腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

絶滅危惧種保護

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ミズキカシグサ

<1906(明治39)年に確認されて以来、県内での生育記録がない幻の植物「ミズキカシグサ」が昨年、105年ぶりに富山市内で確認された。>

 105年ぶりとは嬉しいことだ。貴重な植物を保護すると言っても、そこに貴重な植物があるということが分からなければ話にならない。実地調査こそが第一歩なのだ。研究施設内で行われる研究が重要であることは周知のことだが、野外調査の重要性はあまり認識されていない様な気がする。貴重な動植物の保護は、先ずは調査からだろう。
 ちなみに、この幻の植物「ミズキカシグサ」を確認した県中央植物園(富山市婦中町上轡田)の大原隆明主任研究員は、東南アジアから日本の湿地に生育する一年草「オオアゼテンツキ」も昨年10月に県内で初めて確認した。これは世界最北の生育記録であることが判明している。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。


ミズキカシグサ:105年ぶり、幻の植物 富山市内で確認 /富山
毎日新聞 1月28日(土)16時8分配信
 ◇絶滅危惧2類に指定
 1906(明治39)年に確認されて以来、県内での生育記録がない幻の植物「ミズキカシグサ」が昨年、105年ぶりに富山市内で確認された。県中央植物園(富山市婦中町上轡田)の大原隆明主任研究員(植物分類学)の調査で判明。27日から同園で始まった研究発表展で紹介されているほか、29日に同園で開催される研究発表会で大原さんが発表する。【青山郁子】
 ミズキカシグサは、本州以南の水田や湿地に生育するミソハギ科の一年草。近年、水田の冬の乾田化や除草剤の使用で生育が激減。環境省レッドデータリストでは絶滅危惧2類に指定されている。
 ミズキカシグサに関しては、83年発行の「富山県植物誌」では、入善町や黒部市などでの採集記録が掲載されている。しかし、富山市科学博物館に所蔵されているその標本を大原さんらが調査したところ、ミズキカシグサではなく、同じミソハギ科の「ヒメミソハギ」だったことが判明。このため、県内でミズキカシグサが確認されたのは、大原さんの母校、首都大学東京・牧野標本館が保管している、1906年に旧大沢野町で採集された標本が最後となっていた。大原さんらが本物を探した結果、同園アルバイトの川住清貴さんが昨年夏に同市浜黒崎の水田で発見し、本物と確認された。
 ◇あす研究発表会
 大原さんはその他にも、東南アジアから日本の湿地に生育する一年草「オオアゼテンツキ」も昨年10月に県内で初めて確認。これは世界最北の生育記録であることも判明した。研究発表会(参加無料)では、これら一連の成果を写真などで分かりやすく解説する予定。
 発表展は2月29日まで。入園料大人400円、高校生以下無料。

奇跡の復活

<絶滅危惧植物「タチスズシロソウ」の国内最大の群生地が野洲市の琵琶湖岸にあることが11日までに分かった。ビーチバレーボールの大会のために湖岸を耕したところ、埋もれていた種が掘り起こされるのと同時に、外来種などの競合植物が一掃される偶然が重なった。京都大の研究者が「奇跡の復活」と注目。地元やバレーの関係者と保全に向けて動きだした。>

 100年後の絶滅確率80%と言われるタチスズシロソウが、湖岸を利用するために耕したら大量に復活したというのは、非常に珍しい事例だ。普通こういうことがあると、在来種が枯れて後に生えてくるのは、外来種ばかりというのがお決まりのように思われる。逆に、在来種が、しかも絶滅危惧種が生えてきたというのは、奇跡と言っていいだろう。
 この耕した後に生えてきた植物を地元の人は、ただの雑草と気にも留めなかったが、たまたまタチスズシロソウの調査のために各地を歩いていた京都大の研究者が見つけて、保護を呼びかける運びとなったのである。
 どんなに珍しい植物も、専門知識の無い者にとっては、ただの雑草としか見られない。知らない間に貴重な植物が抜き去られるかもしれないのだ。これは動物でも同じことだろう。研究者による全国調査がいかに重要であるかが分かる。
 どの研究分野においても言えることだが、特に野生生物の研究者には、時間と資力の許す限り自然の生態調査をしてもらいたいと思う。


