。現在は、特定外来生物に指定されているので飼育ができない。指定される前から飼っている場合には、マイクロチップを埋め込まなければならないらしい。新潟では、自然繁殖ができないと言われているが、見つかったカメには、マイクロチップが付いておらず、自然繁殖の可能性が否定できない。熱帯の生き物であるライオンも象も、我国で飼育可能だ。千葉県では、カミツキガメの自然繁殖が確認されている。新潟県で自然繁殖できないという保障は無いと思う。環境省は、調査の予定はないとしているが、本格的な調査が必要であろう。
 我国では、亀は長寿とされ鶴と共に演技が良いものとされてきた。在来種に危険なのがいないから、亀と凶暴というイメージは、結びつかない。せいぜいスッポンに噛まれると大変だというくらいだが、スッポンは、名前にカメという言葉が付いておらず、また、食用にもなるということで、亀とは別物のイメージがある。カミツキガメは、我国の生態系にも文化にもそぐわない。カミツキガメを野生化させてはならない。


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<住民困惑>カミツキガメが次々見つかる村のナゾ
毎日新聞 4月1日(水)11時17分配信
 新潟県弥彦村で、輸入や飼育が禁止されている特定外来生物のカミツキガメが1年余で相次いで6匹見つかり、なぞを呼んでいる。カミツキガメは強固なあごを持ち、人間の指を食いちぎるほどの力を持つ。繁殖力が高く、千葉県の印旛沼では野生下で大量自然繁殖が確認されているが、専門家の間では「新潟で冬を越すのは無理」とされていた。このため、誰かが捨てたとみて警察も捜査に乗り出したが、手がかりはない。村は「なぜうちの村なのか。手の打ちようがない」と困惑している。【真野敏幸】

 県警によると、県内では2009年以降13匹のカミツキガメが発見されているが、このうち7匹が同村で見つかった。県警では、カミツキガメが見つかった場合、危険なため、警察が引き取り、飼い主が分からない場合は環境省に引き渡している。原則、殺処分されている。

 同村では昨年5月から立て続けに4匹見つかったため、県警は何者かが捨てた外来生物法違反などの疑いもあるとみて捜査。調べによると、県内で許可を受けて飼育されているのは2匹で、いずれも飼い主の元で飼われていた。見つかったカミツキガメにはいずれも飼い主の身元を示すチップが埋め込まれていなかった。

 一方、村はカミツキガメが見つかった用水路の近くに注意を促す看板を設置するとともにパトロールを実施。地元小学校などにも文書を配布し、見つけても触らないよう要請した。今のところ、けが人はいないが、今年1月には相次いで、田んぼ脇の用水路の泥の中から、冬眠中とみられるカミツキガメ2匹が見つかった。

 こうした事態に、自然繁殖の可能性を指摘する声も上がっている。だが、県は「カミツキガメは犬や猫などと違って保健所で収容義務のある動物ではない。村が環境省と相談すべき問題」としている。一方の環境省関東地方環境事務所の担当者は「卵や子どもが見つかっていない以上遺棄された可能性が高く、現段階では調査の予定もない」。

 カメを研究している「日本カメ自然誌研究会」代表の矢部隆・愛知学泉大教授(51)は「カミツキガメは順応性が高く繁殖力が旺盛。遺棄されたにしてもこれだけ大量に見つかるのであれば、関係機関が早急にわなを仕掛けるなどして調査すべきだ」と話している。

 ◆カミツキガメ 北米〜南米北部原産。体長は約50センチ。ペットとして輸入されていたが、2005年に外来生物が日本に上陸して生態系に影響を及ぼすことを防ぐ「外来生物法」で特定外来生物に指定され、これ以降、原則として輸入、飼育、販売などが禁止されている。同法施行前から飼っている場合でも、飼育には環境相の許可が必要で、カメにマイクロチップを埋め込み、飼い主を把握できるようにしている。違反した場合、個人は3年以下の懲役、または300万円以下の罰金。数十年生きることもあり、飼い主に捨てられたカミツキガメが全国各地で見つかっている。

 ◆弥彦村で見つかったカミツキガメ◆ 

  発見日    発見地点    体長

(1)2012年4月23日 用水路     約20センチ

(2)  14年5月5日 用水路     約20センチ

(3)     6月17日 用水路     約20センチ

(4)     7月6日 用水路     約30センチ

(5)     7月12日 路上      約50センチ

(6)  15年1月8日 用水路(泥中) 約40センチ

(7)     1月14日 用水路(泥中) 約30センチ

琵琶湖のライギョ

<守山市の赤野井湾を漁場とする玉津小津漁協は、東アジア原産の外来魚、ライギョを売り出している。ブラックバスやブルーギルより前から琵琶湖におり、淡泊な白身で約40年前までは同市でも食されていた。しかし、生で食べられないことや食生活の変化で、ほとんど食べられなくなった。>

