腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

絶滅危惧種保護

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イズハハコ

<県版レッドデータブックで「絶滅」とされたキク科の希少植物「イズハハコ」が、南あわじ市の諭鶴羽山で確認された。県内では1959年に姫路市の広峰山で発見されて以来53年ぶりという。>

 53年ぶりに見つかったのだから、正に発見と言っていい。絶滅せずに残っていた理由は、ここが国立公園に指定されているため開発の手が伸びなかったからだろう。そして、長年発見されなかったのは、知識の無い人には雑草との区別がつかなかったというのが最大の理由ではあるまいか。
 いつも思うことだが、専門知識があれば、日本国内で発見するものが結構沢山あるに違いない。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

イズハハコ:「絶滅」植物、残っていた 県内で53年ぶり発見−−南あわじ /兵庫
毎日新聞 6月19日(火)11時42分配信
 県版レッドデータブックで「絶滅」とされたキク科の希少植物「イズハハコ」が、南あわじ市の諭鶴羽山で確認された。県内では1959年に姫路市の広峰山で発見されて以来53年ぶりという。
 イズハハコは、国内では群馬県から沖縄県にかけての日当たりの良い崖地などに自生している。草丈40〜50センチで、花が咲いた後に白い冠毛が綿毛に見えることからワタナとも呼ばれる。
 5月下旬、環境省自然公園指導員の生嶋史朗さん(50)=洲本市=が諭鶴羽山で植物調査中に、瀬戸内海国立公園に指定されている区域の急斜面で発見した。県内の植物に詳しい県植物誌研究会の小林禧樹代表(69)に写真を送って調べてもらったところ、イズハハコと確認された。
 6月に入って小林代表と生嶋さんが現地の再調査を行い、2カ所でイズハハコの群落を見つけ、約200株の自生が確認された。
 生嶋さんは「群落が見つかった場所は周辺に民家がなく、植林もされていない場所で、普段、人が立ち入らないことと、他のキク科の雑草とよく似ていることから、長年、見つからなかったのではないか」と話している。【登口修】
〔淡路版〕

放流

<間もなくホタルが舞う季節。幻想的なホタルが見られる場所を増やそうと、全国各地で餌となるカワニナやホタルの幼虫が放流されている。「ホタル舞うかつての自然を取り戻したい」という思いから行われる放流だが、思わぬところで生態系へ影響が及ぶケースもあるようだ。>

 私は子供の頃、母の実家に泊まった時に初めて自然の蛍を見た。ぼうっとした光がゆっくりと点滅してスーッと近くを通り過ぎるのを見た時は、今のは蛍? と驚いたことを覚えている。蛍という虫は勿論知識として知っていたが、口にすると奇妙だが、実際に見た時は、実在したんだ、という感動だった。
 その川にいる蛍やカワニナを増やして放流するのならいいが、他の川からそれらを持って来て放流するのには反対だ。その川の蛍やカワニナと他の川のそれらとが同じである証拠はどこにも無いからだ。例え同じ種類であっても、性質が違うことがある。そしてその違いは遺伝子レベルにまで及んでいるかもしれないのだ。記事の中でも言及されているが、それによってそこに昔何が住んでいたかが分からなくなってしまう。
 蛍舞う自然を取り戻そうとしている人たちは、昔自分たちが見た光景を取り戻そうとしているのか、或いは、テレビなどの映像で蛍舞う姿を見てそういう光景を作りたかったのかは知らない。しかし、その蛍がその川にいた蛍でなかったら、例え蛍が乱舞する美しい光景であったとしても、それは悲しい乱舞だとしか私には思えない。

