うざっしーのアニメ批評

あにこれに投稿したレビュー・感想と同じです。ネタバレがあるので注意!ネタバレ無しの評価は「名作アニメ」の書庫を見てください。

ワタモテ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]

[喪139]モテないし大学に行く理由

三連戦の中日、4/29(月)のネモとの大学見学。今回も15ページの大ボリューム。
今回のもこっちはちょっとおしゃれしたような恰好。自分らしい服を着ていたゆりの時とは対照的。次の加藤さんでは本気モードなんだろうけど裏目に出そうだね。
今回は凸こと岡田さんも当然一緒。元バスケ部だけにスポーティなファッションだ。
もこっちの「1年の時もこんな感じで待ってたな…」の意味が最初わからず過去回を読み返してみたが、特別編2のクリスマス会で、待っているネモと岡田に話しかけられずに帰ってしまったことを言っているのだろう。当時に比べたら状況はずいぶん変わったと感慨深いんだろうね。
そして森永大(明大)だが…私は高校の頃は駿台予備校お茶の水校に通っていたので明大は外からよく見ていたが、場所が良いけど左翼系サークルの看板が痛々しくてあまり良い印象は無かったな。その後、新キャンパスも出来てずいぶんイメージが改善されたと思う。場所は最高だしね。
もこっちがもこゆり吉田で喫煙している妄想をしているけどゆりは吸わないんじゃないだろうか。ゆりの自室を見るとアロマに凝っているらしいので香りにはこだわりがあるのでは。でも3人でゆりが一番タバコ似合ってるけどw
もこっちの進路だが、作家はやっぱり違和感あるんだよね。どっちかーっつーと批評家っぽいし、汗水流してものづくりするのはもこっちに合ってないと思う。
ここでネモがもこっちは就職無理と言ってるコマがトップでサムネにされていて、ネモが喧嘩を売ったのかと思いきや、もこっちに実に心のこもった真摯なアドバイスをするのであった。ネモがもこっちにこれほど思いやりをかけたのは初めてだろう。ここで嫉妬せずニヤニヤしている岡田はやっぱり大人だなと思う。もしゆりが、もこっちが他人に親身にアドバイスしているのを見たらブチ切れるだろうw
んーでもネモの真面目なアドバイスが、もこっちにはあまり届いてないように見える。後出のエロゲライターについてもちゃんと考えているようには見えない。以前妄想していたように専業主婦になるのが一番と思ってるのではないだろうか。
あーちゃんのこの顔が見るたかったんだ!の岡田の顔がおもしろいけど、ネモはやっぱ性格悪いなw
ネモがVitaで全年齢版エロゲやるほどのオタクとは…もっと早くからもこっちと仲良くなっていればどんだけ楽しい2年間を過ごせただろう。
ネモが高校に入る前からクロに振り回されていると言ってるが、入試の後は2年間疎遠だったよね。

今回はネモのもこっちへのアドバイスを除くといまいちに感じた。まさに「置きに来た」という感じ。期待したほど踏み込んでくれなかった。もともとページ数が多いと内容が薄まる傾向があるのだが…。
前回今回もそうだが実在の大学をモチーフにしたのでいつもの毒気を抑え気味に感じた。もこっちの「有名私立はすげーな」というセリフが白々しい。もこっちなら「でもMARCHって早慶に比べると微妙なんでしょ?」くらい言うはず。自分の学力を棚に上げて。
やはりよそ様の大学を悪くは描きづらいのだろう。例えば森見登美彦先生なら自分が出た京大で自虐ネタもできるんだろうけど。架空の大学にして日本の大学教育批判でもやると良かったかもしれない。


この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

[喪138]モテないし大学に行く
4/28(日)からのゆり・ネモ・加藤との大学見学三連戦の初戦。クズメガとライト姉妹が終わったせいかなんと15ページの大ボリュームで次も2週間後。
今回もゆりちゃん回で、最近はずっとゆりsageとゆりageを繰り返している感がある。

