腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

微生物の可能性

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<青森県沖の海底下約2.5キロの地層からバクテリアの群れを発見し、その培養に成功したと、海洋研究開発機構などが参加する国際チームが24日の米科学誌サイエンスに発表した。海底下で生物を確認できた場所としては世界最深で、生命を維持できる限界に近い環境とみられるという。>
<微生物の中には石炭からメタンを生成するバクテリアもあり、稲垣史生・同機構上席研究員は「太古の森林土壌に由来する海底下の微生物生態系が、今でも天然ガスなどの生成に重要な役割を果たしているとみられる」と話す。>


 青森県沖の海底というのは、水深1180メートルの深海。こんな深海底からさらに2466メートルも掘削できたのは、海洋開発機構が地球深部探査船「ちきゅう」を持っているからだ。最先端の研究には、それ相応の機材が必要だ。そしてそれには、多額の資金が必要である場合が多い。やはり相応の予算が必要なのだ。但し、今回の調査は国際チームによるものだ。日本がその機材をタダで使われるだけという結果にならないように注意してもらいたい。
 天然ガスの生成にはやはり微生物が関与しているようだ。そういう微生物を研究することによって将来、工場で天然ガスの生成の可能性ということも見えてくるかもしれない。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

<微生物>世界最深…青森沖海底下2.5キロの地層で確認
毎日新聞 7月24日(金)3時0分配信
 青森県沖の海底下約2.5キロの地層からバクテリアの群れを発見し、その培養に成功したと、海洋研究開発機構などが参加する国際チームが24日の米科学誌サイエンスに発表した。海底下で生物を確認できた場所としては世界最深で、生命を維持できる限界に近い環境とみられるという。

 ◇海洋研究開発機構など発表

 チームは2012年、地球深部探査船「ちきゅう」で同県八戸沖約80キロ、水深1180メートルの海底を2466メートルの深さまで掘削。地層を調べたところ、堆積(たいせき)物1立方センチ当たり100個以下のごく微量の微生物の細胞が確認できた。海底下2キロ付近の石炭層では、特に多い1万個程度の細胞があった。

 この層の微生物を遺伝子分析した結果、地上の森林土壌に生息する種類に近いバクテリアが多く見つかった。かつての森や湿地が日本列島の形成に伴って埋没し、地下深部でもわずかな水と栄養分を頼りに生きられる微生物だけが残ったと考えられるという。チームは地上での培養にも成功した。


 微生物の中には石炭からメタンを生成するバクテリアもあり、稲垣史生・同機構上席研究員は「太古の森林土壌に由来する海底下の微生物生態系が、今でも天然ガスなどの生成に重要な役割を果たしているとみられる」と話す。【大場あい】

<南極の氷床下800メートルに閉ざされた暗い湖中に、岩の含有物などを食べる微生物の群生が存在しているとの研究論文が、20日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。>

 800メートルの厚い氷に閉ざされた、光も届かぬ冷たい湖の中にも、約4000種の微生物の群生があった。このような過酷な環境でも生物が生きられるという発見は、他の天体、例えば火星や木星の衛星などにも生物がいるかもしれないという証明になる。そういう話を聞く。
 しかし、苛酷な環境に生物が生きられるということが、他の苛酷な環境の天体に生物がいるということの証明にはならないのではないか。何故なら、これらの生物はその場所で発生したのではなく、他の場所で発生したものが長年月をかけて現在の過酷な環境に適応してきたものだと考えられるからだ。別の環境で生物が発生したのなら、現在の苛酷な環境は生物の発生とは直接結びつかないことになる。
 とは言え、例えば火星は、地球と似たような環境だったことがあると言われているから、その時に発生した生物が、現在の火星の過酷な環境に適応して生き残っているという可能性は考えられるだろう。その可能性があることを、こういう過酷な環境で生きている生物の発見が示唆してくれることは間違いが無かろう。夢が広がる発見である。
 蛇足ながら、穴を開けられた氷床下800メートルのこの貴重な湖は、外の微生物に汚染されてしまったであろうから、今までどおりの環境は保てなくなったのだろうと思うと、残念ではある。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

南極氷床下の湖に約4000種の微生物、岩の含有物食べる 研究
AFP=時事 8月21日(木)12時34分配信
【AFP=時事】南極の氷床下800メートルに閉ざされた暗い湖中に、岩の含有物などを食べる微生物の群生が存在しているとの研究論文が、20日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。

 研究の対象となったのは、1300万平方キロメートルの氷床下に数千年前から隠されてきたウィランズ湖(Lake Whillans)から採取した水や沈殿物のサンプル。研究チームは2013年1月、厚さ800メートルの氷床に穴を開け、氷床下の湖に達する直径60センチの井戸を掘った。

