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Don't Let Me Be Misunderstood
作詞作曲:ベニー・ベンジャミン/ソル・マーカス/グロリア・コールドウェル
Nina Simone
the Animals
Santa Esmeralda
尾藤イサオ 「悲しき願い」
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Baby you understand me now If sometimes you see that I'm mad
Doncha know no one alive can always be an angel? When everything goes wrong, you see some bad But I'm just a soul whose intentions are good Oh Lord, please don't let me be misunderstood --------------------------------------------------------------------------------
Ya know sometimes baby I'm so carefree With a joy that's hard to hide And then sometimes it seems again that all I have is worry And then you're bound to see my other side But I'm just a soul whose intentions are good Oh Lord, please don't let me be misunderstood -------------------------------------------------------------------------------- If I seem edgy I want you to know I never mean to take it out on you Life has its problems And I get more than my share But that's one thing I never mean to do Cause I love you Oh baby I'm just human Don't you know I have faults like anyone? Sometimes I find myself alone regretting Some little foolish thing Some simple thing that I've done Cause I'm just a soul whose intentions are good Oh Lord, please don't let me be misunderstood Don't let me be misunderstood I try so hard So please don't let me be misunderstood ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
Baby, do you understand me now Sometimes I feel a little mad
Well don’t you know that no-one alive Can always be an angel When things go wrong I seem to be bad I’m just a soul who’s intentions are good Oh Lord, please don’t let me be misunderstood
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Baby, sometimes I’m so carefree With a joy that’s hard to hide
And sometimes it seems that All I have to do is worry And then you’re bound to see my other side I’m just a soul who’s intentions are good Oh Lord, please don’t let me be misunderstood
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If I seem edgy, I want you to know That I never mean to take it out on you
Life has it’s problems and I get my share And that’s one thing I never mean to do ’cause I love you
Oh, oh, oh, baby, don’t you know I’m human Have thoughts like any other one Sometimes I find myself alone and regretting Some foolish thing, some little simple thing I’ve done I’m just a soul who’s intentions are good Oh Lord, please don’t let me be misunderstood
Yes, I’m just a soul who’s intentions are good Oh Lord, please don’t let me be misunderstood
