腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

外来生物

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釣り人が外来魚を放流

<三重県亀山市下庄町の農業用ため池・北山池で7日、市民グループ「水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座」と小中学生、地元農家の人たち約30人が、池の水を抜く池干しをし、外来魚を駆除した。ブラックバスを違法放流されたため、2年前に続く再度の池干し。作業中の人たちから「許せない」との声が上がった。>

 いまだに外来魚を放流する釣り人がいる。外来魚を放流してはいけないことを知らないのだろうか。それとも知っていて放流するのだろうか。放流した釣り人を罰することは出来るのだろうか。もし罰することが出来るのならば、一体どれほどの罰になるのだろうか。
 このような釣り人がいることを知らされると、日本の自然の生態系を守るのは不可能なのかと暗澹たる気持ちになってしまう。そもそも釣り人にモラルを期待することが間違っているのだろうか。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

釣り人「おれが外来魚を放流」 住民ら、怒りの池干し
朝日新聞デジタル 9月8日(日)12時37分配信
 【佐野登】三重県亀山市下庄町の農業用ため池・北山池で7日、市民グループ「水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座」と小中学生、地元農家の人たち約30人が、池の水を抜く池干しをし、外来魚を駆除した。ブラックバスを違法放流されたため、2年前に続く再度の池干し。作業中の人たちから「許せない」との声が上がった。

 「男1人がゴムボートから魚を釣っているんですよ。『魚なんかいないよ』と声をかけると、『おれがブラックバスを放流した』と言う。注意すると『ため池は税金を使ってできたんだろう』って言い返す始末。本当に腹がたった」

 今年3月まで北山池水利組合の組合長をしていた宮村忠男さん(77)は今春ごろのやりとりを振り返る。2011年10月に組合と「うお座」で外来魚を駆除し、ときおり見回りに来ていた。以前から釣り人を見かけたため、「また放流されたんじゃないか」と心配していたと顔を曇らせる。

<マルハナバチ類は大型のハチで、このうちコマルハナバチ、トラマルハナバチなどの在来種は、多くの日本固有の植物の花粉媒介者となっている。しかし、外来種のセイヨウオオマルハナバチの定着や、人間の土地利用の変化で在来種は減少しているとみられる。外来種は日本固有植物の花粉を運ばないため、植物の繁殖阻害が懸念されているという。>

 マルハナバチ…。そういえば、子供の頃は、毛がいっぱい生えて丸っこい蜂をよく見かけたような気がする。ミツバチよりも大きいが、丸っこいので狂暴な感じはしなかった。蜂だから近寄りはしなかったが。
 このちょっと可愛いマルハナバチが減少しているそうだ。例のごとく、外来種の侵入が原因のひとつらしい。外来種の侵入だけでも、虫の生態系の乱れだが、蜂は植物の受粉の主役であるため、ことは虫の世界だけの話ではない。植物の生態系にも多大な影響を及ぼすことになる。マルハナバチが花粉を運んでいた日本固有の植物の急速な衰退、絶滅に結びついてしまう恐れがある。
 外来種の虫の侵入は、頭の痛い問題だ。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

<マルハナバチ>ウォンテッド! 生息分布調査「メールで写真送って」 東北大と山形大、全国に呼びかけ
毎日新聞 8月18日(日)17時43分配信
 減少傾向にあるとされる在来種のマルハナバチの生息分布を把握するため、東北大と山形大の研究グループが、携帯電話などで撮影したマルハナバチの写真の提供を全国に呼びかけている。国内の固有植物の受粉を助けるマルハナバチの初めての本格的調査で、「花まるマルハナバチ国勢調査」と銘打っている。

 研究グループによると、マルハナバチ類は大型のハチで、このうちコマルハナバチ、トラマルハナバチなどの在来種は、多くの日本固有の植物の花粉媒介者となっている。しかし、外来種のセイヨウオオマルハナバチの定着や、人間の土地利用の変化で在来種は減少しているとみられる。外来種は日本固有植物の花粉を運ばないため、植物の繁殖阻害が懸念されているという。

 在来種がどの程度減っているのかは、よく分かっていない。研究グループは、全国から電子メールでマルハナバチの写真を寄せてもらい、その位置情報から生息分布の現状把握を試みることにした。市民参加型の生物多様性ビッグデータ収集法の確立も目指す。

