腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

外来生物

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<生態系を乱す恐れがあるイネ科の外来種「スパルティナ・アルテルニフロラ」(和名・ヒガタアシ)が昨年、全国で初めて愛知県豊橋市で見つかった問題で、同県は栽培や移植を条例で禁じる方針を固めた。>

 これは当然の処置だ。既に、米ワシントン州では魚や鳥の生息地が奪われる被害が出ている。熊本でも繁殖が確認されている。処置が遅いくらいだ。繁殖する前に手段を講じるべきだった。だが、どうして法律ではなく条例なのかというと、国が対策を講じていないからだろう。国は外来種による生態系破壊について認識が甘すぎるのではないか。環境大臣にその認識があるのだろうか。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。


外来種ヒガタアシ、条例で栽培など初の規制へ
読売新聞 3月26日(月)9時44分配信
 生態系を乱す恐れがあるイネ科の外来種「スパルティナ・アルテルニフロラ」(和名・ヒガタアシ)が昨年、全国で初めて愛知県豊橋市で見つかった問題で、同県は栽培や移植を条例で禁じる方針を固めた。

 今月中にも「自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例」の規制対象リストに加える。この植物の法令による規制は、全国初となる。

 スパルティナ・アルテルニフロラは北米東部が原産で、干潟などに繁殖する。干潟を草地に変えるほど繁殖力が強く、米ワシントン州では魚や鳥の生息地が奪われる被害が出ている。国内では、豊橋市のほかにも愛知県半田、田原市、熊本市と熊本県宇城市で繁殖が確認されている。

 豊橋、田原市の繁殖地の近くには、汐川干潟や六条潟など野鳥やアサリの稚貝が生息する貴重な干潟があり、愛知県は「スパルティナ・アルテルニフロラが拡散すれば生態系が破壊される恐れが強い」と判断した。

オオサンショウウオが

<大阪市港区の海遊館で、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」を展示している水槽に、新たに外来種の「チュウゴクオオサンショウウオ」がお目見え。…(中略)…オオサンショウウオは日本だけに生息する固有の在来種。一方、チュウゴクオオサンショウウオは中国から食用やペットとして持ち込まれ、日本の自然界に広がったとみられる。>

 「オオサンショウウオ」が危機に瀕している。国の特別天然記念物だというのに有効な対策を講じていないらしいのが腹立たしい。「チュウゴクオオサンショウウオ」は輸入禁止になっているのだろうか?
 素人には両者を外見で区別できないのが厄介だ。国の特別天然記念物だと思って保護していたら、「チュウゴクオオサンショウウオ」だったということもありうる訳だ。両者は交雑してしまうというから、ますます厄介だ。
 たまたまこの交雑種のことをテレビで観た。在来種とは餌のとり方が違うのだ。
在来種は、物陰にじっと隠れていてたまたま目の前にやってきた獲物を、大口を開けてパクリと食べる。何とものんびりしている。奥ゆかしさが日本的だ。
一方の交雑種は、自ら川底を歩き回り獲物を見つけて手当たり次第に食べる。そのため川が荒れてしまうのだという。奥ゆかしい在来種とは、姿は似ていても、全く違う。固有種自体がいなくなるだけでなく、他の貴重種の存続や環境にまで多大な影響が及ぶ。これは忌々しき問題なのだ。
 もはや国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」の存続は、風前の灯なのだろうか?
 同様のことが他の生物でも起きている。我々に馴染みの深いウナギ。近年極めて少なくなった天然ウナギだが、在来種のニホンウナギだと思っていたら、ヨーロッパウナギだった、ということも起きているのだ。(→http://blogs.yahoo.co.jp/utaha1utukusi/4612968.html
 これらのことを完全に防ぐことは出来ないのかもしれない。だが、極めて有効な方法はやはり、外来生物を輸入禁止にすることだ。それ以外に有効な方法があるとは思えない。