 ライギョというのは、カムルチー、タイワンドジョウ、コウタイの3種を言うらしい。私は、子供の頃に近所の小川で捕まえられたライギョを見たことがある。その時は、ライギョとは呼ばず、タイワンドジョウと呼んでいた。金盥に入れられたそいつの顔は、広くて平たい額の特徴的なもので、それを捕まえたと思しき子が、「この額、すごい硬いんやで」と得意げに説明していた。フナやメダカやモロコは見たことがあったが、タイワンドジョウを見るのはその時が初めてだったので、フナやモロコよりも大きくて奇妙な姿をしたそいつを、強そうなヤツだなと思いながら、私は見ていた。
 あのタイワンドジョウをその後どうしたのか知らないが、当時既に近所の川はかなり汚れていたので、フナやモロコも捕まえて遊ぶことはあっても、食べることは無かった。多分、あのタイワンドジョウも一時飼われただろうが、結局もといた川に逃がされたのではないかと思う。
 しかし、水のきれいな琵琶湖では、昔は、ライギョを食べていたという。琵琶湖は今、外来魚が増えて困っているのだから、外来魚であるライギョを食べるというのは、悪くないと思う。うまく宣伝すれば、いい商売になるのではないだろうか。


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目からウロコ…未利用魚を食材に 琵琶湖のライギョやニゴイ
京都新聞 3月6日(金)9時5分配信
 琵琶湖の漁獲量が減少する中、滋賀県内の漁師たちがこれまであまり食べられてこなかった魚を食べやすく加工したり、飲食店などと協力して食材として活用したりしている。担い手の減少と高齢化が進む漁業の経営基盤を安定化させるのが狙いだ。
 大津市の漁業者7人でつくる大津漁業生産組合は昨年11月、ニゴイのかまぼこを試作した。ニゴイはコイ科の魚で、体長は大きいもので50センチ。小骨が多いことから食用には適さないとされ、県がまとめる漁獲量の調査対象にもなっていない。繁殖が盛んなため、高知県では駆除している漁協もあるほどだ。
 �謨飼(うかい)広之組合長(55)の定置網「エリ」には年間50〜60キロが入るが、捕っても売れないため逃がしていた。ブラックバスの加工品作りに取り組んでいた�謨飼さんは「すり身なら小骨を気にしなくてもよいのでは」とかまぼこへの加工を企画。塩と砂糖だけを使い、あっさりとした魚本来の味を引き出した。
 試作段階では、加工会社が買い取る切り身の価格は1キロ150円。県が外来魚捕獲に支払う料金の半値で、ほかの漁業者に広がるかは分からないが、�謨飼さんは「漁獲量が減る現状を打開する策の一つ」と、今月中にも売り出す予定だ。
 守山市の赤野井湾を漁場とする玉津小津漁協は、東アジア原産の外来魚、ライギョを売り出している。ブラックバスやブルーギルより前から琵琶湖におり、淡泊な白身で約40年前までは同市でも食されていた。しかし、生で食べられないことや食生活の変化で、ほとんど食べられなくなった。
 同漁協では、外来水草の繁茂などで在来種の水揚げが近年減少しており、営業担当の阿迦井隆治さん(50)が、年間1トン(推定)捕れるライギョに着目した。食材に使ってもらおうと市内外の店を回り、野洲市のカレー店「俺のカレー食堂 輪(りん)」がフライをのせたカレーを日替わりランチのメニューの一つにすることになった。
 守山市のパン製造会社「滋賀フーズ」でもフライを挟んだパンを昨年9月から期間限定で販売しており、水野茂樹社長(51)は「揚げたては特においしい」。阿迦井さんは「ライギョは元祖・外来魚。食べることで琵琶湖の現状を知ってほしい」と話している。

<石垣市で野生化したカピバラが稲を食べる食害が昨年秋から発生している。2年前に目撃され、当初はおとなしい草食動物で実害はないとみられていた。運動能力が高く、捕獲が難しい上に、行政は「駆除名目が見つからない」と困惑。稲作農家は収入の大半を占める1期米に被害が出ないか気をもんでいる。>
<特定外来生物や有害鳥獣の対象ではなく、市は「ペットが逃げたという認識。飼い主が駆除申請すれば対応は考えられるがそれもなく、勝手に駆除できない。捕獲も難しい」と頭を抱えている。>


