平成30年5月25日 メンバーたぬき夫妻
天候 快晴
数日前に訪れた谷川岳。仕事の都合上不定休な為、次の休みは3日後。登攀を終え、車中にて天気予報を確認すると3日後の気圧配置は高気圧ど真ん中の快晴の予報。
山屋の定か、快晴となれば山へ行きたい。という事で再び谷川岳へ岩を楽しみに行ってきました。
前回と同様、日の出と共にアプローチ開始。本年の課題である烏帽子沢奥壁に引かれたメジャールート3本の中の1つである中央カンテへ狙いを定め、出合よ快適に敷かれた雪渓を詰めテールリッジより高度を上げ、中央稜取り付きへ到着。大汗を拭いながら準備を整え中央カンテ取り付きへ向かいます。数日前に訪れた凹状岩壁と取り付きから2Pまでルートを共有するため、ルーファイ無しにすんなり取り付きへ到着し最終準備を整え登攀開始。
1P 40m バンドをトラバースした後草付のルンゼを左上気味に抜ける
2P 50m 浅いルンゼ状のフェースを左上気味に高度を上げる。傾斜は緩いが浮石が多くランナーは殆ど無い為、慎重に高度を上げる
3P  40m ビレイ点の右から回り込み左上するバンドよりカンテまで抜けた後カンテ伝いに高度を上げる。
4P 50m カンテを直上し小垂璧を左から乗越し更に頭上に有る大岩を左から回り込みルンゼ状へ抜ける。途中2か所終了点が有ったがチムニー直下まで伸ばす。
5P 30m 短いルンゼを詰めチムニーへ取り付く。内面登攀というよりは体を外に出しステミングで抜ける。スタンスホールドは豊富に有るがランナーが取りにくい。
6P 40m バンドよりフェースを左上しカンテより右上
7P 30m ルート上の核心ピッチ。下部垂璧、上部コーナークラックと気が抜けないピッチ。下部上部との間にレッジが有りピッチを切れるためパートナーと共有も可能な嬉しいピッチ。
8P 50m トポには四畳半テラスと記載されていたが半畳程に縮小されたテラスより階段状のスラブを上がり左上する凹角より高度を上げる。
9P 25m 浅い凹角を詰めると烏帽子岩基部(終了点)へ突き上げる。終了点は一枚岩の大テラス。スリングが多数巻かれていて明瞭。休憩した後下降。
烏帽子の肩より下降
1P 35m 終了点の反対側よりいきなり空中懸垂。高度、浮遊感が気持ちが良い。
眼下に見えるルンゼに降り立ち対岸に有るアンカーにて支点確保。
2P クライムダウン出来るがスリップすれば烏帽子スラブまで一直線なのでボディービレイにて確保し下部の笹薮まで
3P 笹薮と岩壁の基部沿いに左にトラバースした後、下部に伸びる踏み跡を辿ると南稜下降点へ到着。(3P目の笹薮のルーファイが非常に神経を使った)
南稜からの下降は割愛。
初見にてに登攀時間4時間強でマズマズでしたが、下降には思いのほか時間を要し課題が残る山行でした。岩質は脆いものの、前回の凹状岩壁を経験すれば錯覚なのか快適で岩を楽しむ事が出来る山行でした。
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平成30年5月22日知 メンバーたぬき夫妻
天候 終日快晴
岩壁からすっかり雪は落ち、沢に雪渓が残りアプローチが快適に成ったのを見計らい谷川岳一ノ倉沢へいわを楽しみに行ってきました。
ベースプラザより日の出と共にアプローチ開始。早朝の澄んだ空気に、上空を見上げれば雲一つ無い空が広がり新緑の隙間より木漏れ日が降り注ぎ長いアプローチを苦ともせず一ノ倉沢出合へ向かいます。何度見ても圧巻な岩壁に緊張と興奮を抱きながら雪渓を詰め、テールリッジへ取り付きました。
日光を遮るものが殆ど無いテールリッジに大汗を掻きながら中央稜取り付きへ到着した後、一旦空身で凹状岩壁取り付きを偵察に出かけました。トポ通りトラバースから始まる取り付きを確認した後、中央稜に戻り登攀準備を整え再び凹状岩壁取り付きへ。 心配していた先行パーティーは無く落石の心配をせず登攀開始。
1P バンドを右にトラーバースし凹角より草付を左上気味に高度を上げるも、草付が浮いていて以外に悪い。ランナーもあまり取れずピッチグレード以上に緊張する。
2P 傾斜は緩いが此処もランナウト。岩は脆く気は抜けない。途中より直上するラインもある様だが中央カンテの分岐にてピッチを切る。この方が自然なライン取りの様に感じた。
3P スラブ状のフェースを上部の凹状目指し高度を上げる。フリクションは良いが、ここもランナウト
4P ルート上の核心。名前の由来通りの凹状岩壁。見た目は寝ている様に見えた岩壁も、取り付いてみると思いの外立っている。此処までも岩はもろかったが、このピッチは今まで以上に岩が脆い上に、かなりランナウト。ロープスケルにて25m延ばすがランナーは僅か3本しか取れず内1つがNP。技術的な登攀というより精神的な難易度の有るピッチで痺れた。
5P 下部から見上げると右上に見えるコル(スカイライン)へ向かい高度を上げる。
抜け口が被っているがホールドスタンス豊富。乗越すと草付のテラスにてピッチを切る。
6P 04年の地震にて岩壁が崩落して以来、様々なライン取りがされているピッチ。ルーファイの腕が試される。素直に行けば直上するフレークを使い高度を上げるのが素直なラインだが、今までの岩の脆さを考えると却下し、すぐ隣(2m)に派生するカンテより高度を上げる。思いのほか残置は多く間違ったライン取りでは無い事を認識しながら終了点へ。
7P 草付と灌木の混じるピッチ。慎重に行けば問題無し
8P 上部の核心ピッチ。被ったフレークより高度を上げる。ルート上で一番岩は安定し、思い切ったムーブで高度を上げる。個人的には一番楽しかったピッチ。トポでは50mと記載されていたが、半分の25mで稜線へ突き上げた。スケルを間違ったか?
ともあれ、ハーケンベタ打ちの残置にて登攀終了。
下降は衝立尾根を慎重に辿り中央稜より下降。最初は50m1本でこまめに切り、下部は2本連結にて効率を図り、基部へと降り立ち下山。
終日快晴の空の下すぐ隣の南稜は大混雑の様子でしたが一転、貸し切りの凹状岩壁を楽しむ事ができました。ルート自体は個人的には快適とは言い切れませんでしたが天候に恵まれ、五月晴れ の中楽しむ事が出来ました。
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2018/5/17 メンバー sto、他1名
天候 くもり

