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     浮かれて、反省も総括もしない私はただの怠け者
 
サッカー日本代表が、奇跡の1次リーグ突破を果たして、早3日が経った。
その間、私は歓喜の余韻に浸る間もなくW杯を観戦し続けている。
それにしても、今回の大快挙は将来どのような慣用句をつけて語り継がれていくのだろうか。
「ドーハの悲劇」「マイアミの奇跡」「ジョホールバルの歓喜」などなどあるが……
「南アフリカの奇跡」と言った無難なところで納まるのだろうか。
いずれにせよ、今大会の日本代表の快進撃は、日本サッカーの未来を明るく照らし出すことになるに違いない。
じゃないと、いけない。
あくまでも、今は未来のためにあるのだから。
 
 
     日本代表批判をし続けてきた人は今、どんな気持ちなのだろうか
 
思えば、ここでも日本代表のことを数度書きました。
惜敗、惨敗、苦杯を舐め続けてもポジティブなことを書き続け、読者の皆さんに多くの御批判を受けたこともあった。
今思えば、それも懐かしいで片付けられる。
「それみたことか」という気はさらさらないが、日本代表を、日本サッカーを信じ続けてきて良かったと切に思う。
さすがに直前の4連敗のときは、出てくる言葉も苦しまみれのものばっかりだったのだが……
 
サッカー好きの友人との会話でも、「やっぱ3連敗なのかなぁ……」と言う彼に対し「いや、結構やっちゃう気がするで」と気楽に返してました。
 
根拠を問われれば、絶対と言えるものはなかったのだが、何か日本に流れが来るような気がしていた。
初戦は、ムラッ気のあるアフリカ勢(カメルーン)。
次戦は、負けて当たり前の優勝候補で気軽に戦える(オランダ)。
そして最終戦は、相手が苦しい立場にいるであろうと考えていたデンマーク。
 
 
     カメルーン戦の勝利で日本の決勝トーナメント進出は決まっていた
 
1勝1敗1分を計算できる組み合わせだったと思う。
その結果を得るにまず大切だったのが初戦のカメルーン戦。
ここでの勝利、本田選手の値千金のゴールが決まった瞬間、私は「イケる」と確信した。
日本人は勤勉で真面目ないい一面もあるが、結果に一喜一憂し過ぎるきらいがある。
それが開幕前の4連敗で、国民、マスコミ、ジャーナリスト、専門家の総悲観論に繋がった。
そして、本田選手のカメルーン戦でのゴールで、それが180度ひっくり返った。
ある意味わかりやすい国民性である。
 
そして、2戦目オランダ戦を0−1という最小得失点差で切り抜けた時点で、予選リーグ突破は確定的になった。
 
3戦目、引き分け以上で決勝トーナメント進出となったことで、守備力に定評のあるデンマークが慣れもしない攻撃的なサッカーを展開してくれたからである。
確かに日本は引き分けでもいい状況にもかかわらず攻めに攻めた。
これは、真のサッカー大国ではありえないことである。
でも、勝利しかないデンマークは試合早々から焦りに焦っていた。
それが日本のカウンターとなり、日本の攻める姿勢が功を奏した。
 
よくよく考えると2戦目のオランダ戦で、1失点で切り抜けたことが大きなファクターになった。
川島選手の再三に渡る好セーブがなければ、デンマークはデンマークらしい戦い方をして日本に勝利していた可能性が高い。
デンマークの方が日本より格上なのだから。
 
そういう意味では、対戦順や戦い方の大幅な変更が日本代表を生き返らせたのかもしれない。
 
 
     岡田監督の英断は、結果的にチームを救った
 
そして、想う。
岡田監督の采配、いや決断力と思い切り、いやもうここまでいったら開き直りか。
2年半築き上げてきた、そして、目指してきたサッカーを大会直前に棄てたのだから。
GK川島選手の大抜擢、本職がMFの本田選手のワントップ(いわばノートップか)、パス回しから相手をかく乱するサッカーから守備的で我慢のサッカーへの変更、大黒柱と捉えていた中村俊輔選手を構想から外すという暴挙ともとられかねない首切り、そして4−2−3−1から4−1−4−1へのシステムを変えたこと。
どれも、本番直前にやることではないし、一筋縄ではいかないことだ。
 
でも、それを「行動」という形で実践に移したかれの英断は、結果を問わず賞賛されるべきことなのではないだろうか。
私は、もし結果が伴わなかったとしても、彼のやったことに賛辞を送りたい。
1億5千万人の重圧を背負い、簡単にできることではないのだから。
 