Yes, I’m just a soul who’s intentions are good Oh Lord, please don’t let me be misunderstood
Yes, I’m just a soul who’s intentions are good Oh Lord, please don’t let me be misunderstood
■■拙訳■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ベイビー、俺のこと分かってくれるか? 時々変になるんだ
いつも天使でいられる奴なんて見たことないだろ うまくいかない時には俺は悪く見えるのさ 俺だって優しくしたいんだ ああ、俺を誤解しないでくれ
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ベイビー、俺は気楽だとニコニコしてる
やるべきことが散々なら、そうじゃない 俺だって優しくしたいんだ ああ、俺を誤解しないでくれ
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イライラしてるように見えても、知ってて欲しいが、八つ当たりする気はないんだ
人生にはつきものの問題が俺にも有るってだけで、八つ当たりする気はないよ だって君を愛しているから
ベイビー、俺は天使じゃない 他の奴と似たような考えしか持ってない
孤独だってこと 後悔してること 馬鹿げたこと ささいなことを時々思い出す
俺だって優しくしたいんだ ああ、俺を誤解しないでくれ
そうさ、俺だって優しくしたいんだ ああ、俺を誤解しないでくれ
そうさ、俺だって優しくしたいんだ ああ、俺を誤解しないでくれ
そうさ、俺だって優しくしたいんだ ああ、俺を誤解しないでくれ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「悲しき願い」 詞:タカオ・カンベ
ベイビー 俺の負けだ 諦めよう
片思いの 恋だけは もう沢山だ 誰のせいでもありゃしない みんな俺らが悪いのか -------------------------------------------------------------------------------- お前をベイビー 俺のものにする事は 空しい悲しい 願いなのか 誰のせいでもありゃしない みんな俺らが悪いから -------------------------------------------------------------------------------- 涙が落ちるのを 拭いもせずに立っている 恋の芽を摘み取られ それでも我慢をしろか Oh!ベイビー もうこれ以上 近寄らないで 燃える太陽 俺だけには なんで冷たいんだ みんな俺らが悪いのか そんな話があるものか 愛し合えぬ初めから 悲しき願いの恋だった 誰のせいでもありゃしない みんな俺らが悪いのか
愛し合えぬ初めから 悲しき願いの恋だった ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
悲しき願い(Don’t Let Me Be Misunderstood)は
1964年にニーナ・シモン(Nina Simone:1933-2003)がオリジナルで最初にレコーディングした曲です。
翌年1965年にこの曲をリズム&ブルースとして編曲し直してジ・アニマルズがカバーしてヒット。 1977年にサンタ・エスメラルダのバージョンがリリースされる。ラテンのアレンジで当時のディスコ・ナンバーとしても大ヒット。このバージョンは2003年にクエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino:1963-)が監督した「キル・ビル」(Kill Bill)のサウンド・トラックとして使用され、リバイバル・ヒット。
その他にも多数の歌手がカバーしていますが、特に有名なものはこの三者によるものです。
世代としては隔たりがありますが、歌詞の内容が時代を超えているので、多くのファンに親しまれています。
歌の内容は内省的なものです。誰でもその時々の自分の気持ちによって、人に辛く当たったり、心を傷つける言葉を使ったりしてしまいます。
表面的に威勢を張っている人や、皮肉を言う人も、実は繊細な心の持ち主で、この歌のように他人に誤解されないようにと願っているのかもしれません。
他人から悪く思われたいという人は少ないのですから、他人の言ったことを気にするよりも、その人の本質を見ることが大切です。誰でもひとつ位良い面を持っています。
昔、皮肉屋で気障な友達が子供の虐待のニュースを聞いて、涙を流さんばかりに怒ったことがありました。
その時は彼は本当はとても優しい気持ちを持った人間だと驚き気付いたことがありました。
周りに居た友人たちも同様ですが、彼の一面しか見ていなかったのです。その彼は今でも皮肉屋で、他人からは誤解され易いのですが、優しい気持ちを持っっている変らぬ友人の一人です。
話が逸れました。 実は個人的にはこの曲を最初に聴いたのは家にあったニーナ・シモンのものだったので、アニマルズや日本語化された尾藤イサオさんのバージョンを聴いたときには子供心にも反感を覚えた記憶があります。
ニーナ・シモンの歌唱には、自分ではどうしようもできない人間の心の葛藤が表現されていると思います。
アニマルズのバージョンはインパクトがありますが、不良少年の勝手な言い訳のようで、この内面的な心の苦しみまで伝えていない、流行に沿ったものと感じたことが、反感を覚えた理由だと思います。とは言っても、この歌をお説教臭くなく、クールに歌ったところがアニマルズの持ち味、ヒットした要因だと思うので、あくまでも好みの問題です。
サンタ・エスメラルダのバージョンの頃は、ディスコで友人がアルバイトしていたこともあって、ナツメロのリバイバル、今で言えばリミックス・バージョンのような感じで特に違和感はなくなっていました。ここまでポップにしてしまえば、歌詞のことなどもう気になりません。