まずは電車で待ち合わせだが、〇号車で待ち合わせって珍しいような。もこっちのキャスケット帽って久々な気がする。今日は自分らしさを出そうということだろう。ゆりはちょっとおしゃれしている感じ。家ではジーパンのようだが。
もこっちは真子のことを真子さん呼びがデフォのようだが、やっぱよそよそしいね。この日に真子が来なかったのは色々と察してのことだろうけど。
そして扉絵。この絵だけ見るとワタモテとは思えないw互いにそっぽ向いてるのは照れ臭い感じ。
やって来たのは千葉西大学。ネモや加藤さんの志望校がMARCHであることを知って目標をちょっと上げたらしい。高3にもなって教育学部ってなに?って言ってるもこっちは大丈夫なのか。
もこっちがゆり先生の想像をして合ってないと言うが、すごく普通に居そうな先生なんだがw
もこっちが教師向きかどうかという自己分析については…もこっちが小学生たちにクイーンとして崇められてるという設定はまだ生きているのだろうか?年下からは人気ある設定はもう使われなくなってきたな…。
中学生をdisりまくるもこっちだが、中一でゲロ木とか言われていじめられ気味だったトラウマがあるのかな。中三でも浮いていたようだし。中二はトモモテを見る限り楽しい毎日を過ごしていたようだけど。以前、中学生と一緒にラブホの覗きをしたりして、年下には悪いイメージは無いんじゃないかと思っていたが。最後にきーちゃんに会った時も割とうまく対応できていたし。
ガキは嫌いだと言うもこっちに対して私も一緒と答えるゆりだが、ここではもこっちに合わせたけど、本当は先生になりたいんじゃないのかな?ゆりは真子が先生になりたいかどうか知らないようだが、意外と突っ込んだ話はしないのだろうか。
もこっちが大学が静かだと言うが、GWの日曜のキャンパスじゃ普通学生はほとんどいないよな。宗教の勧誘を認めないという立て看板があるけど、俺はそっちより民青同盟とかの左翼系サークルが嫌だった。
ランチではもこっちは修学旅行で自分が薦めた店の反応が微妙だったのをまだ根に持っていたのかw吉田さんのご飯がもこっちのせいで辛い思い出になったとゆりが言うのは、夕食に行けなくて外出してその後にエロチャンネルの件で吉田さんが恥をかいたことを言っているのかな。もこっちがそれに対して「そこまでなの?」と言ってるということは、当時の事情を全然わかってないということか。
もこっちが吉田さんの進路に振り込め詐欺の出し子とか言うのが酷すぎるけど、女ヤクザってのはどうなんだろう。
そして二人で洋服を買いに行くことになり…ゆりちゃんにセクハラするもこっち。かつてゆうちゃんにしたことが出来てやたら嬉しそう。とはいえゆりは何でも着てくれるわけではなかった。もこっちはマネキンのあの露出多い服を買ったようだが大丈夫なんやろか。
そして最後!やっとゆりをゆりちゃ…と呼べるようになったもこっち。ゆりをゆうちゃんとオーバーラップさせることでようやく心が通いあったのだが、ゆりはもしそれを知ったら、自分はゆうちゃんの代わりなのかと複雑な気分だろうか?

今回はゆりちゃん大サービス回だったわけだが(次からのネモと加藤さんの話のために限界までゆりageしてバランスを取った感がある)、例のアンケートでさらにゆり票が伸びることになりそう。
このアンケートって趣旨やキャラ紹介があまりに百合厨っぽくて痛いけど、ガンガンオンラインではなくKADOKAWAが運営しているブックウォーカーがやっているんだよね。(追記:原作者ツィッターでも賛否あることは認識していて、人気投票のイメージでやって欲しいとのこと。個人的には出番の無いキャラの方が描きやすいそうだが…このままだとゆりちゃんなので作者もファンも「またか…」感あるかもw)
アンケートの趣旨は別として、アニメの製作委員会のKADOKAWAがワタモテの再ブームを注視していることには興味はある。