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絶滅危惧タチスズシロソウ 野洲に国内最大群生地
京都新聞 1月12日(木)9時19分配信
 絶滅危惧植物「タチスズシロソウ」の国内最大の群生地が野洲市の琵琶湖岸にあることが11日までに分かった。ビーチバレーボールの大会のために湖岸を耕したところ、埋もれていた種が掘り起こされるのと同時に、外来種などの競合植物が一掃される偶然が重なった。京都大の研究者が「奇跡の復活」と注目。地元やバレーの関係者と保全に向けて動きだした。
■ビーチバレー整地の「奇跡」
 タチスズシロソウは、かつて西日本の海や湖の砂浜で多く見られたが、開発などでほぼ絶滅。 現存するのは全国10カ所ほどで「総計約1万株」(環境省)と推計されていた。テニスコートやパターゴルフ場などがあるビワコマイアミランド(野洲市)の湖岸では2万〜3万株が確認され、全国の推定総数を1カ所で上回った。
 復活を支えたのがビーチバレーだ。2004年、現地で初めて大会を開くためにトラクターで砂浜を耕したところ、翌年以降、4〜5月に白い花が咲くようになった。当初、地元関係者は「雑草の一種」と気にとめなかったが、タチスズシロソウの調査のために各地を歩いていた京都大生態学研究センターの杉阪次郎特別研究員(35)が06年に偶然発見。工藤洋教授(47)と保全を呼び掛け始めた。

 タチスズシロソウは秋〜冬に発芽して春に開花後、6月に種を落として枯れる一年草。外来種などの多年草が周りに増えると日が当たらず育たない。種の状態で埋まっている7〜8月に砂浜を耕して、多年草を取り除くと生育しやすくなる。
 工藤教授は「砂浜を放っておくと多年草だらけになるが、夏に耕すことで保全が図れる。ビーチバレーなどでの砂浜利用と保全が対立せず、共存できる全国的にも珍しい例」としており、砂浜を耕す時期や場所を地元の関係者と相談。ルールを設けるなど協力して保全に動いている。
【タチスズシロソウ】 日本固有の植物。100年後の絶滅確率は80%とされ、環境省レッドリストの絶滅危惧IB類。毎年秋〜冬に発芽して砂地に葉を張り付け、春に15〜40センチの茎を伸ばして開花する。アブラナ科。

<南米エクアドル・ガラパゴス諸島のフロレアナ島で150年以上前に絶滅したゾウガメの一種「ケロノイディス・エレファントプス」が、近くのイサベラ島に少なくとも38匹生き残っている可能性が高いことが分かった。>

 絶滅したと思われていたものが、絶滅していなかったというニュースは実に嬉しいニュースだ。今回の発見はDNA分析によってもたらされた。この方法による発見はまだあるのではないか。日本においては、ニホンオオカミの再発見という可能性があるのでは? と密かに、わずかながら期待しているのだが…。


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ゾウガメ絶滅種を再発見=交雑種のDNA分析で世界初―ガラパゴス諸島で
時事通信 1月10日(火)2時3分配信
 南米エクアドル・ガラパゴス諸島のフロレアナ島で150年以上前に絶滅したゾウガメの一種「ケロノイディス・エレファントプス」が、近くのイサベラ島に少なくとも38匹生き残っている可能性が高いことが分かった。米エール大などの国際研究チームが10日付の米科学誌カレント・バイオロジーに発表した。
 研究チームは2008年にイサベラ島・ウルフ山周辺に生息するゾウガメ約7000匹のうち、同属の近縁種「ベッキ」とみられる約1700匹のDNAを採取して分析した。その結果、父母の一方がエレファントプスだったり、もう一方もベッキとのハーフだったりする交雑種が84匹見つかった。
 ゾウガメは長寿で100歳以上生きることが珍しくないが、84匹のうち30匹は15歳未満で、交雑が最近起きたことが判明。コンピューターでシミュレーションすると、約7000匹の中にエレファントプスの純血種が少なくとも38匹存在する結果となった。
 研究チームは、純血種を探し出せば繁殖させることができ、見つからなくても交雑種同士の交配でほぼ復活させることが可能と指摘。DNAの調査で絶滅種を再発見できたのは
世界初としている。 

ステゴビル

<京都府レッドデータブックで「絶滅寸前種」とされる希少な植物「ステゴビル」をこのほど、京都植物同好会代表の田中徹さんが京都市左京区で発見した。府内での生育確認は1931年以来、80年ぶりという。>