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オオサンショウウオ 外来種も並べて公開 大阪・海遊館
産経新聞 2月1日(水)7時55分配信
 大阪市港区の海遊館で、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」を展示している水槽に、新たに外来種の「チュウゴクオオサンショウウオ」がお目見え。同館でオオサンショウウオの在来種と外来種を並べて公開するのは初めてで、注目を集めている。

 オオサンショウウオは日本だけに生息する固有の在来種。一方、チュウゴクオオサンショウウオは中国から食用やペットとして持ち込まれ、日本の自然界に広がったとみられる。


 同館では、オープン当初からオオサンショウウオを展示してきた。しかし近年、野生化したチュウゴクオオサンショウウオとの交雑種が確認されていることなどから「固有種の保存の問題に関心をもってもらおう」と、双方を並べて展示することにしたという。

 公開場所は、身近な森林の生態系を再現した「日本の森」。水槽の中央部を仕切り、それぞれを見比べられるよう工夫した。展示されている在来種は全長73センチ、外来種は120センチだが外見だけでは区別が難しく、「交雑により種の存続が危ぶまれている」とパネルで解説している。

 担当者は「チュウゴクオオサンショウウオを見てもらい、改めて日本固有種のオオサンショウウオにも興味を持ってほしい」と話している。

<アメリカ南部で人気の食材「アメリカザリガニ」が、はるか遠くアフリカで繁殖している事実が判明した。天敵がいないので勢力を一気に拡大し、淡水の小魚、魚卵、軟体動物、甲殻類、水生植物を食い荒らしているという。…(中略)…既に、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、エジプト、ザンビア、セーシェル、モーリシャス、南アフリカの湖沼や湿地で広く分布が確認されている。>

 アフリカに「アメリカザリガニ」が移入されたのは、1970年代だというから、ほんの40年ほどでこれだけ広まったことになる。移入の理由は、食用にするためと寄生虫を運ぶカタツムリを駆除するためだ。よくある事例で、最初はそれが良い事だと思って移入したのである。それが今や、在来種に絶滅の危機をもたらそうとしているのだ。「アメリカザリガニ」は、生態系に大打撃を与えるだけではなく、土手やダムに穴を掘って、用水路の水漏れ、ダムの崩壊まで起こしているのだそうだ。
 この危機を回避するため、ザリガニ固有の病気の導入も考えているという。しかし私はこの策には強い懸念がある。病気の導入とは、病原菌という外来種の移入に他ならない。外来種を移入して良い結果がもたらされることは稀である。「アメリカザリガニ」の移入自体がそうだったではないか。

 外来種の移入は、生態系に取り返しのつかない打撃を与える。このことは、島国に住んでいる我々日本人が強く認識しておかなければならないことである。


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アフリカでザリガニ繁殖、固有種に危機
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 1月10日(火)18時32分配信
 アメリカ南部で人気の食材「アメリカザリガニ」が、はるか遠くアフリカで繁殖している事実が判明した。天敵がいないので勢力を一気に拡大し、淡水の小魚、魚卵、軟体動物、甲殻類、水生植物を食い荒らしているという。

 侵略的外来種の体長は約15センチ。既に、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、エジプト、ザンビア、セーシェル、モーリシャス、南アフリカの湖沼や湿地で広く分布が確認されている。

 自然保護活動家は、マラウイ湖、タンガニーカ湖、ビクトリア湖など、数千とも言われる固有種を育む東アフリカ地域の湖への進出を警戒しているという。

「ザリガニの移入で湿地の動物や植物が絶滅すると、生態系のバランスが崩れ、正しく機能しなくなってしまう」と、国際自然保護連合(IUCN)の「種のプログラム」で外来種部門のグローバル・コーディネーターを務めるジェフリー・ハワード氏は語る。

◆“おいしい”侵略者

 アメリカザリガニは1970年代に初めてアフリカへ移入。ケニアと南アフリカで食用として養殖された。

 ケニアのナイバシャ湖産は、病気が原因で固有種が絶滅したスカンジナビアに輸出された。「ザリガニはまだ脅威とは認識されていないが、ナイバシャ湖の漁業に確実に影響を及ぼしている。魚卵や幼魚が狙われており、今後は漁獲量が減るかもしれない」とIUCNのハワード氏。