この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

[喪137]モテないしGWを迎える

うーん…ゆりちゃん問題は前回である程度ケリがついたと思ったのにまた蒸し返しか…こうしかならないのだろうな。
扉絵。アイウエオ順で岡田・加藤・黒木・小宮山と並んでいるわけだが…加藤さんのバスト凄い。こみちゃんは相変わらずマイペース。この配置って加藤さんにとってはお気に入りの子に挟まれてるからご機嫌なんだろうね。
加藤さんのお誘いを受けるもこっちだが、加藤さんってネモのことは根元さんって呼ぶんだな。加藤さんとネモの間に壁があるのはなぜだろう。今のネモは裏表の裏の部分もちゃんと晒しているのだが、加藤さんはそこが嫌なのだろうか。そうなるともこっちの性格の闇の部分に対してはどうなのかという話になるが、加藤さんはもこっちのそういう部分も含めて気に入っているのかどうかというのが今後の話の鍵となりそう。
そしてゆりも誘うもこっちだが…なんかまたゆりの顔変わってないかwブレるなあ。で、まーた、私が行かないならどうするのかとかカマをかけるゆりちゃんだが…それへの返答を聞くコマでは影で暗くなってるのがまた。ここでもこっちが乗り気ではないという理由は色々な考え方があるけど、単にめんどくさい、わずらわしいでいいんじゃないかな。もこっちって生まれながらのぼっち体質だよな。
そしてゆりは真子を誘うが断られる。どうも最近ゆりと真子の間に距離が出来ているように見えるが…真子も人間なので、もこっちに固執するゆりにだんだんと愛想が尽きてきたのだろうか。ゆりは黒木さんがいるから孤立している南の方の優先度を上げようという大局的判断が主ではあるだろうけど。
ここで真子がゆり一人で大丈夫?とちょっと見下したようことを言うが、これは自分はゆりを大事に思っているのは変わらないというアピールだろう。この辺は流石だと思う。黒木さんがいるからいいよね、って言ってしまうとゆりを突き放してしまう。真子がいなくてもしっかりしてないと真子にバカにされてしまう、とゆりに気負わせることで、ゆりの暴走を食い止めるための抑止力にもなる。さすが、天性のバランサー田中真子。
そしてカフェで五者会談へ。
ネモのライスでいいんじゃない?ってかなり面白いけど元ネタあるのかな。もこっちのよくねーよという返しで二人が完全に打ち解けている様子がわかるがこれがまたゆりのストレスになる。
加藤さんにヘラヘラしてるもこっちを見て手出そうとか、ゆりちゃん相変らずこええwでもその後の頬杖ポーズはかわいい。岡田は以前、もこっちが吉田にシメられているのを見て誤解した件でゆりに悪いとまだ思っていたのか。もこっちを変な奴呼ばわりしているけど、読者視点だとゆりちゃんのほうがヤバく感じるよな。岡田はゆりの心の闇なんか全然わからないわけだが。
その次のページでもこっちは加藤さんとゆりの間で忙しそうだが、もこっちなりに気を使っているのはけなげに感じる。その様子を見てゆりも多少機嫌が直っているように見える。
ここでもこっちのモノローグが入るが、リア充であるものの男とはいまだ付き合えないわけで、この当初の目的との乖離をどうするのかはずっと気になっている。
で、ここでもこっちの志望校が青山学園大学(青山学院大学のことだろう)であることがわかる。これは驚いた。もこっちの成績はファンブックで中の中とされていて、喪84では「学校成績中の下の女子が1年で偏差値2上げてFラン大学に合格した話」という妄想をしているので、もこっちが現役でMARCHを狙う学力があるとは思ってなかった。ただ周囲から学力については問題視されていないようなので、この世界の大学のランクは現実と違うということなのかもしれないが。青学がもこっちのイメージに合わないと言っているけど別に青学にお洒落なイメージもないけどなあ。上智や慶応ならまた違うだろうけど。もこっちは早稲田っぽいイメージはあるからこの後死ぬほど勉強して早稲田に入ったりして(つーか漫画の大学受験の話で予備校に行く描写がある漫画って無いよな。独学で難関大学に入ってしまうという)。
ここでもこっちがネモが気の毒だしフォローするかとか言ってるけどもこっちもずいぶん変わっちまったよな。
もこっちが岡田を凸とか言ってるのはひでーが岡田も内心もこっちを相当見下してるからどっちもどっちだね。岡田はこの世界で最も「普通の人」だと思うが、もこっちは普通の人とは折り合えない宿命なんだろう。
加藤さんはもこっちの人格の底の底まで見抜いているような気もするし、もこっちを小悪魔的だと思ってかわいがっているようにも見えるが、実際どうなんだろうね。
ネモの志望大学が森永(明治だろう)というのは荻野が持ってきた資料に書いてあった通りだね。でも声優になるのに大学の演劇科とか行くのは違うと思うんだが…。
そして女子特有のトイレタイム。ゆりが引っ張り込むのは珍しい。今回はゆりもはっきり言おうと決めたのだろう。ゆりが言うには進学の件は話が違うと。もこっちは千葉市在住なので青学は確かにもこっちの話と合わない。でもこの会話で同じ大学に行くと約束したように言うのは曲解だよなwあとこの辺で真子もさすがにゆりと離れ離れになって行くことを実感してしまったのかな。
そしてもこっちの服を買うのを付き合って欲しいというお願いを死んだ目で断ってしまうゆりだが…これってもこっちがゆりを凄く信頼しているから出てくる言葉なんだが、またダメなモードになってしまってるゆりちゃんだった。
この後の大学見学三連戦って全部描くんだろうか?定期的に来る小ネタ集形式でやるのかな。三つとも見たいけど。ネモはもこっちと岡田と三人で行くのだろうか?
ネモに断られてやっぱリア充になってないとか言う相変わらず鈍感なもこっち。まあネモが断った理由はゆりとは違うだろうが。結局ゆうちゃんと一緒に行くのかな。こみちゃんのファッションセンスはやばいからね。

