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       言い訳もできない悲しい現実
 
W杯は2カ月に迫っている。
その中で、ホームで0−3という完敗という現実……
この情けない現実をどう受け止めたらいいものかわからずにいる。
 
相手はW杯出場国のセルビア。
といっても、国際Aマッチデーでない今日は、国内組だけの編成だ(日本もそれは同じだが)。
いわば、2軍とまではいかなくても、1,5軍のチームと言えるだろう。
アンティッチ監督もスタンドから試合を見守る。
 
そんな相手に対しても、日本はなすすべなく敗れ去った。
しかも、ゴールの予感すら感じずままに。
 
 
      相手が引いていても“裏へ”としか言えない辛さ
 
今日も日本はワントップで、勝負に挑んだ。
しかし、毎度のことのように、横パスの連続でゴールへの迫力というものが欠けていた。
“裏への飛び出し”というのが、日本人FWの代名詞と言ってもいいのだが、相手引いて守った時は、ただただ走り回るだけのFWに成り下がってしまう。
今日は、前半序盤に2点を先制された時点で、結果はおのずと見えていた。
それだけ予感めいたものすらなかった。
 
 
      石川選手の姿勢が代表の起爆剤になってほしい
 
その中でもひとり輝いて見える選手がいた。
後半頭からの途中出場石川直宏。
パサー揃いの日本中盤で稀有なドリブラーである。
彼にボールが入った時のワクワク感と言ったらない。
仕掛ける!
抜けるか抜けないかは二の次である。
まずは11対11の前に、1対1があることを嫌というほど解からせてくれる選手だ。
今の日本サッカーは戦術論やフォーメーション論に心奪われて、勝負という観念が希薄に写る。
もちろん、サッカーには戦術も必要である。
でもその前に、スポーツであり、競技であり、勝負なのである。
点を取るか奪われるか、単純明快なこの競技の本質すら今の日本サッカーは忘れ去られているような気がする。
いや、メディアがそうしているという面もあるのかもしれない。
 
そんな中で、石川選手は“勝負”“対決”という、スポーツでは当たり前の理念を教えてくれているような気がしてならない。
私の目から見れば(かなり濁っているが)、今日匂いを感じさせてくれたのは彼だけである。
 
 
       サッカーは点取りゲームであると同時に陣取りゲームである
 
戦術論を否定していて言うのもなんだが、ひとつ気になったことがあった。
日本代表のサッカーは、“後過ぎ”しやしないかと。
確かに華麗なパス回しをするときもあれば、世界レベルのプレーを見せてくれるときもある。
でもそのどれもが、10メートル後ろのような気がしてならない。
おのずと相手ゴールからも10メートル遠くなることになる。
そこでいいプレーが行われても、ゴールに直結する感じがしないのだ。
世界一華麗なあのチームは別として、サッカーは魅せるスポーツではない。
採点競技ではないのだ。
あくまでも、相手のゴールのボールを放り込み、得点を奪う単純なスポーツなのである。
今代表がやっているサッカーはまるで採点競技のようである。
“前で”そして“前へ”これは、陣取り合戦でもあるサッカーならではの醍醐味である。
もちろん、それを実践するには、技量や技術など他の部分にも頼る部分はあるのだろうが、今の代表にはそのメンタリティーすら感じることができない。
なんにせよ、国を代表するチームが、そのスポーツの本質すら忘れがちになっているのは悲しい話である。
 
 
      岡田監督はどのような選択をするのか。そしてサプライズはあるのか
 
5月の半ばには、W杯戦士23人が決まるという。
多いようで少ない枠である。
しかも、日の丸を背負うというよりも、日本でサッカーをする人全ての代表なのだからそれは軽くない。
私は特定の選手を贔屓にしたいわけではない。
ただ、石川選手のような“前へ”の意識が高い選手が多く選出されることを望む。
どんなエゴイストでも身勝手な奴でもいい。
陣地をそしてゴールを奪う意識の高い選手。
それが今の日本代表には必要なのではないだろうか。
それはディフェンダーやボランチの選手にも同様なことが言えるだろう。
コンパクトに保ちながら、前への意識を持つのは後ろからのビルドアップも必要不可欠なのだから。
 