 マルハナバチの体長は2〜3センチ。毛が生えておりミツバチやクマバチと間違えられやすいが、羽が黒いという特徴がある。研究グループ代表の東北大大学院生命科学研究科の河田雅圭教授(生態学)は「別のハチと間違えてもかまわないので、気にせずたくさん送ってほしい」と話している。

 調査は2016年3月まで。詳細は同プロジェクトホームページ(http://meme.biology.tohoku.ac.jp/bumblebee/)。【山越峰一郎】

<シャーガス病は中南米に生息するカメムシの一種を介して広がり、10〜20年後に心臓などに症状が現れる。日本国内では献血以外で感染する可能性はほぼないという。>

 「シャーガス病」感染者による献血が国内で初めて確認された。献血した男性の血液が約10人の治療に使われた恐れがある。この男性は、以前にも献血したことがあるという。
 私が注目するのは、シャーガス病が中南米に生息するカメムシの一種を介して広がるという点だ。このカメムシの国内侵入を完全に防ぐことは不可能だろう。小さな虫は何にでもくっ付いてくるからだ。輸入される動植物は勿論、どんな品物にだって付いてくる可能性がある。入国する人間にも、その手荷物にも付いているかもしれないのだ。
 改めて外来種の脅威を感じずにはいられない。それは、生態系を乱すだけではなく、感染症の流入にも繋がるのだ。
 このカメムシが日本国内に入り込み、野生化するかどうかは分からないが、外来種の侵入を防ぐ最大限の努力を期待したい。


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献血の血液に中南米の感染症 10年後に心臓に影響も
朝日新聞デジタル 8月14日(水)23時52分配信
 中南米に多く、重い心臓病につながるおそれがある「シャーガス病」感染者による献血が国内で初めて確認され、14日、厚生労働省の審議会で報告された。献血した男性の血液が約10人の治療に使われた恐れがあり、厚労省と日本赤十字社は感染の有無について調査を始めた。さらに対策が必要かどうかも検討する。

 献血者は、6月に献血したあとに感染が判明した中南米出身の40代男性。厚労省などは昨年10月から、「中南米出身」「中南米に4週間以上滞在した」などと申告した人の献血は感染の恐れがない種類の製剤だけに使うよう対策を強化したが、男性は強化以前にも献血歴があった。感染の恐れがある赤血球や血漿(けっしょう)の製剤計11本が八つの医療機関に供給されたという。

 シャーガス病は中南米に生息するカメムシの一種を介して広がり、10〜20年後に心臓などに症状が現れる。日本国内では献血以外で感染する可能性はほぼないという。

<1980年代、東京都三宅島にネズミを駆除するために持ち込まれたイタチが繁殖、ウグイスが危機にさらされていることが国立科学博物館(東京都台東区)の調査で分かった。イタチから卵やひなを守るため、ウグイスが高い位置に営巣。今度は空からカラスに襲われる被害が出ている。>

 外来種は勿論のこと、たとえ在来種でも生物の移入は厳禁だ。生態系に悪影響を及ぼすからだ。移入された生物が野生化すると、駆除することは至難の業。三宅島のイタチも駆除は難しいだろう。イタチに狙われ、カラスに襲われることとなった、ウグイスが哀れである。


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<三宅島>ウグイス生息の危機 ネズミ駆除用のイタチ導入で
毎日新聞 6月1日(土)14時1分配信
 1980年代、東京都三宅島にネズミを駆除するために持ち込まれたイタチが繁殖、ウグイスが危機にさらされていることが国立科学博物館(東京都台東区)の調査で分かった。イタチから卵やひなを守るため、ウグイスが高い位置に営巣。今度は空からカラスに襲われる被害が出ている。研究者は「生態系のバランスが崩れる恐れがある。イタチの駆除策の検討が必要ではないか」と話している。

 調査をしたのは同館動物研究部の浜尾章二研究主幹と慶応大の樋口広芳特任教授の研究グループ。三宅島では80年代にネズミ駆除の対策として一部の住民がイタチを放った。現在生息数は不明だが、「多い地域では日常的に目にする」(浜尾研究主幹)ほど繁殖している。

 イタチが移入される前は、ウグイスがささやぶに作る巣の高さは平均0.61メートルだったが、現在は平均1.79メートルで約3倍。イタチが巣を襲うことから高い位置に営巣するようになったとみられる。三宅島はウグイスの生息密度が高い地域だが、巣が高い所にあると別の鳥類の目につきやすい。このためカラスに捕食される被害が出ている。