 国際農業生物化学センター(CABI:Centre for Agricultural Bioscience International)のアーン・ウィット(Arne Witt)氏は、「ザリガニ商売で潤っている人もいるが、にわか景気で先行きは暗い。繁殖力が強く急激に増加する反面、エサを食い尽くせば激減する」とコメントする。同氏は、アフリカ支部で外来種部門のコーディネーターを務めている。

 アメリカザリガニは、ケニアの都市ナイロビ、キアンブ、リムル周辺のダムにも移入された。寄生虫を運ぶカタツムリの駆除が目的だった。

 しかし、アースダム(土堰堤)や河川、湖沼の岸辺に巣穴を掘るため、地域のインフラや景観に被害が出ている。用水路の水漏れ、ダムの崩壊、土手の浸食などが発生しているという。

◆歩いて移動、何でも捕食

 アメリカザリガニは適応力が高く、移動能力も優れている。IUCNのハワード氏によると、陸上でも数時間生きることができるので、雨の降る夜など数キロも歩くケースがあるという。「河川の下流へ簡単に移動する。歩きや泳ぎで湖に流れ込む川をさかのぼることも可能だ。釣りエサや食用、水族館の展示用に人間が連れ出す場合もある」。

 また、CABIのウィット氏によると、プランクトンから両生類まで何でも食べるため、移入先でエサが変わっても困らないという。「ザリガニが原因で多くの水生植物が姿を消した」と同氏。この雑食性が災いし、魚類や鳥類など他の捕食生物のエサも減少してしまう。

◆管理が必要

 IUCNのハワード氏によると、調査資金が不足しているので、アフリカでの正確な繁殖状況を把握できていないという。小さな湖沼なら、捕獲や毒で個体数を抑制できるだろう。移動防止用のフェンスなども考えられるが、正確な分布と個体数がわからなければ効果を期待できない。

「ナイバシャ湖ではホテイアオイなどの水生雑草を刈り取れば、鳥がザリガニを捕食しやすくなる。長期的には、ザリガニ固有の病気の導入も必要となるかもしれない」とCABIのウィット氏は述べる。「さしあたり、アフリカ大陸ではザリガニの移動を食い止めるべきだ。罰則付きの法律で規制する必要がある」。

Ochieng' Ogodo in Nairobi, Kenya for National Geographic News

カオジロガビチョウ

<ウグイスなど日本在来の野鳥を脅かすとされる侵略的外来種の鳥「カオジロガビチョウ」が県内で初めて確認された。輸入や飼育が禁じられている種類だが、繁殖力が強く生息域を広げているようだ。県関係者は防除を急ぐべきと指摘するが、環境省は「人間に危害を与えていない」として対策は後回しにされている。>

環境省は何を言っているのだ? 環境省は、人に危害を与えるかどうかではなく、環境に影響を与えるかどうかを問題にしなければならないだろう。予算が無くて手が回らないというのが実態らしいが、それなら、誰でもいいからカオジロガビチョウを駆除してくれ、生態系に多大な悪影響を及ぼすからと強くアピールしなければならないだろう。それとも、生態系がめちゃくちゃに破壊されても人に危害が加わらなければ問題ないとでも言うのだろうか? それで環境省と言えるのであろうか!?