もう本番は迫っている。
今日本サッカーに必要とされているものはなにか?
単純にサッカーの原点に戻ることではないだろうか。
 
 
       真っ暗闇だからこそ、光が当たれば大きくなると信じたい
 
これだけの前評判の悪さ、直近の大事な試合でのこの低たらく。
相手3カ国は確実に日本を舐めてかかってくる。
逆にチャンスだと捉えたい。
 
どんな苦境に追い込まれても、私は日本人として代表を支持し応援したい。
        有言実行を体現した彼に拍手を
 
やってくれましたね、本田圭佑選手。
チャンピオンズリーグでの素晴らしい活躍に胸躍らせました。
W杯3か月前にして、劇的に変貌しつつある。
今の日本代表を変えることができるのは、やはり彼なのかもしれない。
 
ここでも、何度も取りあげ(その都度多いに叩かれた苦い経験もあるが……)てきた甲斐があるってもんだ。
と言っても、サッカー専門で書いているわけではないので数度なんですが……
にしても、サッカーのことを書くのは、本当に久しぶりだ。
皆さん、お詳しいので私が語るまでもないと思い、どうしてもさけがちになってしまう。
 
 
        本田圭佑という選手に何故こうも惹かれてしまうのだろう
 
その中でも、何故か本田選手のことを書く機会が多い。
自分でも不思議である。
好きな選手はいっぱいいる。彼だけじゃない。
日本人選手だけでも、長友、中沢、遠藤、森本選手など数え始めたらきりがない。
外国人選手に関しては、好きなんてものを超えて好奇の眼差しで観ることができない。
自分でも、本田選手が特別好きだという実感はないのだが、どこかで彼に惹かれる自分がいるのだろう。
だから、性懲りもなく彼のことを頻繁に書いてしまう次第である。
 
 
      上手いから?速いから?強いから?それだけじゃアスリートは語れない。
 
本当に不思議な選手である。
サッカー選手としてアスリートとして彼は本当に秀でているのかと、ふと思うときがある。
スピード、スキル、フィジカル、テクニックなど言い始めたらきりがないが、どうしても彼に特別秀でた技量があるとは思えない。
でも、結果は残すし、言うことも言う。
1サッカー選手としてではなく、1人間として彼に惹かれるのかもしれない。
だから、頻繁に語りたくなってしまう。
 
 
       メンタルタフネスという最強の武器を持つ男
 
やはり、彼の魅力はそのメンタリティーにあるのではないでしょうか。
それひとつで、世界の大舞台で結果を残せるほどサッカーの世界は甘いものではないと自覚しているが、彼の言動や結果をを観ていると、やはりそこが大きく関連しているよう思えてならない。
 
誰かと比較するのは好きではないが、自信の塊だったころの中田英寿選手とどうしても相通ずるものがある。
彼も決して、世界のトップで戦えるほどの技量があったとは思えない。
ただ、彼らに共通しているのは「自信」という確固たるものである。
それが、プレイや結果にどれほど影響を及ぼすかというのは、ふたりの結果を見ていてもわかる。
 
今やスポーツは身体だけでやるものではなく、「心」でやるものになっている。
プレッシャーを乗り越える。メンタルで負けない。
スポーツにおける必要不可欠なものになっている。
 
 
       専門家ではないが、彼はどうしても推したい選手のひとりだ
 
私はサッカーの経験者でもなければ、専門家でもない。
だから、日本代表のことに大それたことを言うこともないのだが、もう彼は必要な選手になっているのではだろうか。
ポジションがどうとか、先発出場かジョーカー的な途中出場かとか、考え方は様々だろう。
だが、彼のメンタリティーや考え方が今の日本代表に限らず、日本のスポーツには、いや日本のスポーツ文化には必要な気がしてならない。
 