今回はゴールがちょっと見えた感じだけど、ワタモテって高校卒業したら大学編を描くのだろうか?この手の漫画で大学編が成功した前例は無いように思えるが…けいおんもcollegeは途中で終わってしまったし。作者のモチベが持たないんだろうね。個人的には大学編はげんしけんみたいな感じなら是非読んでみたいと思うけど。


この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

[喪136]モテないし漫画を薦める
http://www.ganganonline.com/contents/watashiga/

ゆりのフォロー回。作者もそろそろゆりの立ち位置を明確にして、彼女を前に進ませないとまずいと思ったのだろう。ゆりを必要以上にあげることもさげることもしないと説明しようとする意図を感じた。
タイトルの「薦める」なのだが作品を人に紹介する場合は「勧める」よりこっちの方が相応しいんだな。さすがワタモテ。自分はいつも勧めるにしていたけど今後は気を付けましょう。

今回はもこっちが漫画を人に薦めるお話。まずはおなじみのゆうもここみ三者会談から。もこっちが漫画を読んで珍しく泣いてしまったとのことだが、喪85等で分かるように猫好きというのが大きいのだろう。こみちゃんの扱いはいつもながらに酷いwまぁでもこみちゃんが素直に貸してと言わないのが悪いならそれは正論だし、以前漫画を貸してくれた真子の方を優先したいのも当然だけど。
もこっちが真子に漫画を貸す時に緊張しているのは照れ臭さからだろうね。そして真子ちゃんガン泣きw
吉田さんにまた貸しされて、メルカリに出すんじゃないかとか酷いw吉田さんはピュアヤンキーなんだから信じてやれよもこっち。吉田さんは当然泣いたようでモロバレなのが可愛いね。真子もにやにやしている。
そのあとの3つのセリフは「凄いよかったよね〜」が真子で「けど死ぬのはなしだよな」が吉田で「い…いや〜」がもこっちかな。それぞれ性格が良く出ている。
で、ここからが本番。学校から4人で帰っているけどこれは珍しいのかな?吉田さんはやはり真子がお気に入りのようだ。もこっちに本を貸してとお願いするゆり。ここまでもこっちが敢えてゆりをスルーしていて、お願いされてもこっちがちょっと心配そうな顔をしたのは、後の軽い伏線(もこっちがこういう表情をしたのは初めてかもしれない)。
そしてゆりちゃんハウス。以前も思ったが机の前の瓶が気になる…。香水とかアロマとかなのか…わからん。
ゆりちゃんは…泣けなかった。自分だけ泣けない、あるあるだね。そして南も泣けない。でも南はその理由を明確に説明した。こうやっていつも自分の意志を明確に人に伝えられる子だから憎めないんだよね。よく言えば竹を割ったような性格と言える。むしろその南を「いい子じゃない」と判断した真子には彼女の限界を感じる。
ゆりは自分と南が同じだと悟るが、これは以前真子に言われてた通り。本当に全く同じではないんだろうが、結果的に同じになるということは自覚した。そして自分がまわりの人間のことを分かった気になっていたことに気付く。これはゆりの成長の証だろうし、今後は彼女の行動も変わって来ると思う。
が、「誰も私のことわからないんだ」は間違いだった。もこっちはちゃんとわかっていた。ゆりは私だけが黒木さんをわかっていると自負していたが、そうではなくもこっちだけがゆりをわかっていたのである。ゆりの目に涙が溢れるが、ゆりは決して泣けない人間ではなかった。ゆりは虚構の物語には無関心でリアルの幸福を求めたいのかな。俺ガイル的に言うと「本物が欲しい」。
最後のもこっちによるゆり救済は、雫を昼ごはんに誘ったことに続き、大きなスマッシュヒットだと思う。もこっちの主人公化がとまらんわー(もともと主人公やろ)。

