腹立ち紛れ(笑)

随想録。思ったことをいろいろと。なお、記事と関連の無いコメントなどは削除します。あしからず。

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世界最大の恐竜化石

 <世界最大の恐竜化石>の見出しが目を引いた(ニュース(1))。読んでみると、100トン規模、全長約40メートルに達すると書いてある。シロナガスクジラの全長が約30メートルらしいから、これは超巨大である。一体、どれほど大きいのだろうか?
 こんな時、インターネットというのは便利なものだ。同様の記事が並んで表示されている。見出しを見ると、約80トンと書いてあるものもある。100トンと80トンでは大きな違いだ。そこで同様に<全長40メートル、重さ象14頭分>と書いてある別の記事を読んでみた(ニュース(2))。こちらの記事の方がかなり具体的で、英BBCなどが伝えたとニュースの出所まで書いてある。この記事では、推定体重約77トンとなっている。見出しも<世界最大の恐竜化石>とは断定せず、<世界最大の恐竜か>としている。約80トンという記事もあることを考えると、こちらの記事の方が正しいようだ。
 長さだけでもシロナガスクジラを上回るというのは、すごいことだ。但し、シロナガスクジラの体重は、80トン〜190トン(ウィキペディア)らしいから、やはり、史上最大の生物は、シロナガスクジラと言ってよさそうだ。


以下、ニュース(1)  一部、フォントを変えてある。

世界最大の恐竜化石=100トン規模、ゾウ14頭分―アルゼンチン
時事通信 5月18日(日)0時20分配信
 【ブエノスアイレスAFP=時事】南米アルゼンチンのパタゴニア地方で、これまでに発掘された恐竜としては世界最大とみられる100トン規模の恐竜の化石が見つかった。
 この恐竜の化石は2011年、パタゴニア地方のチュブト州で農業労働者によって発見された。恐竜は、約1億年前の白亜紀に生息していたチタノサウルスと呼ばれる首長の大型草食恐竜の新種とみられる。
 頭から尾までの全長は約40メートルに達し、体重はアフリカゾウ14頭以上に相当。アルゼンチンの博物館は、人間の大人の身長をはるかに超える大きさの大腿(だいたい)骨の化石の横に研究者が寝そべる写真を公表した。

以下、ニュース(2)  一部、フォントを変えてある。

世界最大の恐竜か、全長40m・重さ象14頭分
読売新聞 5月18日(日)18時47分配信
 【リオデジャネイロ=吉田健一】南米アルゼンチンのパタゴニア地方で、推定体重約77トンという巨大な恐竜の骨の化石が発掘され、「世界最大の草食恐竜の可能性が高い」と話題を呼んでいる。英BBC(電子版)などが17日に伝えた。

 化石はアルゼンチンの古生物学者らが発掘した。発掘された太もも部分の骨から推定すると、頭から尾の先までの全長が約40メートル、首をもたげた際の全高は7階建てビルとほぼ同じ約20メートルに達する。体重はアフリカ象14頭に相当するという。

 見つかった骨は7頭分、計約150本に及び、状態も良好。研究者らは、約1億年前の白亜紀に生息していたティタノサウルス類の新種とみている。

 化石は2011年に地元農民が見つけ、13年から発掘作業が行われていた。

<現代のサメは、大昔の祖先の特徴を今に残す「生きた化石」であるとの定説を覆し、数百万年かけて大きな進化を遂げて現在の特徴を獲得したとする研究が、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。>

 海の中を自在に泳ぎまわり、他の魚を思いのままに捕食するサメ。かなり深い所にも楽に潜れるとも聞いたことがある。そんな狂暴なサメは、軟骨魚類。我々が普通に見る魚である硬骨魚類よりも古い時代から生きていると言われてきた。しかしこの説明には少し違和感があった。何故違和感があるのか、きちんと考えたことがなかったが、この文章を書きながらその理由がはっきりした。軟骨魚類から進化したはずの硬骨魚類がどうして進化する前の軟骨魚類であるサメに食われなければならないのかということだ。進化した方が進化する前より強くなければおかしいのではないかという点だ。どうして進化したはずの硬骨魚類が進化する前の軟骨魚類より弱いのか? どうもおかしな話ではないか。
 今回の説によれば、この違和感、この矛盾を解決することが出来る。サメは、長い時間をかけて硬骨を軟骨に変化させ、ついに現在のような捕食者としての強い能力を得たというのだ。
 もっとも、生物の世界はそう単純なものではない。前に紹介したことがあるとおり、肉食動物よりも草食動物の方が後に出現したのだそうだ。食べるものより食べられるものの方が後で出現するという、普通は考えられないことが起こる世界である。常識がいつも通用するわけではない。
 しかしながら、私には、サメが長い時間をかけて体を進化させ現在の能力を得たとする説の方が正しいだろうと思うのだ。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

サメは「生きた化石」ではなかった?  定説覆す化石発見
AFP=時事 4月21日(月)15時4分配信
【AFP=時事】現代のサメは、大昔の祖先の特徴を今に残す「生きた化石」であるとの定説を覆し、数百万年かけて大きな進化を遂げて現在の特徴を獲得したとする研究が、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