 米国やイタリア、英ウェールズ(Wales)の科学者らによる研究チームは、フィルターと殺菌用UVシステムが取り付けられた熱水ドリルを使い穴を開けた。これは前年の研究で採取したサンプルに「汚染物質」が混入したことへの対応だ。

 採取されたサンプルからは、少なくとも3931の種および種群による「多様な微生物の群生」が見つかった。「そのうちの多くは、岩からエネルギーを得ており、炭素の供給源として二酸化炭素を利用している」という。

 微生物から抽出したDNAを分析した結果、87%はバクテリアに、3.6%は「アーキア(古細菌)」と呼ばれる単細胞生物にそれぞれ関連していることが分かった。しかし800近くの有機体については分類することができなかった。

 ウィランズ氷河底湖調査プログラム(Whillans Ice Stream Subglacial Access Research Drilling、WISSARD)と名付けられたこのプロジェクトに出資している全米科学財団(National Science Foundation、NSF)は、「WISSARDの最新報告は、南極の氷床下に微生物の機能的な生態系が存在していることを示す初めての決定的な証拠を提供している。10年以上前から推測されてきた、このような環境における生命の存在が裏付けられた」と声明で発表した。【翻訳編集】 AFPBB News

微生物でUVカット

<独立行政法人農業環境技術研究所(茨城県つくば市)の吉田重信主任研究員(44)=上山市出身=らの研究グループが、植物に広く生息する微生物の中に紫外線吸収能力を有する種類がいることを発見した。既知の化学物質と類似する機能を確認しており、有用成分の抽出方法などを含む特許も出願済み。新たな天然由来成分として化粧品業界が注目している。>

 植物の表面には、沢山の微生物が棲んでいるのだそうだ。
 青菜に塩を振って重石をしておくだけで、一日足らずで簡単に浅漬けが出来る。それは、青菜の表面に棲んでいる酵母や乳酸菌が働くからだと聞いた事がある。
 大豆を蒸して稲わらに包み熱湯をかけておくと、納豆が出来る。それは、稲わらには元々納豆菌やさまざまな菌などが棲んでいて、熱湯をかけると熱に強い納豆菌だけが生き残って納豆が出来るのだと、聞いたような気がする。
 どちらも曖昧な記憶によるものだが、科学情報を提供するブログではないので、遠慮なく曖昧な情報でも書いていく。

 植物の表面と言っても、青菜や稲の茎や根元などあまり直射日光の当たらない所に微生物は棲んでいるのだろうと思っていた。ところが、直射日光の当たる部分にもそれらは棲んでいるらしい。
 微生物というのは、日光や乾燥に極めて弱い筈なのだが、そうでないのもいるらしい。実に驚異的なことだ。微生物の可能性というのは、無限と言って良いのかもしれない。


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微生物でUVカット、吉田さん(上山出身)らが発見 天然由来新成分に化粧品業界が注目
山形新聞 8月23日(金)8時33分配信
 独立行政法人農業環境技術研究所(茨城県つくば市)の吉田重信主任研究員(44)=上山市出身=らの研究グループが、植物に広く生息する微生物の中に紫外線吸収能力を有する種類がいることを発見した。既知の化学物質と類似する機能を確認しており、有用成分の抽出方法などを含む特許も出願済み。新たな天然由来成分として化粧品業界が注目している。

 吉田主任研究員は、植物の表面にすむ微生物に紫外線への対抗能力があると推察。同研究所の微生物インベントリー(情報バンク)が保有する2万株の微生物から約200株を選別して調べたところ、稲や小麦、大豆、トマトなど一般的な植物に生息しているメチロバクテリウム属の微生物が紫外線を吸収することが分かった。

 地表に届く紫外線には、大気圏ではほとんど吸収されないためほぼ100%が到達するA波(UV―A)と、オゾン層で吸収され到達量が少ないB波がある。メチロバクテリウム属から抽出した成分は、肌の奥の真皮層まで達するUV―Aの吸収力が高く、市販の日焼け止めなどに配合されている化合物「アボベンゾン」と同じような吸収効果が認められた。UV―Aを吸収する成分は現状でも種類が少ない上、日焼け止めなどは肌に直接塗るために天然由来成分への潜在的需要が高いことから、既に大手化粧品メーカーから問い合わせがあるという。

 吉田主任研究員は山形南高から山形大農学部を経て現職。微生物の生態機能を専門とし、植物に生息する微生物を多様な分野で有効活用する道を探っている。「植物の表面は紫外線や乾燥など、常に強いストレスにさらされている。そのような過酷な条件でも生息できる微生物は多くの秘めた力を持っている。その力を引き出したい」と吉田主任研究員。「今回見つかった微生物由来成分についても化粧品のほか、工業、医療、農業など幅広い分野で応用の可能性がある」と話している。

超深海、微生物活発

<6000メートルの海底では魚類やソコエビなど大型生物が生息していた。1万900メートルではナマコやゴカイなど目に見える生物はわずかだったが、海底土の酸素消費量や有機物の濃度を比較すると、1万900メートルの方が6、7倍多く、微生物が活発に活動していることが分かった。>