そして、やはりこの曲の最高のバージョンはニーナ・シモンによるものだと今でも思っています。
元々は、作曲家兼プロデューサーのホーレイス・オットが、ガールフレンド(後に妻)のグロリア・コールドウェルが思いついた歌詞とメロディを、パートナーのベンジャミン、マーカスの元に持ち込んだものがはじまり。
この曲は2人の手によって完成され、1964年のシモンのアルバム『ブロードウェイ・ブルース・バラード』(Broadway-Blues-Ballads)に提供された5曲のうちの1曲としてレコーディングされることになった。このバージョンは非常に遅いテンポでアレンジされ、ハープを含めたオーケストラをバックに、シモンが非常に個性的な彼女のスタイルでそれを歌った。
オットは作詞・作曲に関与したのみならず、アルバム全体のプロデュースとオーケストラの指揮もつとめた。
1964年にリリースされたシモンのシングルはチャートインしなかった。
エリック・バードンは後年「この曲はとてもポップとは言えなかったが、なぜか俺たちのところへやって来た。そして俺たちはすぐにこの曲と恋に落ちた。」と述べている。
アニマルズは、曲に自分たちのカラーであるリズム・アンド・ブルースの味付けを施し、曲のテンポを速くした。
また、オリジナルのシモン・バージョンのエンディングのフレーズを抜き出して発展させ、ヒルトン・バレンタインのギターとアラン・プライスのオルガンによる印象的なイントロのリフを考案した。
このリフに導かれて、バードンのトレードマークである、深い情熱的なボーカルで歌がスタートする。
当時のアニマルズのコンサートではレコードのアレンジを忠実になぞったが、バードンは後年のステージでオリジナルのシモン・バージョンのテイストを盛り込み、ボーカルラインがほとんど「語り」に近くなるまでテンポを落としたアレンジも披露している。
1977年にリリースされたサンタ・エスメラルダのバージョンは、アニマルズ・バージョンのアレンジを下敷きに、フラメンコ、サルサ、他のラテン・リズムを加味して装飾したディスコナンバーである。
まず最初にアルバム『悲しき願い』アルバムの片面全体を使った16分のエピックとして発表され、カサブランカ・レコードがワールドワイドでの配給権を獲得した。
シングルはホット・ダンス/ディスコクラブチャートの最高4位まで上がった。
12インチ・クラブリミックスは非常に人気を呼び、ビルボードのクラブ・チャート、その他のヨーロッパ各国で1位を獲得した。
その年の暮にはポップスのシングルとしてリリースされ、1978年前半にビルボードHOT100の15位にランクされた。
尾藤イサオ - 1965年にシングルで発売した他、1970年代にも「尾藤イサオ&ドーン」名義で、ニューバージョンをシングルとして発売した。
どちらも日本でヒットしており、「悲しき願い」は尾藤の代表曲のひとつとなっている。
“誰のせいでもありゃしない みんな俺ら(おいら)が悪いのか”という尾藤イサオの歌唱でも知られる「Don't Let Me Be Misunderstood(邦題:悲しき願い)」。尾藤版の元になった'65年のアニマルズ版が有名だが、ご存じの通り、この曲を最初に歌ったのはニーナ・シモンである。ニーナのオリジナル版はアルバム『BROADWAY-BLUES-BALLADS』(1964)に収録され、同年にシングル発売もされたが、ヒットには至らなかった。
テンポを上げて激しくシャウトするアニマルズ版は、他者とのコミュニケーション不全や、社会の無理解・不寛容に対する若者の苦悩や苛立ちが滲むロック調の解釈で、そこが当時ヒットした大きな理由であるように思われる。それを参照した尾藤イサオ版(作詞:タカオカンベ)は更に激しさを増し、ほとんど“逆ギレ”と言ってもいい破れかぶれな恋煩いの歌になっているのだが(“誰のせいでもありゃしない みんな俺らが悪いのさ(Nobody's fault but mine)”ではなく、“悪いのか(but is it mine)”という疑問文で帰結する破綻ぎみの文脈に“俺ら”の混乱と苛立ちがよく表れている)、しかし、元のニーナ版はそれらとは大きく趣が異なる。 私がこの歌を知ったのは'86年頃、FMラジオ番組のカヴァー曲特集で、アニマルズ版とエルヴィス・コステロ版を一緒に聴いたのが最初だったと思う(私の家には父親が大昔に買ったアニマルズ「朝日のあたる家/悲しき願い」のEPもあったりした)。翳りのある哀切なメロディは当初から好きだったが、私がこの歌の深い魅力に気付いたのは、それからずっと後、ニーナ・シモン版を聴いた時のことである。「Don't Let Me Be Misunderstood」は、決して若者のフラストレーションを歌ったものではなく、元々は、老若男女の誰もが共感できる、とてもシンプルなことを歌った普遍的かつ非常に内省的な歌だった。 今回は、この歌が元来どういうものだったか分かるよう、オリジナルのニーナ版の歌詞をできるだけ簡潔に和訳することにしたい。同時に、数多く存在するカヴァー版の中から、4人の女性歌手による解釈を紹介する。 Don't Let Me Be Misunderstood