 全ての顎口類(顎を持つ脊椎動物)の祖先に当たるサメに似た動物の頭蓋骨の化石が新たに発見されたことにより、顎口類の原型が軟骨ではなく硬骨だったという説が補強されたという。この動物は、約3億2500万年前の古生代に生息し、サメのような軟骨魚類と、サケやマグロのような硬骨魚類の両方の特徴を備えていた。

■定説は「軟骨から硬骨への進化」

 これまで科学者たちは、サメのように全身の骨格が軟骨でできている生物が、時間とともに硬い骨を獲得し、硬い骨を持つ現代の動物に進化したと考えていた。そのため、現代のサメやエイは基本的に変化しないまま、顎口類の祖先に最も似た姿を保ってきた動物とみなされてきた。

 だが今回の研究は、元は硬い骨を持っていたサメが、深海での捕食に特化するために硬骨を軟骨に置き換えていったという新たな学説を補強するものだった。


「科学者や一般の人々は長らく、現代のサメを『生きた化石』──大昔に出現し以後ほとんど変わっていない動物だと考えてきた」と、論文の主著者でアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)のアラン・プラデル(Alan Pradel)氏は述べた。

「科学者たちはこの根拠を、より原始的とされる(ヤツメウナギとメクラウナギから成る)無顎類と同じ軟骨の骨格をサメが持っているという事実においていた」「よって、科学者らは現代のサメが顎口類の祖先を表しているものだと推定した」

 だが、新たに発見された化石は、この説に疑問を投げ掛けるものだった。


■サメの祖先は「硬骨魚類に似ていた」

 研究チームは、この頭蓋骨化石がサメの頭蓋骨とは大きく異なっており、むしろ硬骨魚類に似ていることを発見した。

「この顎口類の共通の祖先は、現代の軟骨魚類よりもむしろ硬骨魚類によく似ている」「これは伝統的な科学的思考を覆すものだ。現代のサメは生きた化石ではなく、祖先から大きく異なった姿をしているのだ」(プラデル氏)

 これまで長らく、顎口類の初期の進化を知るためにはサメを研究するのが良いとされてきたが、この研究により、サケやマグロを研究する方が有用な可能性があることが示唆された。【翻訳編集】 AFPBB News

草食動物の出現

<陸生草食動物の最古の祖先とされる動物の3億年前の化石を発見したとの研究論文が16日、米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された。この部分骨格の化石は、陸生草食動物の出現の謎を解明する手掛かりになるという。>

 肉食動物よりも草食動物の方が後に出現したのだそうだ。逆だと思っていた。現在は、多数の草食動物に上に少数の肉食動物がいる形の食物連鎖が出来上がっている。食べられる者がいないのに、食べる者が出現するとは思われず、てっきり肉食動物が後に出現したと思っていた。草食動物が出現するまでの肉食動物は、共食いしたり昆虫を食べたりしていたらしい。草食動物の出現は、生物界において劇的な変化だったのだ。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

3億年前の「陸生草食動物の最古の祖先」の化石を発見、国際研究
AFP=時事 4月18日(金)10時32分配信
【AFP=時事】陸生草食動物の最古の祖先とされる動物の3億年前の化石を発見したとの研究論文が16日、米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された。この部分骨格の化石は、陸生草食動物の出現の謎を解明する手掛かりになるという。

 論文主執筆者のカナダ・トロント大学ミシサガ校(University of Toronto at Mississauga)のロバート・ライス(Robert Reisz)教授は、AFPの取材に「エオカセア・マルティニ(Eocasea martini)」と呼ばれるこの動物の部分化石は「肉食動物と草食動物との間の最初のつながりであり、その過渡的段階だ」と語る。

 エオカセアは肉食動物だったが、草食動物に近い存在だったことを示す骨格的特徴を持っていた、とライス教授は指摘する。

 トロント大やドイツ・ベルリン(Berlin)の自然史博物館(Museum fur Naturkunde)とフンボルト大学(Humboldt University)などの古生物学者チームが発表した論文によると、米カンザス(Kansas)州で行われた発掘調査で、体長20センチのエオカセアの頭蓋骨のごく一部と背骨、骨盤、後肢の大部分の化石が発見されたという。

 恐竜時代より8000万年前に生息していたエオカセアは、単弓(たんきゅう)類と呼ばれる動物の分類群に属している。最初の陸生草食動物や大型の最上位捕食動物なども属する単弓類は、最終的に現代の哺乳類に進化した。

 論文によると、草食動物が出現するまでは、陸生哺乳類は共食いしたり昆虫を食べたりしていたという。

 草食動物の登場は「陸上生物にとって革命的な出来事だった。なぜならそれは、陸生植物がもたらす膨大な資源を陸生脊椎動物が直接的に利用できることを意味するからだ」と、ライス教授は説明する。