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日本の野鳥駆逐する? 侵略的外来種「カオジロガビチョウ」 県内で初確認
産経新聞 10月25日(火)9時57分配信
 ウグイスなど日本在来の野鳥を脅かすとされる侵略的外来種の鳥「カオジロガビチョウ」が県内で初めて確認された。輸入や飼育が禁じられている種類だが、繁殖力が強く生息域を広げているようだ。県関係者は防除を急ぐべきと指摘するが、環境省は「人間に危害を与えていない」として対策は後回しにされている。

 カオジロガビチョウは中国、東南アジア原産のチメドリ科の一種で、全長27センチほど。柏市の萩原良次さん(64)が今年7月下旬、野田市江川地区でバードウオッチング中に偶然撮影した。「帰宅して写真を見ると、見たことのない鳥が写っていて驚いた」と言う。連絡を受けた県立中央博物館などが、カオジロガビチョウと確認した。

 カオジロガビチョウは昭和後期にペット用に輸入されたが、大きな「ピギャー」という鳴き声が嫌われて人気が衰えた。その後、飼っていた人や在庫を抱えた業者が捨ててしまい、野生化したとみられる。

 平成6年に初めて群馬県赤城山周辺で確認され、栃木、茨城県と生息域を広げてきた。野田市内で今回発見された個体は、利根川の藪沿いに移動してきた可能性が高いという。

 定着すれば、ウグイスやオオルリ、ツグミ類などが駆逐される可能性が高い。ハワイ諸島で輸入されたガビチョウが野生化、大量繁殖して、在来種を危機に追いやったとされている。千葉県生物多様性センターの担当者は、「生息数が限られているうちに営巣地を把握して捕獲、防除すべきだ」と指摘する。

 しかし、定着しているとされる群馬県でも生息数すら把握されていないのが現状だ。環境省関東地方環境事務所野生生物課の担当者は、「生態系を危機にさらすといっても、直接人間を襲ったり、農作物が被害を受けたりしているわけではない。手が回らない」と事実上、放置している。

淡水ガメ調査

<西日本の淡水ガメの半数以上が外来種のミシシッピアカミミガメとなり、日本固有種に置き換わっていることが17日、神戸市立須磨海浜水族園(須磨区)の調査で分かった。>

ついに半数以上がミシシッピアカミミガメになってしまった。そういえば、近くの川にいるカメの首が昔の記憶と比べると少しカラフルになった気がする。あのカメもミシシッピアカミミガメなのだろうか。
これはしかし、カメだけの問題では済まないだろう。やはり、在来種とは食性が違うのではないのか? もしそうなら周りの動植物にも影響が出るはずだ。川の中の生き物はどうなっているのだろうか?


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淡水ガメ調査 外来種“ミドリガメ”が過半数 兵庫
産経新聞 10月18日(火)7時55分配信
 ■須磨海浜水族園「今後、大繁殖も…」

 西日本の淡水ガメの半数以上が外来種のミシシッピアカミミガメとなり、日本固有種に置き換わっていることが17日、神戸市立須磨海浜水族園(須磨区)の調査で分かった。外来種は繁殖期に大量に産卵している可能性があるといい、同園の亀崎直樹園長は「日本の生態系を守るため外来種の捕獲や駆除など具体的な対策が必要」と訴えている。

 米国原産のミシシッピアカミミガメの幼体はミドリガメと呼ばれ、1990年代にはペットとして年間70〜90万匹が輸入された。子ガメは体長数センチだが、成長すると最大30センチ程度になるため家庭で飼えなくなり、川や池に捨てられることが問題になっていた。

 外来種の繁殖実態が明らかになっていなかったことから、同園が昨年から本格的な調査を開始。静岡県以西の25カ所で川や池に生息する淡水ガメ約2400匹を捕獲したところ、ミシシッピアカミミガメが全体の52%を占め、日本に古くから生息する固有種のニホンイシガメは16%だったことが判明した。

 また、北米ではメスに対してオスの割合が多いのに対し、西日本ではメスの個体数がオスの3倍で、繁殖期の6月には、メスの約7割が体内に卵を持っていることが分かった。 亀崎園長は「北米と違って日本にはワニなど捕食者がいないため、行動範囲の広いメスが淘汰されずに爆発的に増えている可能性がある」と指摘する。

 同園は、日本固有の生態系を保護するため、24〜30日、捕獲したミシシッピアカミミガメを持ち込むと入園料が無料になる「アカミミガメ・パスポート」を実施。持ち込んだカメは、同園が飼育し、繁殖に関する研究に役立てる。


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