(Bennie Benjamin/Sol Marcus/Gloria Caldwell) Baby, you understand me now If sometimes you see that I'm mad Don't you know no one alive can always be an angel? When everything goes wrong you see some bad ねえ わかってちょうだい 私だってカッとすることがある 誰でもいつもいい人ではいられないでしょう? 何をやっても駄目なときは調子が狂う But I'm just a soul whose intentions are good Oh Lord, please don't let me be misunderstood でも決して悪気があるわけじゃない ああ どうか誤解されませんように You know sometimes, baby, I'm so carefree With a joy that is hard to hide Then sometimes again it seems that all I have is worry And then you're bound to see my other side 時には悠々自適で 悦びに溢れている私 かと思えば 神経をすり減らし 別人のようになってしまう私 But I'm just a soul whose intentions are good Oh Lord, please don't let me be misunderstood でも決して悪気があるわけじゃない ああ どうか誤解されませんように If I seem edgy, I want you to know I never meant to take it out on you Life has its problems and I get more than my share But that's one thing I never mean to do 'Cause I love you 刺々しく感じても わかってほしい つらく当たるつもりはないの 人生は問題だらけで とても手に負えない でも本気なんかじゃないの 私はあなたを愛しているもの Oh baby, I'm just human Don't you know I have faults like anyone? Sometimes I find myself alone regretting Some little foolish thing, some simple thing that I've done 私だって普通の人間よ 皆と同じように欠点があるのよ 自分のしてしまった些細なことや つまらないことを くよくよ後悔したりするのよ 'Cause I'm just a soul whose intentions are good Oh Lord, please don't let me be misunderstood Don't let me be misunderstood 決して悪気があるわけじゃない ああ どうか誤解されませんように 誤解されませんように ニーナ・シモンのオリジナル版には、アニマルズ版や尾藤イサオ版に感じられるような苛立ちや押しつけがましさが全くない。“お前は本当の俺を分かっちゃいない! どうして分かってくれないんだ!”と一方的に叫ぶのではなく、冷静に我が身を省みながら、誰に向かって訴えるわけでもなく、“どうか誤解されませんように”と(天に向かって)静かに懇願するような歌である。 尾藤版のイメージもあり、“you”を恋愛対象と捉える人も多いと思うが、それは自分の親友や肉親でもあり得る。苛々して、大切な人に向かってついキツいことを言ってしまったり、つっけんどんな態度をとってしまうことは誰にでもある。後になって落ち着いて考えた時、人は自分の言動や行動を深く後悔する。そういう時の寄る辺のない心情を表現したのが「Don't Let Me Be Misunderstood」という歌なのである(実生活においては“誤解されませんように”と願うだけでなく、実際に態度で示すこと──素直に謝るなど──が重要になるわけだが)。 ニーナ・シモン版が発表された'64年はワシントン大行進の翌年に当たり、アメリカで公民権法が制定された年でもあった。公民権運動家でもあったニーナが“私だって普通の人間よ”と歌う時、この歌は正当な権利を求める黒人たちの心情を反映したメッセージ・ソングとしても響く。人種間の摩擦が広がり、人々が過激な(“edgy”な)行動に陥りやすかった当時、人々の頭を冷やさせるような、こうした内省的な歌をニーナが発表していたことは注目に値するだろう。翌年、それがイギリスの白人青年たちによってかっぱらわれ、怒れる若者の歌として「(I Can't Get No) Satisfaction」(1965)などと一緒に聴かれるようになったというのは何とも皮肉な話だが……まあ、別に彼らが悪いわけでもない。そういう時代だったというだけの話で、それは結局、“誰のせいでもありゃしない”のである。 ※黒人音楽ファンにはお馴染みのライター/翻訳家の泉山真奈美さんが三省堂サイトで執筆している“歴史を彩った洋楽ナンバー〜キーワードから読み解く歌物語〜”という連載の第68回('13年2月6日)で、ニーナ・シモン版「Don't Let Me Be Misunderstood」が取り上げられている。公民権運動の文脈でこの歌が解説されているので、興味のある方には一読をお勧めしておく。残念ながら歌詞対訳はないが、“曲の要旨”なる名目で、限りなく対訳に近い“説明”も掲載されている(泉山さんは私より遙かに高い英語力を持った人だと思うが、“I get more than my share”以下の解釈──“あたしは過分なほどに成功を収めてるわ。でもね、あたしが望んでこうなったわけじゃないのよ。あんたを愛してるから、そのことであんたを見下そうなんて思っちゃいない”──は誤読ではないか。“share”は“problems”の取り分のことで、“that's one thing”の“that”は“get more than my share”ではなく“to take it out on you”もしくは“edgy”を指している。多分、公民権運動家としてのイメージが頭から離れなかったのだろう。基本的にこの歌は公民権運動やニーナの実人生とは関係ない)。 |

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「誰でもいつもいい人ではいられない」、はい、おっしゃる通りです。分かっているんだけどできないんですよねぇ。
2016/3/11(金) 午前 9:03