山を始めてまだ間もない頃に初めてハイキングで谷川岳に来た時からいつか登ってみたいと思っていた谷川岳の岩壁。

初めて間近で見る衝立岩は物凄い威圧感💦

雪渓はテールリッジまでしっかりと繋がっており、リッジをドン付きまで詰め衝立岩中央稜の取付きから南稜へ草付き帯をトラバース。

ここが結構濡れていて嫌らしい😨

でもここで落ちたら多分無事じゃすまないなぁ〜などいろんな事を考えながら必死に歩きます、、、😭

無事に南稜テラスに到着。
天気はどんより。もつか持たないかといった感じでしたが折角ここまで来たので谷川の岩を少しでも触って帰ろうと登攀開始。

1P kリード
ホールドスタンス豊富で気持ちが良い。小雨がチラつくも全然気にせずチムニー手前で終了。

2P、3P stoリード
下部核心のチムニー、下から見ると立っているようにも見えますがここもホールドスタンスが豊富で気持ちの良いピッチ。ここから3ピッチ目までを繋げてしまったのが仇となり途中でヌンチャクが足りなくなり3ピッチの手前でかなりランナウトしてしまいました😭

4Pをスタートしたあたりから雨は強まり下山を開始。雨は止むことはなく強くなる一方。足元は凄く滑り、慎重に細かく懸垂を行い事なきを得て無事にテールリッジの基部まで到着。

下山でかなり神経を使い、体力よりも精神的にきつい登攀となりましたがそれ以上に得たものも多くとても充実した1日となりました😁

次は天気の良い日にリベンジしたい‼

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平成30年5月17日 メンバー HODA たぬき
 天候小雨のち時々晴れ
約2週間前に訪れた松木沢。生憎の天候により敗退を余儀なくされた幕岩 同志会ルート。その時の悔しさを晴らすべく再び行ってきました。
僅か2週間足らずで一気に新緑から濃淡に変わる緑の中、幕岩へ向けアプローチ開始。
予報では不安定な天候。予報通りアプローチの途中よりパラパラと雨粒が頬に当たり前回の敗退の記憶が蘇る中、幕岩へ到着。対岸より望む岩壁は湿気り気味に見えるが、濡れている様は無く登攀を決意し取り付きへ向かいました。
取り付きにて準備をしている最中も、不安定な天候は変わらず、時折 サッと小粒が岩肌を濡らし岩との勝負というよりは、もはや天候との勝負という様の中登攀開始。