世界のベスト4は壮大な目標であり、夢以上のものなのかもしれない。
事実、その力があるとは言い難い日本代表には、世界を経験して戦う戦士がほしい。
 
 
     彼はサッカード素人がとやかく言わなくても彼は前へ進むのだろう
 
彼にはまだまだやることがある。
彼の未来がどうなるかなんて誰にもわからない。
ただ、彼はその未来を切り開いていくような気がしてならない。
 
何かこれ以上書いてもボロが出てきそうなので、今日はこれくらいで切り上げよう。
本田圭佑選手と日本代表の輝く未来を願って。

        スポーツ日記じゃなく、病弱日記……

長い間ブログをお休みしてしまった……
自身の怠慢以外のなにものでもないのだが、大風邪をひいてしまった。
“インフルエンザでもないのに何を言い訳がましい”とお叱りを受けそうだが、当方自慢でないが、病弱極まりオヤジなのである。
毎年、1度2度の風邪をひいてしまうのだが、それがえげつない。
熱は40℃近く出るわ、鼻水は箱ティッシュ5箱も消費してしまうわ、咳の雨あられ。
幼少期から小学生まで、年340日は耳鼻科に通う、根っから“耳鼻喉弱男”なのである。
草食系ならぬ病弱系である。

引っ越しした都合もあって、新しい耳鼻科に行ったのだが、今どきの耳鼻科はスゴイ。
耳や鼻に胃カメラのようなスコープを突っ込んでモニターに映すのだ。
しかも、そのモニターはわざわざ患者に見える角度に設置されている。
そして、医者が一言、「うわぁ……これ酷いなぁ。良い耳違うなぁ」って……
もうちょい気利かせてもらえんもんかのぉ。
それにしても、、ド素人から見ても私の耳の中はエライことになっていることががまざまざと思い知らされる画づらだった。
先生、独り言のつもりかもしれませんが、丸聞こえでっせ。
こっちは嫌ってほど知っとるんやから。

ただ、新型インフルエンザやなくて良しとしよう。
これで、もしそれにかかってしまったらどないなってまうんや……


          40℃近く熱が出ようが観戦はやめん!それがスポーツ狂

ちんたらと病弱日記を書き連ねてきたが、やっとこさ症状もましになってきた。
そして、自他とも認めるスポーツ狂らしく、フラフラになりながらもスポーツ観戦だけはがんばってきた。
松井選手のワールドシリーズでの快挙、NFL、競馬での大逃げの大波乱劇、サッカー日本代表の試合、日本シリーズとラグビー日本代表がカナダを完膚なきまでやっつけた試合、ナビスコ杯での波紋、格闘技などなど……
どれも私の拙い文章では伝えきれない数々のドラマがあった。
病弱でもやっぱスポーツはやめられまへん。
ホンマ私が苦しんでいる時こと名勝負や名ドラマがあるんかいな、と思うほどに。


         一気にみせられるとその差が如実にあらわれる

もう、どっから手をつけていいかわからん状況にあるのだが、気になったというか、心配になったのはサッカー日本代表。
来年W杯が開催される南アフリカまで出向いて完全アウェーの貴重な体験をしたのだが、その日は国際的に多くの国際マッチが開かれており、多くの強豪国と我が日本を比べるとやはり心もとなさだけが残ってしまった。

個人的には、日本代表には期待しているのだが、トップ8に入るような国と比較すると“これだけ違うのか……”という改めてだが、そんな気持ちに溢れてしまった。

特に、体格的にも戦術的にもお手本にしたいスペイン代表との差は、歴然たるものに感じてならなかった。
私は“技術の差は運動量で補う”というのが、日本のコンセプトだと感じているのだが、やはりこの2つは別物と捉えなければならないんでしょう。
日本人プレーヤーは、技術的にはいいものをもっているというのが、世界のメディアも認めてくれている部分もあるのだろうが、あの圧倒的な違いを見せつけられるとそれも社交辞令なのだろうなぁ、と思わざるえない。

しかも、凄いシュートが打てるとか凄いドリブルができる云々の話ではない。
ボールを強く正確に蹴る、そのボールをピタッと止める、相手選手との小さなギャップを作る、そんな基本的な部分で雲泥の差がある。
特にスペインのサッカーを観ているとそう感じざるえない。
彼らは、特に頑張っている風でもなく、特に戦術がしっかりしているわけでもなく、特に走っているわけでもない。
ただ、本人たちはもちろん、サポーターも彼らのサッカーを楽しんでいる。
体と体をぶつけあうのがフットボールであるということを忘れさせるような優雅さだ。