 私は、驚異的な観測結果とは思わなかった。多くの人が、超深海では高等生物は活動できず、微生物なら活動できるだろうと考えるのではないだろうか。驚いた点といえば、活動が活発だったという点だろう。しかしこれも、捕食者となる高等生物がいないので微生物の数が多かっただけかもしれない。そう考えると、予想通りの結果なのかもしれない。
 私の興味は、これらの微生物がこの深海で発生したものなのか、それとも別の場所、つまり、これまで生物が誕生したと考えられてきた場所(浅い海など)で発生したものが深海に適応したものなのかという点だ。もし前者であれば、別の惑星でも生命が誕生している可能性が高くなるだろう。だが、もし後者であるならば、超深海に微生物が存在するという事実を以って、他の惑星の過酷な条件に生物が存在している証拠にはなりにくいということになる。果たして、この超深海の微生物は、何処で発生したものなのだろうか?


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水深1万メートル超、微生物活発=マリアナ海溝、無人装置で観測―海洋機構など
時事通信 3月18日(月)3時3分配信
 海洋研究開発機構などの国際研究チームが、世界で最も深い太平洋・マリアナ海溝のチャレンジャー海淵(水深1万900メートル)に観測装置を投入し、水中や海底土の酸素濃度などの測定に世界で初めて成功した。高水圧で光や栄養に乏しい超深海では生物の活動は限られると考えられてきたが、水深6000メートル地点より有機物濃度が高く、微生物が活発に活動していた。論文は18日付の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に掲載された。 
 水深1万メートルを超える超深海のような極限環境の探査は、生命の起源を解明するカギになると言われるが、1平方センチ当たり1トンを超える水圧などに阻まれ、調査はあまり行われていない。
 海洋機構の北里洋海洋・極限環境生物圏領域長らの研究チームは、超深海の圧力に耐える撮影機器や、有機物や酸素濃度を計測するセンサーなどを積んだ観測装置を開発。海上から投下し、水深1万900メートルと6000メートルの海底を詳細に調査した。
 その結果、6000メートルの海底では魚類やソコエビなど大型生物が生息していた。1万900メートルではナマコやゴカイなど目に見える生物はわずかだったが、海底土の酸素消費量や有機物の濃度を比較すると、1万900メートルの方が6、7倍多く、微生物が活発に活動していることが分かった。

「藻」から燃料

<IHIは7日、藻から燃料を作り出す「藻類バイオ燃料」の実験施設を報道陣に公開した。光と水、二酸化炭素があれば燃料が作れ、サトウキビなどから作るバイオエタノールのように食料と競合することもない。平成26年からジェット燃料向けなどにサンプル出荷を始め、28年以降の事業化を目指す。>

 IHIというのは、旧石川島播磨重工業株式会社のこと。造船のほかに、航空・宇宙部門もありジェットエンジンなどを製造している。
 記事に「藻」とあるが、我々に馴染みのある海藻ではなく、単細胞生物の藻であるらしい。従って、大きな水槽でなくても培養できるようだ。
 しかし、出来上がった燃料の単価が石油の10倍以上では、実用化はまだ難しいのではないか。記事によると経費削減のため海外での生産を考えているようだが、国内で生産してこそ価値があると私は思う。
 海に囲まれており、且つ雨の多い我国であるから、淡水海水を問わず水生生物の利用を研究するのは方向として間違っていないと思う。石油と同じくらいまで単価を下げ、且つ、国内で生産できるようになることを期待したい。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

「藻」が燃料に 課題はコスト IHIが実験公開
産経新聞 11月8日(木)7時55分配信
 IHIは7日、藻から燃料を作り出す「藻類バイオ燃料」の実験施設を報道陣に公開した。光と水、二酸化炭素があれば燃料が作れ、サトウキビなどから作るバイオエタノールのように食料と競合することもない。平成26年からジェット燃料向けなどにサンプル出荷を始め、28年以降の事業化を目指す。

 公開したのは同社横浜事業所(横浜市磯子区)の屋内と屋外に設けられた藻の培養器。使われる藻は増殖が速い「榎本藻」。成長や細胞分裂の際に油を発生、作られる油の質は重油に相当するという。光合成だけで増殖し、通常の藻に比べ1カ月後の生産量は10万倍にもなる。

 ただ、事業化に向けてはコストが課題となる。土地代、電気代、水処理費用などのコストを積み上げると、現段階の1リットル当たりの価格は1千円以上と、石油の10倍以上に及ぶ。今後、単位面積当たりの生産量を上げるための培養技術の開発に加え、土地代の安い海外での生産も検討する。こうした取り組みを通じて「32年までには価格を1リットル当たり100円以下まで引き下げたい」(成清勉・新事業推進部部長)としている。

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