今回はシンプルで綺麗な話でとても良かった。最近のドロドロ女子バトルもいいけど今回のようなすっきりした話も良い。サブタイトルはいつも「モテないし〜」だけど、今回はこのルールが無かったら「涙」とかでも良かったんじゃないだろうか。
あと今回はコマに余裕を持たせていたけど、最近詰め込み過ぎ感があるので変えてきたのかな。この方がすっきりしていて良いと思う。絵もゆりの顔の作画が最近荒れていたけど今回は立て直した。


この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)


まあ、第二巻の分量が埋まってきて、話が最近まとめに入ってきて駆け足にもなったりして「漫画連載で典型的な終わりが近いパターンだな…」と予想はしていたのですが、やはり残念ですね。もっと面白いものにできたと思うのですが…。
打ち切…こういう形で終わった要因は3つあると思います。

1.主人公の古河のキャラが弱すぎた。
2.ラブコメを描けていない。中途半端にBLに振ったと思ったらすぐやめたりと迷走した。
3.作者の趣味に走った読書ネタが、大多数の読者にとって興味を持てない内容だった。

まず1.がこの作品の最大の問題点だと思います。古河はタイトルでクズとされながら、別にそれほどのクズでもなく、常識人的なポジションでツッコミを入れたりすることも多かったですね。たまに思い出したようにクズ変態発言をしたりもするのですが、キャラがブレすぎであまりにも存在感の薄い主人公になってしまいました。
ワタモテではもこっちが鉄板のようにキャラがぶれてないのとは対照的で、こちらはどうして上手くいかなかったんだろうかと不思議に思います。ヒロインのおーりは魅力的なキャラだったと思うんですけどね…それはもったいない。メガネの守谷や先輩の図書委員長もそこそこいい味出してたと思います。

そして2.。がっつりとラブコメにしてほしかったです。その方が人気が出たと思います。他の二作品では男女恋愛をほとんど描いてないだけに。最初おーりが古河と守谷についてBL誤解したかと思えばいつのまにか解消され、おーりが守谷とフラグが立ったかと思ったらそうでもなく、恋愛が全く描けていませんでした。まぁ最初から描く気がなく、これは日常漫画なんだということであれば、ワタモテとの差別化ができてないということになりますし…。
いっそ図書委員長が古河に「君の事、異性として好きよ」って告白してしまえば面白い展開になったと思いますね。どうも谷川先生は予定調和、壊れない日常を好むようでドラスティックな展開にするのに恐れを感じたのでしょうか。しかしこの作品はそうして守りに入り続けたまま力尽きた感があります。

そして3.ですが、色々と作者の好きな実在する小説を紹介する展開がありましたが、これに興味を持てない人が多かったと思います。「バーナード嬢曰く。」と内容がかぶっているのもあって新鮮味も無いですし。

私はこの作品を読んでいて思ったのですが、谷川先生はワタモテの喪26「モテないし部活を作る」で描いたようにゆるい文芸部みたいなサークル活動に憧憬を抱いていて、この作品はその喪26で描いた先生の理想の学生生活だったんじゃないかと思うんですよね。しかしあまりに作者の趣味に走ってしまったがために、サービスが足りなかったのかもしれません。

この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]


.


みんなの更新記事