それを根性論の運動量だけでどうにかしようというのは、無理があることは言うまでもない。
そして、たった1年でその技術の差は埋まるはずもない。
もうこうなったら、世界一走るサッカーを我が日本は追及していかないといけないのだろうが、国の威信をかけて戦うW杯はどこの国も血眼になって走るのだと思うのだが……


       現実と今いる地点を明確にし、地に足をつけるところから

いずれにせ、“ベスト4”という途方もない夢を追うわけだが、あまり上ばっかり観ないように考えるしかない。
サッカーって実力が絶対反映される競技でもないんだから。
って、もう神頼みみたいなこと言っちゃってますが……

どうせ、1年でできることなんてたかがしれている。
いきなり、上手くなるはずもないし、急に強くなるはずもない。

まずは、地道に今の追い求めるサッカーを極めていくことだけ考えるしかないのか。

個人的には、今世界で最も走れてタフな男長友選手に期待しているのだが、彼ひとりだけ走り狂ってもねぇ……

まだ1年、もう1年、考え方は様々だろうが、日本代表が南アフリカで旋風を起こせばと思う今日この頃。


        書いていて嫌になる。そんな内容に終始してしまった。

ダメだ……
いかんせん長いこと書いてないから、グダグダだ。
内容の厚みがティッシュ1枚程度だ(これじゃ、滝のような我が鼻水に勝てん)。
今日は、病みあがりということでご勘弁を。

さぁ、これからは書きまくるで。
もう1日1個や追いつかん。
観ると書くのバランスが悪過ぎる。

だって観るん大好き、そして書くの超苦手。
こりゃバランスが崩れる一方なわけだ。

さっ、次は何書こ?
まぁ、体調万全にせな話になりませんわな。

以上、顔はいかついのに虚弱体質のスポーツ狂からでした。

       この3戦に意味があったのか? がわかるのはだいぶ先

日本代表の今年ラスト3戦、収穫ありか否か?

人によって評価は分かれることだろう。
3戦全勝で13得点に失点0という答えに非の打ちどころはないはずだ。
だが、スコットランドとトーゴはW杯予選から直行の出がらし状態で、香港に関しては格下。
しかも、3戦すべてホームでの闘いでW杯の予行練習にもならない(相手も時差でボロボロ)。
と、目の肥えた方々は口を揃えるかもしれない。

でも、選手や監督そして試合を組んだ協会がファンよりも歯がゆい想いをしていたはず。
だが、これだけの結果に何癖つけるのは、ちょっと違うような気がしないでもない。
だって、いくら圧倒的な勝利を収めても何か物足りなさを感じるのは、代表のサッカーどうこう言う前に、相手チームに多くの問題があったのだから。
この3戦で多くの選手を試せたこと、色んなパターンを試せたこと、自信をつけたこと。
収穫は多かったと私は感じる。


       ベスト4は無理!って、なんでもう決めちゃうの?

話が飛んでしまうが、日本の大目標は本大会ベスト4ということは周知の事実。
そして、その目標に対して悲観的な意見が大半を占めるのも変えようのない事実である。
目標を達成する根拠がないという人は多い。
でも、「無理だ」という人に問いたい。
意地悪な言い方すれば、目標を達成できない根拠はどのくらいあるのだろうか。
おそらく、そのほとんどが“実力”という答えが返ってくるような気がする。
確かに世界を見渡すとそのご意見も納得である。
でも、実力通りにことが運ばないことがスポーツであり、サッカーなのではないだろうか。
実力通りにことが収まるのであれば、アルゼンチンもポルトガルもこんなには苦しんでいないだろう。
もっといえば、実力通りにことが収まるのであれば、W杯を開く必要性もない。

出場する32チームすべてに可能性がある。
もちろん、そこに多かれ少なかれ実力の差はあることに違いない。
結局のところ勝ったチームが強いということ。
やる前から“無理だ”だと言ってしまったらハイそれまでよ。

