めぐるさかずき

藪の奥の朽ち果てた庵で、スルメを噛み噛み、過去の城めぐりを書き記す

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堅固な城と言われながら、何度も落城している城がある。
金華山にそびえる岐阜城である。
長良川側から見たら、直立するような断崖絶壁。
陸側から見ても、下の写真のような険しさである。
 
ご存知、「美濃の蝮」斎藤道三の城にして、信長の城でもある。
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上の写真は岐阜に向かって走りながら見た岐阜城。
中央左よりの突き出たところが金華山で、小さく城が見える。
この山は、木曽川を挟んだ対岸の尾張からもよく見える。
というより、目立つ。
(左右に連なる山も、やたら、怪しい形ではあるが)
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このことからも分かるとおり、ちょっと見、(という言い方はふさわしくないかもしれないが)周囲から見上げると、天守がそびえる金華山は、高く、斜面が急峻な山である。
これでは、攻撃する気も萎えてしまうというもの・・・
 
それなのに、七回も落城しているといわれるのはなぜか・・・
 
理由は簡単。
登ってみればわかる。
七曲の急峻な坂を、なんだ坂、こんな坂・・・
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さすが、岐阜。
岩の名所。
金華山も、そちこちに上のような岩が落ちて(?)いる。
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なにはともあれ、
 
ヒィ ヒィ ハァ ハァ  
 
と、まではいかないが
ちょろちょろ足元を走り回るリスさんたちに励まされ
登ってみれば、
 
「せまっ!」
 
唖然とするほどの狭さなのである。
 
「こりゃぁ、駒一頭も置けないわ」
 
というのは大げさだとしても、それほどの面積しかないように感じる狭さである。
 
誰かと肩を触れたら落ちるんじゃないか、などと冗談めいて思うほどの面積。
 
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ただ、感動するのは見晴らし。
天守からの眺めが絶景なのは、防御の上でもあたりまえのことなのではあるが、ここの眺めは、特別だと思っている。
現在の岐阜城は三重の天守閣で、昭和三十一年に再建されたもの。
例にもれず、ここもうそんこ天守閣である。
とはいえ、登ってみる価値はある。
 
 
最上階に出ると、その眺望は比類なきほど雄大。
東は飛騨、木曽山地へつながる。
北は眼下に長良川、その奥は両白山地が北国の空に連なる。
西は岐阜の市街が長良川に包まれるようにひらけ、その向こうに伊吹、養老の山並みが横たわる。
山並みの間に見える切れ目のすぐ奥は、関ヶ原である。
そして、南側は濃尾平野が一望千里。
衛星写真を見ているようで、出入りするもの全ての動向が見て取れる。
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上の写真で、うっすらと見える山並みの間にある隙間を、関ヶ原に向かってツワモノどもは駆け抜けたのだろう。
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街並みの合間合間にぽっこりこんもりの緑のお山。
古墳跡である。
左の可愛いまんまるお山は鷺山といい、道三が家督を息子に譲った後に住んだところである。
現在、国際会議場や長良川球場などがあり、文化施設のメッカとなっている。
その近くに、道三の墓がある、らしい。
 
さて、こんな狭い山頂の城に道三も信長も住んでいた。
さらに、信長は、ふもとにも豪華な館を建てていた。
現在、そこの発掘が進められている。
広大な屋敷跡からは色々なものが出てきており、見事な庭園も造られていたこともわかってきた。
信長は、一日に何度も金華山を上り下りして、家臣団と話し合いをしていたという。
健脚であったことは間違いない。
 
 
発掘の進む「信長館跡」や、「岐阜城あれこれ」については、次回・・・

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公園入り口、綺麗になりましたね!
若き信長像が、良く似合います^^。
私が行った時には、まだ、工事中でした・・。
ここは、本当に、眺めが素晴らしい!
信長さんも、この景色を見ていたかと思うと、
感動でした!次回、楽しみです。

2012/7/14(土) 午前 0:34 ピリ

戦国武将の中で最も好きな、竹中半兵衛重治の逸話が大好きです。
「稲葉山城」占拠!計画的な半兵衛の策略に憧れます。
そんな舞台の城ですからねぇ。

2012/7/16(月) 午後 9:25 TakerU

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ビリさん
もう一度、是非、いらしてください。
どんどん進化していますよ。

2012/9/1(土) 午後 0:38 [ にんにん ]

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TakerU殿
竹中半兵衛と言えば垂井。
何度か行っていますが、画像がイマイチ。
というところで、近々再訪してきたいと思っています。

2012/9/1(土) 午後 0:41 [ にんにん ]


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