1P 傾斜の緩いルンゼ状より高度を上げる。湿気を帯びているが問題無くロープを20m程伸ばしガレたテラスにてピッチを切る
2P 此処から2,3Pがルート上の核心。一気に傾斜が増し慎重に高度を上げる。所々残置は有るもののNP主体でランナーを取りながら高度を上げる。ルンゼ状の登攀の為上部に抜ける箇所は明瞭だが、浮石が多くライン取りには難儀しながら約40m程ロープを延ばし残置にてピッチを切る
3P 出だし階段状を辿り高度を上げる。此処まで順調に高度を上げて来たが不安定な天候により再び雨粒が頬に当る。対岸の稜線を望めば雨雲が頭を垂れ又しても敗退の文字が脳裏を過る中、上部に有る核心のクラックへレイバック気味にムーブを組み立て60m程ロープを延ばす
4P 先ほどの天候とは一転。天候回復の兆しが見える中、高度を上げる。2,3Pとは違い傾斜は緩むものの、その反面浮石が多く後続への気は抜けないまま慎重の高度を上げ、40m程ロープを延ばしガレのテラスにてピッチを切る
5P 傾斜は緩いが浮石が酷い。滑落の心配より後続への配慮を心配しながら60m程延ばし登攀終了。
冬季で有ればもう1P延ばす行程の様ですが無雪期の為ロープを畳みガレを詰めると幕岩の頭に突き上げました。
トップからは登攀した者にしか望めない光景が広がり登攀で来た喜びを堪能。不安定な天候も一転し時折顔を覗かす太陽に出迎えられた様に大休憩をした後下山。
幕岩の頭より反対側へ進路を取りザレ場を下り枯沢より高度を下げ、冬季アイスの無名沢より2Pの懸垂にて松木沢へ降り立ちました。

幕岩 松木沢から直でそそり立つ岩壁は登攀スケルも長く、比較的アプローチも近い岩壁。 先人の力も借りつつですが今後オリジナルのラインを引きたい岩壁です。
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足尾 松木沢岩壁群

平成30年5月4日 メンバー HODA たぬき 天候 雨のち晴れ
数日前に訪れた足尾 松木沢。ウメコバ沢へアプローチする間に堂々と鎮座する幕岩に引かれたライン、同志会ルートを狙うべく再び行ってきました。
GW前半の晴天続きとは違い太陽も休息モードに入ったかのように日は差さず、曇天の空の下、天候に不安を抱きながらもアプローチ開始。
ジャンダルムを過ぎ少し進むと幕岩へ到着。数日前ウメコバ沢まで行った為から、1時間程のアプローチは非常に短く感じます。 この時点で不安を抱いていた天候は回復の兆しが見え青空が顔を覗かし登攀へ期待が持てる中、本日の目的である幕岩 同志会ルートへ取り付きます。
出だしより順調に高度を上げるものの、ロープスケルで80m付近に達する辺りにて、天候が一気に暗転。見る見るうちに曇天が垂れ下がりこの時期には珍しくミゾレ混じりの雨が降り注ぎ、一気に岩を濡らします。松木沢の岩は。乾いていればフリクション抜群の岩肌も一旦濡れれば真逆、石灰岩の様に滑り生きた心地のしない登攀でした。 雨はすぐに止むものの、西面に面した岩肌は乾く兆しが薄いため敗退を決意。
この時点で正午。幕岩より少し戻り、通称「金井クラック」にて数本登り、天候待ち。このまま帰宅という重い気持ちとは一転し、青空が顔を覗かしジャンダルムの岩肌は快適そうな為、ジャンダルムへ狙いを定めアプローチ。
CSルートより登攀開始。岩は乾いていて快適。順調に高度を稼ぎ終了点直下に有るギャップ、通称「ニャンパラリン」の通過には初めてのムーブ?からか緊張するが実に面白い。ギャップを通過しすぐに終了点へ。下降路であるガレのルンゼを辿り高度を下げ、途中に有る3段チムニールートへ継続。
短いながらも下部バックアンドフット、中間ダブルクラック、上部ワイド、と変化に富んだ内面登攀が出来る面白いルートでした。
目的で有る、同志会ルートは敗退しましたが条件の悪い中の登攀、金井クラック、ジャンダルム継続と松木沢を十分堪能する事山行となりました。
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同志会ルート
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ジャンダルム3段チムニールート

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