どうせなら岡田監督も“頂点を目指す”と言えばいいのに、と私は思うのだが。
そんなこと言ってしまったら、強烈なバッシングが待っているのを承知で、ベスト4というところでことを収めたのだろうか。
まぁ、その辺は深く突っ込まないでおこう。


        11人しか出れないのがもどかしい

話を元に戻そう。
スコットランド戦とトーゴ戦は後半しか観れず、香港戦に関してはゴールシーンのダイジェストだけの私が偉そうなことを言う権利はないのだが……

それでも、代表で確固たる地位を築いている選手はもちろん、森本、石川、岩政、佐藤寿人、本田選手のようなフレッシュな顔ぶれも充分見させてもらった。
どの選手も良いところがあって、可能性を感じることが今回の3戦で実感できた。

石川選手なんて、ドリブルを始めるとそれだけでワクワク感が出る。
こんな選手は、日本人選手ではそうお目にかかれない。
パサーの多い代表にあって、いいスパイスになりそうな予感がある。

岡崎選手も一皮むけて本格化してきているし、中盤の選手たちは相変わらず安定感がある。
DF陣は苦しむシーンもほとんどなかったが、1対1の局面ならなければさほどやられることもなさそう。

要は、横一戦といったところだろうか。
今の日本人選手のトップクラスは30〜40人くらいが横並びの状態にあると思う。
ここから本番にむけて23人に絞られていくサバイバルが始まると考えていい。
岡田監督も頭を悩ますことでしょう。
他人の話に振り回されず答えをだしてほしい。


         やっぱり今の日本サッカーにW杯の日程は厳しい……

ここで話をまた先走ってしまわすのだが、この23人というのがW杯本大会に向けて大きな意味があるのだと思う。
今さらだが、サッカーは11人でやる競技である。
でも、11人だけでは優勝どころか、ベスト4にもなれない。

ましてや、日本のような消耗度抜群サッカーをするチームは、どれだけ23人すべてをフル活用できるかにかかっている。

本大会の組み合わせはまだ決まっていないが、おそらく本大会の予選は10日で3試合をこなす。
もし、ベスト4という目標を達成すれば1か月で7試合という、聞いているだけでもしんどい日程だ。
“走るサッカー”を標榜する日本にとっては、過酷極まりないスケジュールに感じてならない。
それは、オランダ戦の1試合の中ですらガス欠を起こしてしまったことでもわかる。

だからこそ、23人が全てレギュラーでなければ勝ち進む、というかもたないことは必至である。


          とっておきの秘策ってあります?

ここで何か秘策はないものなのだろうか。
というか、大きい目標をたてているのならばなくちゃ困る。
私は岡田監督がそれを温存していると信じたい。

私の考える秘策とは、23人フル活用術である。
といっても、本番では1試合に使える交代枠は3人しかない。
じゃあ、14人が限界やんっ!と突っ込まれそうだ。

でも、試合ごとにメンバーを半数以上入れ替える、そしてそうしても同等のチームができはしないだろうか。
良くも悪くも、代表選手は突出した選手がいるようにも思わない。
じゃ、誰を使ってもいいじゃないんでしょうか。
こう割り切ってしまうと、レギュラーや補欠の垣根もなくなり、ドイツW杯での苦い経験も活きてくるのではないか。
ましてや、これほどスタミナを温存する有効な手立てはない。
今まで、サッカーの強豪国や優勝国がこんなことをした例はない。
ほとんどのトップクラスの国が最初のメンバーを固定したまま、勝ち進んできた。
でも、日本のサッカーではそれに限界がある。

予選の1試合から2試合目に8人くらいメンバーを替え、3試合目は体力の残っている選手、好調な選手を出し惜しみなく使う。
総力戦といえば響きはいいが、ある種の賭けでもある。
サッカーにおいてメンバーをごっそり変えて、実力を維持するのは至難の業であるから。
でも、この壁に挑まない限り、日本の大きな目標は限りなく達成が困難になるような気がする。
でも、今まで先例のないことにあえて挑んでほしい。
そして、岡田監督と今の選手たちにはその権利があるのだから。