 草食動物は繁殖して数が増え、大型捕食動物の重要な食料源になった。

 そのためエオカセアは、多数の草食動物がごく少数の最上位捕食動物を支える現在の生態系の構造をもたらした過程の発端となったとライス教授は言う。

 草食性への進化は、異なる動物の系統で5回独立して起きた、とライス教授は付け加えた。

 だが、肉食から草食への進化がもっと前に起きなかったのはなぜか、またその進化が複数の異なる動物系列で独立して起きたのはなぜかについては、いまだに科学者らは頭を悩ませている
、とライス教授は述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

小惑星に二重の輪

<土星と天王星の間に位置する小惑星「カリクロー」に二重の輪があるのを発見したと、ブラジル国立天文台などの国際研究チームが26日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。ちりや氷の粒から成る輪は土星や木星、天王星、海王星にあるが、小惑星で見つかったのは初めて。昔、別の天体が衝突した際の破片が輪になった可能性が高いという。>

 昔は、輪と言えば土星だけだった。輪があるなんて実に奇妙な惑星だと思われていた。ところが近年、観測技術の進歩のお蔭だろう、土星以外の惑星にも輪が発見され始めた。今では、木星から外側の惑星にはすべて輪が見つかり、太陽系の惑星の半分に輪があることになってしまった。私が子供の頃には、想像だにしなかったことだ。
 輪のある惑星はすべて地球よりもずっと大きい惑星なので、大きくないと輪は出来ないのかと思いきや、小惑星に輪が、それも二重の輪が発見された。小惑星の直径は約250キロ。輪の幅は内側が7キロ、外側が3キロで、厚さは数百メートルと推定されるというから、随分と小さなものだ。
 ちなみに、小惑星の名は、「カリクロー」。変わった名前だ。狩九郎? なんて思ったけど、違うだろうね。


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小惑星に二重の輪=土星と天王星の間で発見
時事通信 3月27日(木)3時12分配信
 土星と天王星の間に位置する小惑星「カリクロー」に二重の輪があるのを発見したと、ブラジル国立天文台などの国際研究チームが26日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。ちりや氷の粒から成る輪は土星や木星、天王星、海王星にあるが、小惑星で見つかったのは初めて。昔、別の天体が衝突した際の破片が輪になった可能性が高いという。
 1997年に発見されたカリクローは直径約250キロ。輪の幅は内側が7キロ、外側が3キロで、厚さは数百メートルと推定される。二つの輪の間には9キロの隙間があり、今後衛星が見つかる可能性がある。 
 昨年6月3日にカリクローが遠くの恒星の手前を横切る現象があり、国際チームはチリにある欧州南天天文台の望遠鏡などで観測した。カリクローが横切る際、恒星の明るさが一時的に低下したのは予想通りだったが、カリクロー本体が横切る前後にも2回ずつ小幅低下したことから、二重の輪があると分かった。
 カリクローは発見以来、明るさが大きく変動することが謎とされていたが、太陽光が二重の輪に当たって反射する具合が変わるためと考えられる。望遠鏡に太陽系外の惑星を観測するための高性能カメラを新たに設置してあったため、精度良く輪を識別できたが、予想外の発見だったという。

<福井県立大学恐竜学研究所は17日、同県勝山市で見つかった卵殻の化石が白亜紀前期(約1億2千万年前)の鳥類のもので、鳥類の卵殻化石としては世界最古と分かったと発表した。これまでにアルゼンチンやモンゴルなどで約8千万年前の鳥類の卵殻化石が見つかっているが、約4千万年さかのぼることになる。>

 恐竜の化石は、外国で大量に出土し、貴重なものも外国で産出される。日本では貴重な化石は発見されないというのは、誤解だ。日本においても貴重な化石は出ている。
 今回日本で発見された卵殻化石は、鳥類の卵殻化石としては世界最古と判明した。これまでの記録では、約8千万年前だった。ところが今回発見されたものはそれより4千万年も前のものだ。随分、大きな記録更新だ。約1億2千万年前と言うと、白亜紀前期だ。白亜紀は恐竜の時代。その前期に鳥類が既に存在していた証拠である。
 恐竜時代のごく末期に鳥類が現れ、恐竜が滅亡する中で生き残り現在に至っているのかと思っていた。しかし、かなり早い段階で鳥類は恐竜から分化していたらしい。この記事を読むと、常日頃食事の際にお世話になっている卵が、よりありがたく感じられるのは、私だけだろうか。


以下、ニュース  一部、フォントを変えてある。

鳥類の卵殻、世界最古の化石だった 90年に福井で発見
朝日新聞デジタル 3月18日(火)9時26分配信

 福井県立大学恐竜学研究所は17日、同県勝山市で見つかった卵殻の化石が白亜紀前期(約1億2千万年前)の鳥類のもので、鳥類の卵殻化石としては世界最古と分かったと発表した。これまでにアルゼンチンやモンゴルなどで約8千万年前の鳥類の卵殻化石が見つかっているが、約4千万年さかのぼることになる。

 化石は縦横約2〜6ミリの3点。1990年に勝山市の白亜紀前期の地層付近で見つかったこぶし大の泥岩の中にあった。厚さ約0・4ミリと薄く、表面がなめらかで3層構造であることなどから、研究所の今井拓哉研究生(26)らが鳥類の卵殻と断定した。現在の鳥の卵の構造と似ている。


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