 外来種を放流するなど問題外だが、例え在来種であっても、そこにいるものを増やして放流する以外の放流は、すべきではないと思うのだ。


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論点・焦点:その放流、大丈夫? 生態系破壊するリスク まず生息環境の整備を /岐阜
毎日新聞 6月3日(日)11時51分配信
 間もなくホタルが舞う季節。幻想的なホタルが見られる場所を増やそうと、全国各地で餌となるカワニナやホタルの幼虫が放流されている。「ホタル舞うかつての自然を取り戻したい」という思いから行われる放流だが、思わぬところで生態系へ影響が及ぶケースもあるようだ。外来種の魚などを含め、放流が招く影響について専門家に聞いてみた。【梶原遊】
 昨年11月、海津市の中江川で、アマゾン川流域原産のナマズの一種「プレコ」が見つかった。観賞用熱帯魚として人気があり、意図的に川に放流された可能性が高い。神奈川県厚木市の水路では、今年5月にピラニアが見つかった例もある。飼い主の無責任な放流による生態系への影響が懸念されている。
 また、フィリピンでは、水中の藻類をこそげ取るように食べるプレコの習性を利用して川を浄化しようと放流したが、藻類を食べ尽くしたプレコが在来種を食い荒らす結果になったという。外来種の放流は、予想外の影響をもたらすことがある。
 岐阜経済大の森誠一教授(環境保全学)は「厄介なのは、本来その地域にいなかった種が根付くこと。『ここの川にいないけど、あそこの川にはいる』という状態になってしまう」と話す。琵琶湖産の稚アユが各地で放流される際にオイカワなどの魚が混ざり、放流された先で近縁種と交雑が進んでしまっているという。
 愛知県岡崎市のメダカの生息地では、メダカによく似た北米原産の外来種、カダヤシが誤って放流された。その結果、繁殖力と適応力の強いカダヤシが優勢になったという。森教授は「放流による保全を考えるのではなく、在来種が減った原因をまず探るべきだ」と話す。
 岐阜大地域科学部の向井貴彦准教授(生物学)はカワニナの放流にも疑問を呈する。「生態系そのものはすぐには変わらないが、無秩序な放流でそこに昔何が生息していたのかがわからなくなる」と指摘する。
 種が絶えてしまうと、個体を増やす手段は放流しかない。しかし、わずかでも個体が残っているケースが大半という。それを足がかりに個体数を増やすことができる。向井准教授は「まず、個体が生息できる環境を考えるべきだ。無秩序に放流して人間の自己満足で終わっては、何も守れない」と話す。
 亜熱帯にすむナマズと亜寒帯に生息するハリヨ。県内ではその両方を見ることができる。「両系統が共存できるという生物多様性がある」と森教授は、県内の川の恵みの豊かさを強調する。配慮を欠いた放流は、この豊かな自然のバランスを狂わす危険性を秘めている。向井准教授は「正しい知識を得た上で、放流がもたらす負の側面にも目を向けてほしい」と話す。

九州のツキノワグマ

<九州では絶滅したといわれている野生のツキノワグマ。だが近年、大分、宮崎、熊本の県境の山奥などで「クマのような」大型動物の目撃情報が寄せられ、研究者らでつくるNGO「日本クマネットワーク」(坪田敏男代表)が25年ぶりに本格的な生息調査に乗り出した。>

 九州にツキノワグマはいるのだろうか。九州で最後に熊が確認されたのは、87年だ。それ以降熊の情報は無く、絶滅したと思われている。それがどうして近年になって「クマのような」大型動物の目撃情報が寄せられるようになったのか。もし、一旦絶滅したのが事実であれば、今度もしクマが見つかれば、外部から持ち込まれた可能性を考えなければならない。
 実は、九州で最後に確認されたクマは、外部から持ち込まれたものだと言われているのだ。その理由は、そのクマの遺伝子が福井、岐阜両県に棲息するクマの遺伝子に近いという結果が出ているからだ。しかし、両者の遺伝子が近いからといって、それが外部から九州に持ち込まれた証拠にはならないはずだ。元々両者の遺伝子が近いという場合もあるからだ。つまり、もともと九州に棲息しているクマの遺伝子が判っていなければ、持ち込まれたかどうかという判定など出来よう筈がないのだ。
 それで、元々九州に棲息していたクマの遺伝子が調査され判っているのかというと、判っていないらしい。それでどうして外部から持ち込まれたものだと判定したのか、私には理解できないが、今回、「日本クマネットワーク」は九州に残る古いクマの剥製や骨などからDNAの型も調べたいとしているから、初めて価値のある判定が出来るのではないか。「調べたい」ではなくて、必ず調べてもらいたい。それが判らなければ、外部からのものかどうかの判定など出来ないのだから。


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<クマ>九州で「絶滅」のはずが… 大型動物目撃情報で調査
毎日新聞 6月10日(日)13時38分配信
 九州では絶滅したといわれている野生のツキノワグマ。だが近年、大分、宮崎、熊本の県境の山奥などで「クマのような」大型動物の目撃情報が寄せられ、研究者らでつくるNGO「日本クマネットワーク」(坪田敏男代表)が25年ぶりに本格的な生息調査に乗り出した。「ネットワーク」は「中身のある調査結果が出るのでは」と意欲満々だ。

 調査は6月8日から開始。大学の研究者や地元猟友会会員の計約40人が参加し、10日まで宮崎・大分両県にかかる祖母(そぼ)・傾山(かたむきさん)山系の登山道や林道周辺を対象に、クマのふんや食べかす、つめ痕などの生息痕跡を探す。更に、赤外線センサー搭載の自動撮影カメラ約40台を長期にわたって設置する。

 九州最後のクマは、87年に大分県豊後大野市の山中で射殺されたツキノワグマと言われている。だが「ネットワーク」によると10年11月、古祖母(こそぼ)山で登山をしていた男性が黒くて大きな動物を目撃し、うなり声を聞いた。11年10月には、隣の祖母山中の尾根道で登山中の女性が大型動物に遭遇し、後ろ脚で立ち上がる姿を目撃したという。調査対象地域はブナやミズナラなどの自然林が残り、人の手があまり入っておらず「クマが生息していてもおかしくない」という。

