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柳生の寺、芳徳寺がいかに砦らしかったか、周囲の様子を見せないと分からないかと思う。
この山道と傾斜を見たら、いかに険しい山城だったか分かるのではないか。
こうした山間の道を駆けのぼり飛び回れば、自然に身体能力が上がり、忍者もどきの動きが身についたのではないかと思われるのである。
一度は廃寺状態だった芳徳寺だが、再興してこんなに立派な柳生一族の墓所に整備した。
とはいえ、寺の裏手へ行く道も、結構厳しいのである。
道なのか獣道なのか…おっとっと、と言いつつ墓所へ向かった。
どう見ても人工的な地形である。
そこに葉が落ち、朽ちて積もったという感じで、敵を嵌めようとしてるようにしか見えない。
(拙者を嵌めてどうするつもりだと、独り言…)
上が上泉信綱の供養塔である。
そして、上がかの有名な柳生十兵衛さんのお墓。正式名称が三厳(みつよし)さんとは、ご存知だったろうか。
そういえば、彼の役を「八丁堀の七人」の青山様こと村上弘明が演じたこともあったなぁ、なんて思いを馳せた。
これが、美形として名を馳せた友矩さん。
家光の小姓ではあるが、そこはそれ…という関係だったのである。
ところで、この寺への脇道を登ると天石立神社がある。
行く道は傾斜が厳しく、転落するんじゃないか、死ぬんじゃないかという思い…
しかも、あそこが社殿と見えてなかなか近づけない。
ぐるぐる回り道させられる。
本殿はなく、岩がごろごろ。
磐坐信仰であろうか。
そばには、宗厳が一刀のもとに切り割ったという巨岩がある。
周囲を見れば、明らかに土塁。
ここも柳生の山城の一部だろうと想像される。
また芳徳寺の山門下には柳生新陰流正木坂道場があった。
合宿でもしているらしく、凜とした声が聞こえていた。
今からでも間に合うなら、
「頼もう!」
と、入門したい気分なのである。
とにかく、ものすごく暑い日だった。
下の駐車場の自販機で買った三ツ矢サイダーが美味で、感激した。
柳生の里に下りると、柳生小学校、柳生中学校という名の学校があった。
ここの子達は、その気になれば秘めたDNAを発揮して、将来、オリンピック選手になれるだろうな、なんて思ったのだった。
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