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今となっては大した事ないと思える悩みでも
その時のわたしが抱えるには大きすぎるほど悲しい事があって どうしようもなく辛い事があって、どうしてもやりきれない気持ちになって わたし、死ぬね。って友達の伊中さんにだけ言った。 伊中さんは 「もうちょっと待って!やらなあかん事があと2ヶ月で終わるから、2ヶ月したらわたしも一緒に死ぬね」って言う。 わたしは毎日その2ヶ月目を必死に待ち望んで生きてたら ついに2ヶ月目が来て いざとなると死ぬのが怖くなって 「伊中さん。わたしこの2ヶ月なんだかんだで生きられたからもうちょっと死ぬの先でもいい?」 って聞いたら、 「なーんや。わかった。じゃあわたしも生きるね。また死にたくなったら一緒に死ぬから言ってね」 って。 わたしは大声で泣いた。 すごいって思った。 伊中さんってすごいって。 伊中さんの言葉には、なんの嘘も、哀れみもなかった。 ただ淡々とこの言葉を言ってた。 もし、あの若さで、わたしが友達に「死ぬね」って言われた時、伊中さんのような返事が出来ただろうか。 ただただ必死に止める事しか出来なかったに違いない。 わたしは伊中さんの本当の意味の優しさを忘れない。 そしてもう、二度と死ぬなんて言わないと誓った。 とてもとても若い時の話し。 生きててよかった。 |

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