 浜尾研究主幹は「ウグイスが次世代を残しにくくなるだけでなく、影響は生態系全体に及ぶ。三宅島だけでなくイタチが人為的に持ち込まれた他の島でも同様の問題が懸念される」と対策の必要性を指摘する。

 人間が持ち込んだ生物によって生態系が脅かされたケースは少なくない。その一つが鹿児島県・奄美大島のマングース。79年ごろ、住民がハブ駆除のため外来種のマングース30匹を放ったところ、国の特別天然記念物のアマミノクロウサギやアマミトゲネズミ、アマミイシカワガエルなどの希少生物が食べられる被害が続出した。

 環境省は05年度からワナでの捕獲など本格的な駆除に乗り出し、ピーク時1万頭いたとみられるマングースは現在は300頭にまで激減。アマミノクロウサギなどの希少生物の生息数も回復傾向にあるという。だが、マングースもイタチも繁殖力が高く、同省奄美野生生物保護センターの担当者は「いったん繁殖した場合、駆除するのは時間がかかる」と話している。【三木陽介】

<京都市内の鴨川に近年生息し、生態系を破壊する恐れがある特定外来生物「ヌートリア」の対策をめぐって、京都府と京都市が対立している。河川管理者の府は早期の捕獲を目指したいが、市は「市民の反発が予想される」として農業被害が出るまでは静観する姿勢。>

 京都市の関心事は、生態系ではなく「市民の反発」なのだ。

<「鴨川は鳥獣保護区でもあり、捕獲は市民の反発が予想される。市民の要望もない。ヌートリアが生態系を乱しているという証明も難しい」と捕獲に消極的だ。>

 鳥獣保護区だから、生態系を乱すヌートリアの捕獲が必要なのだ。
 「生態系を乱しているという証明も難しい」と言うが、そこに居ないはずの生物がいるというそのこと自体が生態系を乱しているという証明だ。ヌートリアがそこにいるということが生態系を乱しているということなのだ。生態系を乱す恐れの無い生物が、特定外来生物に指定される訳が無いではないか。
 被害が出るまでは静観するという考えは、生態系を守る上では致命的な考えだ。生態系を保つ上では、被害が出た時には手遅れというのが普通なのだ。
 鴨川で被害が出ていないと言うが、桂川水系や山科川では既に被害が出ていると言うから呆れてしまう。
 環境管理を任された側に、被害が出るまでは静観するという考えがあるというのは、ゆゆしき問題だ。


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「ヌートリア」対策で対立 京都府と京都市
京都新聞 5月17日(金)15時29分配信
 京都市内の鴨川に近年生息し、生態系を破壊する恐れがある特定外来生物「ヌートリア」の対策をめぐって、京都府と京都市が対立している。河川管理者の府は早期の捕獲を目指したいが、市は「市民の反発が予想される」として農業被害が出るまでは静観する姿勢。ヌートリアはさまざまな植物を食べ繁殖力も高いため、専門家は捕獲の必要性を指摘するが、現状では府が餌やり禁止を呼びかける程度にとどまっている。
 府が鴨川でヌートリアを確認したのは2年前。淀川や桂川から移り住んだとみられ、現在は北大路橋(北区)や高野橋(左京区)まで北上している。
 「かわいい」と餌を与える住民もおり、繁殖を恐れる府は昨年6月、河川敷に看板を設置するなどして餌やりの禁止を呼びかけている。府自然環境保全課は「鴨川の生態系を守るためには捕獲が必要」と強調する。
 一方の京都市。環境管理課や林業振興課は「鴨川は鳥獣保護区でもあり、捕獲は市民の反発が予想される。市民の要望もない。ヌートリアが生態系を乱しているという証明も難しい」と捕獲に消極的だ。

 特定外来生物を捕獲する場合、生息地の市町村や住民団体が防除計画をたて、国の認定を受けて実施するのが一般的で、鴨川での捕獲は京都市の協力が必要になる。
 しかし、市は当面、農作物被害が出ている桂川水系や山科川での捕獲を優先する意向で、府市の隔たりは解消されそうにない。
 ヌートリアに詳しい村上興正京都精華大非常勤講師は「草食なのに貝も食べるようになっており、生態系が大きなダメージを受ける可能性もある。市の腰は重いが、今ならまだ根絶は可能で早期に捕獲すべき」と指摘する。
 一方、いきもの多様性研究所(中京区)の小山直美副代表は「いないほうが良いが、持ち込んだ人間の責任であり、避妊など少しでも殺さない対策にも取り組むべきでは」と話す。


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