 生態系に被害が出てから特定外来生物に指定するという現在の方法では、こういう被害は防げない。被害が出てから指定するのだから、生態系への影響が防げないのは、無論のことだ。
 飼い主が駆除申請すれば対応できるが、それが無ければ何も出来ないとは、まるでお笑いコントを見ているようだ。これが現実なのだから、呆れてしまう。大切な稲を食われ、貴重な生態系に悪影響が出るのを分かっていながら、指をくわえてみているだけとは、なんとも情けない話だ。法律を改正しなければならないのは明らかだと思うのだが、どうだろうか。


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カピバラが稲パクパク、頭抱える農家 石垣市
沖縄タイムス 3月8日(日)10時17分配信
 【石垣】石垣市で野生化したカピバラが稲を食べる食害が昨年秋から発生している。2年前に目撃され、当初はおとなしい草食動物で実害はないとみられていた。運動能力が高く、捕獲が難しい上に、行政は「駆除名目が見つからない」と困惑。稲作農家は収入の大半を占める1期米に被害が出ないか気をもんでいる。
 かみ切られた稲の苗が放置された水田で農家の上地国博さん(74)は「苗が41箱分食われていた。もうショックで…」と声を落とす。5日朝の田植えのため前日、苗箱を水田に置いていた。周囲には3本指の足跡が複数あり、JA担当者は「イノシシは2本指。3本指はカピバラに間違いない」と断言する。
 上地さんはJAから急きょ苗を購入した。2万3千円の出費。「1期米がやられると大損害。早く対応してほしい」と訴えている。
 カピバラは2013年、市内の観光施設から逃げたとの見方があるが、同施設は否定する。水辺に生息し、13年は新川川、14年春から名蔵川で目撃が相次いだ。昨年秋、名蔵の農家からは稲穂が食べられたとの苦情がJAに寄せられた。警戒心が強い上、走ると犬並み、数分間の潜水も可能で、垂直の壁を上る跳躍力もある。市消防は2年前、捕獲に失敗。捕まえれば警察に遺失物として届け出ることもできるが、捕獲は困難と予想されている。
 特定外来生物や有害鳥獣の対象ではなく、市は「ペットが逃げたという認識。飼い主が駆除申請すれば対応は考えられるがそれもなく、勝手に駆除できない。捕獲も難しい」と頭を抱えている。(新崎哲史)

 【ことば】カピバラ 南アメリカ原産の世界最大のネズミの仲間。体長約1メートル、体重40〜60キロ。各地の動物園で飼育・展示されている。

<長崎県対馬市に近年侵入した外来種のツマアカスズメバチについて、環境省は9日、外来生物法にもとづく特定外来生物に指定した。繁殖力が強く攻撃的なため、養蜂業や生態系への影響が心配されており、本土に渡る前に根絶するのが狙いだ。>

 毎度同じことを言うようだが、一旦野生化した外来種を根絶するのは、至難である。特定外来生物に指定しただけで根絶できるだろうか。多少の予算の増額が見込めるらしいから、指定しないよりはましであるが、余程の金と人力を投入しない限り、根絶は難しい。まだ、本土には入っていないのだから、特別に資金を投入するなどして、なんとか根絶してもらいたいものだ。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

長崎・対馬に侵入のスズメバチ、特定外来種に 中国原産
朝日新聞デジタル 1月11日(日)10時28分配信
 長崎県対馬市に近年侵入した外来種のツマアカスズメバチについて、環境省は9日、外来生物法にもとづく特定外来生物に指定した。繁殖力が強く攻撃的なため、養蜂業や生態系への影響が心配されており、本土に渡る前に根絶するのが狙いだ。

 ツマアカスズメバチは、中国やインドなどが原産。体長2〜3センチで、ミツバチなどの昆虫を捕食する。

 韓国では、このスズメバチによって2〜3週間のうちにミツバチ300群中50群が消滅したという報告がある。同国では人に対する刺傷例が都市部では最多のスズメバチだという。ヨーロッパでも、急速な拡大が近年問題になっている。

 対馬では2012年に、韓国経由の働きバチが初確認された。13年度から駆除が行われているが、特定外来生物の指定で、検疫での入国防除が徹底されたり予算の増額が見込めたりする。環境省の担当者は「国内侵入を早期に封じ込める取り組み。本土に渡らないよう、根絶を目指したい」と話す。(奥村輝)


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