 一方、87年に射殺されたクマの遺伝子は福井、岐阜両県に生息するものに近いと学会で発表され、九州外から持ち込まれたとの見方が有力だ。だが「ネットワーク」は「元々九州にいたとされる野生のツキノワグマの遺伝子の型が明確になっていない。今回、九州に残る古いクマの剥製や骨などからDNAの型も調べたい」としている。 

 宮崎県高千穂町で10年以上、クマを追っている写真家、栗原智昭さん(46)は「クマの研究は本州、北海道が中心で本格的な調査が九州に入ることは非常に画期的なこと」と期待する。3県の自然保護担当課は「関心を持って経緯を見守りたい」と話している。【野呂賢治】

ヤンバルクイナ

<東村高江でヤンバルクイナの親子の姿が約10年ぶりに確認された。…中略…今回の確認で、東村南方でも繁殖域が回復している可能性があるとみられる。関係者は「マングースの防除作業などが功を奏した結果だ」と喜んでいる。>

 ヤンバルクイナは、1980年に発見された。当時はテレビなどでも随分話題になった。
 ヤンバルクイナは、発見された地域にだけしか棲息していない非常に珍しい鳥で、絶滅危惧種だ。野生動物の多くが数を減らしている中、ヤンバルクイナも同様に棲息域を減らしていたらしいが、今回、繁殖域が回復している可能性が出てきたのは、嬉しいニュースだ。
 ヤンバルクイナが数を減らしている原因の一つがマングースであるらしい。その防除作業が実を結んだようだと関係者は喜んでいる。
 外来種の持ち込みは、生態系に多大な被害を及ぼす。絶滅種を出さないために、外来種の持ち込みを防ぐ手立てが重要だ。


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ヤンバルクイナ、高江で繁殖確認 親子の姿10年ぶり
琉球新報 5月18日(金)9時40分配信
 東村高江でヤンバルクイナの親子の姿が約10年ぶりに確認された。環境省やんばる自然保護官事務所によると、これまでクイナの繁殖域は東村北部が南限と考えられており、高江では03年以降ヤンバルクイナの親子は確認されていなかった。今回の確認で、東村南方でも繁殖域が回復している可能性があるとみられる。関係者は「マングースの防除作業などが功を奏した結果だ」と喜んでいる。
 NPO法人どうぶつたちの病院沖縄が4月に親1羽とひな4羽を確認した。今回確認された親子は2010年に高江で発見されたつがいの一方と、そのひなとみられる。
 17日、県庁記者クラブで会見したNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の金城道男副理事長は「ひなが成長し、生息域が拡大することに期待したい」と語った。

<絶滅の危機にある「ユキヒョウ」の体細胞から、あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製することに、豪モナシュ大学などの研究チームが成功した。
 将来、iPS細胞を卵子や精子に変化させられれば、繁殖や保護に役立つ可能性がある。>


 マウスの実験において、京都大学が既に精子を作り出すことに成功している。
 先端技術の絶滅危惧種保護に対する応用というのは、期待の大きい分野だと思っている。小型カメラやロボットなど、生態調査に威力を発揮してくれるだろう。我々一般人は勿論、専門家でさえ見たことの無い影像が見られることが期待される。生態調査は保護の第一歩だ。生態が詳しく分かれば、保護に何が必要かが分かる。iPS細胞を使って繁殖させた絶滅危惧種を飼育することも可能となるだろう。何れも先端技術の応用によって可能となる部分が多いと思われる。
 多額の研究費を使って得られた技術を先ず人間のために使うというのには、全く異存が無い。だが次はその技術を絶滅危惧種保護にも応用する、という視点も持っていいだろう。大きな期待を寄せたいと思う。


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絶滅から救え!ユキヒョウの皮膚からiPS細胞
読売新聞 3月25日(日)11時34分配信
 絶滅の危機にある「ユキヒョウ」の体細胞から、あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製することに、豪モナシュ大学などの研究チームが成功した。

 将来、iPS細胞を卵子や精子に変化させられれば、繁殖や保護に役立つ可能性がある。

 ユキヒョウは、大型のネコ科動物。中央アジアの山間部に3500〜7000頭程度が生息しているとみられるが、近年、減少傾向にあるという。

 研究チームは、成体のユキヒョウから皮膚細胞を採取。山中伸弥・京都大教授らが開発した4種類の遺伝子を使う一般的な方法ではiPS細胞を作製できなかったが、「Nanog」という遺伝子を加えた5種類を使ったところ成功した。iPS細胞を生殖細胞に変える研究ではこれまで、京都大学がマウスで精子作製に成功している。モナシュ大チームによると、ネコ科動物のiPS細胞作製は世界初といい、今後、ベンガルトラなどネコ科の絶滅危惧動物でも作製を目指す。


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