それでも、岡田監督批判をしたい人はすればいい。
私は、サッカーファン総監督であるべきだと思うし、そういう国がサッカー大国と呼ばれるのだから。
 
 
     次の話をしよう、ここからは日本らしくありたい
 
さて、済んだことはもう置いておこう。
それよりも、29日のパラグアイ戦のことを考えることの方が、生産的である。
目標は「ベスト4」ということは、もう耳にたこができるくらい聞いている。
 
でも、実質的に国外大会初の決勝トーナメントに進出した時点で、目標の90%は遂行できたと私は考えている。
もちろん、イケイケドンドンで更なる高みを目指すのもいい。
しかし、ここでたとえ勝てたとしても日本サッカーの未来につながるのだろうか。
 
私は、これからの1戦1戦は未来の日本サッカーを見据えた戦い方をしてほしい。
もちろん、ノックアウト方式になるので一発勝負で負けたらしまいだ。
でも、1次リーグのように引いて守るサッカーは、あくまでもリーグ戦での戦いであって、日本らしいサッカーではないと思うのだ。
もちろん、これまでの成績や結果を否定したいわけではない。
ここからは一発勝負。
負けるにしても、日本らしく、そして未来の日本サッカーのために散ってほしいのだ。
 
相手パラグアイはF組を1位通過した強豪である。
そして、頑強なディフェンスを中心としたカウンターサッカーを得意とする南米の雄である。
 
そんなパラグアイ相手に、日本は堂々と攻撃サッカー、パスサッカーで挑んでほしいのだ。
今までのようなカウンター狙いのサッカーではなく。
日本人は体が屈強な民族ではない。
いわゆる走って、つないで、連携して、組織的にすることでしか世界一を目指せないのである。
だからこそ、日本らしいサッカー、日本人にしかできないサッカーをみせてほしい。
 
結果、それがパラグアイという強国に跳ね返されるかもしれない。
でも、90%以上の成果を残した日本代表には、そこにチャレンジする権利がある。
岡田監督が就任当初目指したサッカーを、今決勝トーナメントでやってほしい。
それが日本サッカーの未来につながるのであれば。
 
好調なチームのシステムや選手を変えることは、サッカー界ではタブーとされている。
事実、日韓W杯では我が国の監督が策に溺れてベスト16で散る結果となった。
しかし、今回は事情が違う。
ワントップにちゃんとしたFWを入れるのもいい、俊輔を使うのもいい、せっかく発掘した内田選手を使うのもいい。
どれかをやれ! という気はない。
ただ、今までの守備的な日本サッカーをこれからの日本サッカーにつないでほしくないだけなのだ。
 
今日(もう昨日になるが)アジアのライバル韓国(いや、もう同士である)が決勝トーナメント1回戦で散った。
相手はパラグアイはウルグアイととても戦い方が似ているチームである。
負けたとはいえ、韓国は勇猛果敢に、そして韓国らしいサッカーで立ち向かった。
韓国といえば、リーグ戦でもあのアルゼンチン相手にノーガードの打ち合いをして負けた。
でも、運動量で相手を凌駕し、前線から激しいプレスをかけるスタイルは顕在だった。
あの日韓大会ベスト4に入った時のように。
昨日の韓国サッカーを観ていて、このままでは、どんどんライバルに差を開けられるという危惧感に襲われた。
例え、日本がパラグアイにドロドロの試合を勝ったとしても、韓国との差は埋まらないだろう。
 
あえて、守備の強いパラグアイ相手に、カウンターの強いパラグアイ相手に全員攻撃のサッカーを挑もうではないか。
それで結果がついてこなかったら仕方ない。
パラグアイ相手に守って、守ってのPK戦勝利なんかしても、その次(ベスト8)で当たるであろうスペインと戦う権利すらない。
私の今大会の夢は、ベスト4や優勝ではない。
優勝候補のスペインに、そして目指すべきサッカーのスペインに、世界一のパスサッカーのスペインに、正々堂々と真っ向勝負を挑む日本代表を観たい。
その権利を得るためには、パラグアイを攻めて攻めて攻め落とすしかない。
 
 
     本当の日本サッカーを世界にお披露目しようじゃないか
 
日本代表は、世界各国で賞賛を受けているらしい。
もっと、もっと違う意味で驚かしてやろうじゃないか。
泥臭いサッカーもできる日本と華麗なパスサッカーを駆使する日本両方を世界に魅せつけてやろう。
 
29日火曜日に、日本サッカーの未来が垣間見えると信じて、終わりにしよう。

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