山登り
2010秋 雲ノ平・黒部 1日目2010年9月22日
どの天気予報のサイトを見ても雨の予報。
やっと取れた休暇を無駄にしたくなくて、雨でも決行する覚悟はあったけど、
気持ちが乗らないまま走る高速は車が少なく、なんとなく気が滅入ります。
出発が遅かったこともあり、うんと手前だけど、賎ヶ岳SAで仮眠。
最近、お年のせいか睡眠不足での山登りは体にこたえるのです。
やる気がないせいも多いにありますが・・・。
2010年9月23日
5時起床。雨が降ってます。
ほらね、予想通りではあるけど、結構な本降りに山どころか車から降りるのもだるいです。
山で降られたらあきらめもつくけど、今はまだ下界。
引き返すなら今しかない!
しかしだ
おみくじでもひくような感覚で、ケータイの天気予報を見てみると、
明日は 「待ち人、来たる」だってさ。
では、とりあえず富山まで行ってみようか〜
富山に着いたら、とりあえず折立まで行ってみようか〜
運命の女神に導かれるまま、登山口まで来ちゃったわけで。
仕方ないな〜もう
文字にすると簡単に事が進んでいるかのようですが、
実際は、ここへ来るまでに何度、葛藤があったことか。
で、登り始めたのは、もうお昼過ぎてたのです。
12時50分、折立出発
雨、ザアザア降ってます。
下山してきた人が、登山道は、沢みたいに水が流れていたと言ってました。
かなり後悔
確かに、沢やな・・・。
けど、樹林帯を抜けた後は、石ごろごろ地帯なので、あまり気になりません。
ただ、立ち止まると体が冷えるので、のんびり休憩できないのがつらいです。
一枚岩の上を水が流れてます。沢っぽくて少し楽しいです。全然滑らないので。
景色はこんなんです。
風もなく、静かに雨が降っていることでずいぶんと救われます。
眺望がなくても、気持ちはとても穏やかでした。
ガスが流れ始め、突然目の前に大きな薬師岳が姿を現しました。
この瞬間のぞくっとした感じが、山ノボラーにはたまらんのです。
廻りの雲が風で飛ばされ、後を追うように振り返ってみると、
草原の終わりが緩やかなカーブを描き、雲の中へと消えていました。
ヒンヤリした空気を振りはらうように、雲海に浮かぶ金色の島の上を急ぎ足で進みます。
まるで、広い大地に取り残されたかのようで、ふと寂しい気持ちになるのです。
気がつくと、雨があがっていました。
一か八かの決断だったけど、登ってきて本当によかったです。
まだ始まったばかり、この先もゆっくりと歩けるぐらいのお天気に恵まれるといいな
さあ、小屋までもうすぐ、頑張って歩こう。
17時15分。ようやく太郎平小屋に到着。
テント場は、さらに20分先。
もう面倒になって、小屋に泊って濡れた物を乾かすことにする。
小屋はとても空いていました。
4人分の布団が敷けるスペースを2人で使っていいそうです。
それどころか、廻りの部屋も誰もいませんでした。
乾燥室は、ストーブばんばん炊いていて、抜群の乾燥力。
おかげさまで、靴もザックもきれいに乾きました。 自炊室の中に水道があるのもうれしい。
これからは、雨が降ったら無理せず小屋に泊ることにしよう。
荷物を整理してると、ツレが呼びにきました。
何事かと外へ出てみると、空が夕焼けに染まってました。
すごく寒くて、長くは居れないと言いつつ、
雨あがりの澄み切った空から太陽が見えなくなるのを惜しむかのように、
寒さに体を丸めながら、しばらくたたずんでいました。
ご飯タイム。
材料持ってきたので、自炊です。
ご飯炊いて、缶詰のスパムハムと卵を焼き、流行りの食べるラー油で味付け。
今回は、3泊なので食料が重いです。缶詰は早めの消費に努めたいとこです。
前日、車中であまり寝れなかったせいもあり、早々に就寝。
お布団がちょうどいい暖かさで心地よく、ぐっすりと安眠できました。
さて、二日目へ続きます
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