上横手健義のブログ

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春花萌える金剛山 !

●本稿は好評のヤマケイ関西特集号「金剛山」の巻頭ガイドを短縮再編集しました●  

「金剛山」は03年刊ですが、本稿写真は09年5月2日3日の実地踏査によります。 
   
同誌でのタイトルは【原生の石ブテ尾根、金剛山の秘境を求めて】

シャクナゲの咲く金剛山(前方が葛木岳)イメージ 1

◆金剛山は記紀の時代から歴史の舞台に現れてくる。その雄偉な姿は、霊峰として崇められてきた。

かの深田久弥さんも、その一人。深田さんの紀行文を読むと、「史跡・金剛山」に興味が深かったようだ。楠木正成や正儀、役ノ行者や葛木神社祭神について淡々と述べておられる。

ロープウェイの利用をよしとせず、「山は歩いて登るべし」と、メインルートの千早本道を盛夏の夕暮れから登って、もう寝静まった山頂の葛城家宿所に夜も更けて辿りついておられる。

そして、千早城跡への長い石段をとりつきにしたのは、楠公史跡に興味があったからなのだろう。
―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―  

◆金剛山の自然林と云えば、千早のカトラ谷や妙見谷が入山も容易で、よくガイドブックで紹介されるが、水越川源流の石ブテ谷は一日歩いても人に会うことがない。

金剛山随一の自然林の宝庫にもかかわらず、ルートが知られていないためだ。

私が石ブテ谷に初めて入谷したのは、その頃は沢登りが好きであり、また沢登りの好場が近畿にも多かった学生時代である。金剛山でも、奈良県側に急峻な連瀑の谷が多かったが、植林帯の中で自然美に欠けた。

石ブテ尾根の自然林(背後、太尾塞跡)イメージ 2

◆その点、石ブテ谷や石ブテ尾根は、アカシデ、リョウブ、コナラ、ミズキの樹林が広がっていた。
「うーん、ここは金剛の秘境だね!」と山友の藤田勝利君とともに快哉を叫んだものであった。

そこで、当時、山と渓谷社の月刊誌であった「ハイカー」に和泉や大峰の谷ともども、さっそく寄稿してみたところ、和泉・大峰の方が採用された。自分のレポートが全国誌に掲載されたのは、大きな喜びであった。


山中に咲くヤマブキソウイメージ 3


◆子供の頃は、奈良・和歌山県側から登ることが多かった。そこから見る金剛山は連山の相であった。

大学生になり、大阪市内から豊中の学舎へ長い時間をかけて通学していたが、市内からも白銀に輝く金剛山が遠望できた。
素晴らしい孤高の風貌に胸がときめき、六甲や北摂の山のほうが近いのに、金剛山の山や谷を探り歩くことが多くなり、ついには、石ブテ谷の探訪に至った次第である。


◆私は、毎年5月3日の金剛山さくら祭りでは、受付の任にある。お蔭で多数の山友達となじみになった。そのお一人松成栄子さんと家内の三人で、石ブテ尾根から金剛山に登ってみた。

石ブテ林道終点の先の右岸ルンゼ横から、ウオールを攀じるように一気の急登となる。尾根に登り着くとササヤブを漕ぐ。やがて、左に一面の自然林が広がる谷を眼下にして対面に太尾塞跡の雄大な尾根が見える。

◆最高峰・葛木岳から、「ちはや園地」のシラネアオイ(写真下)鑑賞してから、人の通らない細尾を下山した。充実の周回コースであった。

 イメージ 4


ちはや園地の春に萌える花の森
イメージ 5 

同誌の表題:【金剛山に残る秘境を求めて】 表紙はここから大峰とともに見れます。
http://www1.odn.ne.jp/~cbv72880/yamakei.htm


もうひとつの金剛山の花のページ
http://yamachizu.mapple.net/column/column.asp?TCLMNO=906

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GW期間、今日も含めて雨天が多かったですね。

幸い、3日はまずまず。それでも、午前中は受付をしていました。取材は午後と前日のみとなり大変でした。

サクラは八重しか残っていませんが、シャクナゲは当分楽しめます。 削除

2009/5/7(木) 午後 6:43 [ TU ] 返信する

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