80年ぶりというのが驚きだ。誰にも知られず、生き延びてきたのだろうか。それとも、見た人は何人もいたが、そんな珍しい植物とは知らなかったのであろうか。多分、後者なのだろう。植物に詳しい人は、今でもこういう発見の可能性があるのだ。ちょっと羨ましくなる。

ステゴビルという名前は、とても奇妙な響きだ。日本語離れして聞こえる。しかし、この植物は、ユリ科の多年草で日本特産なのだそうだ。


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絶滅寸前種、80年ぶり発見 左京 ユリ科の「ステゴビル」
京都新聞 10月3日(月)22時59分配信
 京都府レッドデータブックで「絶滅寸前種」とされる希少な植物「ステゴビル」をこのほど、京都植物同好会代表の田中徹さんが京都市左京区で発見した。府内での生育確認は1931年以来、80年ぶりという。
 ステゴビルはユリ科の多年草で日本特産。秋に花茎だけが伸び、1センチ足らずの白い小さな花をつける。環境省のレッドデータブック(2000年刊行)でも絶滅危惧II類に分類され、近畿は滋賀県のみに生育が確認されていた。
 田中さんは府レッドデータブック(02年刊行)で、ステゴビルの記事を執筆した。今春、左京区岩倉・箕裏ケ岳でユリ科植物の株を発見。持ち帰って花が咲くまで栽培し、ステゴビルと確認した。その後の現地調査で、急斜面に点々と100株以上生育していることが分かった。
 北山一帯は、シカの食害で多くの植物が姿を消しつつある。田中さんはステゴビルが生き残っていることについて、「生えている急斜面は足場が悪く、シカが近寄りにくいのかも知れない」と話す。

ギフチョウ京都で激減

<京都市西京区大原野の小塩山(標高642メートル)などで見られ、国の絶滅危惧II類に指定されているギフチョウが、近年激減している。地元の環境保護団体によると、観察できた成虫の個体数は調査を開始した2008年以降、毎年半減している。>
<ネットワークの宮崎俊一代表(71)=長岡京市=は「ギフチョウがいなくなるか持ちこたえるか、あと数年が山場。チョウがまた小塩山に戻ってくるようにしたい」と話す。>


自然は極めて複雑であり、何かが起こった時、その原因を特定するのは難しいことが多い。
ギフチョウが毎年半減しているとは、その減少速度が異常である。だが、原因は特定できないらしい。考えられる原因で、対策の打てるものは打っているらしい。対策が功を奏して絶滅を防いでくれることを願うばかりである。


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国絶滅危惧 “ギフチョウ” 京で激減
京都新聞 9月13日(火)13時29分配信
 京都市西京区大原野の小塩山(標高642メートル)などで見られ、国の絶滅危惧II類に指定されているギフチョウが、近年激減している。地元の環境保護団体によると、観察できた成虫の個体数は調査を開始した2008年以降、毎年半減している。産卵する植物が動物の食害や日照不足で減少していることなどが、原因として考えられるという。
■保護団体 西京の山、対策本腰
 ギフチョウはアゲハチョウ科のチョウで、成虫は4月に見られ、5月中旬ごろに産卵する。地元住民らでつくる「西山自然保護ネットワーク」によると、本州に分布し、京都市内では東山などでも見られたが、近年は小塩山など西山地域で見られる程度だという。府北部は南部に比べればまだ観察できるといい、府は準絶滅危惧種に指定している。
 小塩山では、ネットワークが同じ地点で10分間に観測できるギフチョウの個体数の平均を調べたところ、08年に3・6匹見られた成虫のチョウが翌年から半減を続け、11年には0・4匹まで減った。
 原因はよく分かっていないが、地球温暖化など気候変化のほか、産卵し幼虫のエサとなるミヤコアオイなどの植物が、動物に食べられたり、周囲の常緑樹が生い茂り、日当たりが悪化し育たなくなったことなどが原因として考えられるという。
 ネットワークは08年から小塩山中に防獣ネットを設置した。するとネットの内側ではミヤコアオイが増え、葉に産み付けられるギフチョウの卵の数も増えた。今後、常緑樹を間伐して、林床の植物を増やす対策も併せて行いたいという。
 ネットワークの宮崎俊一代表(71)=長岡京市=は「ギフチョウがいなくなるか持ちこたえるか、あと数年が山場。チョウがまた小塩山に戻ってくるようにしたい」と話す。

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