         秘策といいながらも少しパクった男

偉そうに講釈をたれているが、実はこの戦法はラグビーの日本代表がW杯で何度か試した作戦である。
それもすべてを勝ちに行くという意味ではなく、オーストラリアという絶対に歯が立たない相手に対して、捨てゲームとして使った。
その時、捨てゲームのメンバーに入れられた小野沢選手は、次の大一番に温存された選手に「俺達がどんな気持ちでこのゲームに挑むか、お前らはそれを感じて次のゲームで戦ってくれ」という意味深い言葉を残した。
“ONE FOR A ALL  ALL FOR A ONE”。
“ひとりがみんなのために、みんながひとりのために“
ラグビーの代名詞とも言える言葉は、15人(ラグビーは1チーム15人)に限ったことではないのかもしれない。


        大賭けといわれようがチャンレンジせねば

この精神を今のサッカー日本代表にも受け継がれないものだろうか。
ラグビーの例はAチームとBチームという極端な例だが、ひとつになったサッカー日本代表であれば、レギュラーも補欠もない、AチームとBチームという壁もないスピリットを持てるような気がする。
いや、そうじゃないとならない。
23人誰ひとり出し惜しみなく、23人全員で戦うことができれば、強豪国と対等に渡り合える可能性が増える。

そんなチームが9か月後できることを願って終わりにしよう。

先例がないからこそ、チャレンジしがいがあるってもんや!

         今日の勝利は結果以上に大きいものをもたらしたのでは

いやぁ、強豪ガーナ相手に見事逆転勝ち。

日本代表が2点のビハインドを跳ね返すのを観るなんて、いつぶりだろうか。
オランダ戦で完膚なきまでにやられたモヤモヤを、たった3日で吹き飛ばしてくれた。

今日は本当に久しぶりに2トップで挑んだこともあって、勝ちにいっていたのがわかった。
結果4−3という大味なスコアだが、格上相手にド突き合いの勝負を挑んだことに価値がある。
1−0で勝とうというサッカーは、日本サッカーが目指す道ではないだろうから。
今日は、選手交代も4枚使い、なんとか体力的にももった。


         岡田采配は冴えわたった

2点差をつけられたことによって、岡田監督も吹っ切れた部分があったのかもしれない。
怪我の功名とは、こういうことを言うのかもしれない。
選手交代には消極的な岡田監督の采配がこれだけビタッと決まったのは、あのジョホールバル以来のような気がする。
出てくる選手出てくる選手結果を残すなんて、監督冥利に尽きることだろう。
今日は“岡田マジック”(ヒディングじゃなくて)といったところか。

まぁ、本番に切れるカードは3枚までなんで今日の結果は鵜呑みにできないが、“走るサッカー”は言いかえれば“消耗するサッカー”という諸刃の剣の一面をもつ。
選手交代が命運を握ると言っても過言ではない。
本番ではもっと厳しい決断を迫られるときがくるだろう。
その時が岡ちゃん采配の腕の見せ所。
選手にとっても、今回の欧州遠征ほど貴重な経験はなかっただろうが、岡田監督にとっても非常に大きい経験になったのではないかと思う。


        やっぱり防げない点もある。でも言い訳ばかりでもダメなんだ

岡ちゃんを絶賛するばかりではなく、ちゃんと試合も振り返ろう。
今日も、オランダ戦同様、前半から互角の戦いを見せてくれた。
相手に先制を許した1点目のハンドでのPKは仕方ないで片付けてはいけないだろうが、ああいうシーンは本番でも想定内でなければならないし、ありえることだ。

ただ、2点目3点目のやられ方は非常に厳しい現実を突きつけられた。
縦1本からの個人技での2点。
やはり、アフリカ勢の身体能力は、今さらながらだが恐るべし。
中村憲剛選手や岡崎選手がインタビューで「速い」「強い」を強調していたことがそれを物語っている。
あの中沢選手を簡単に置き去りにする力は、やはり世界の力ということだろう。
ただ、“集中力”で防げる失点でもある。
90分間持続することはかなり難しいが、その高いノルマを超えなければ日本のベスト4という高い目標は儚いものになるだろう。
日本の守備が機能してようが、プレスがかかっていようが、やられる時はやられる。
それが、世界レベルのサッカーと言うしかない。
だからって、このまま放っておくわけにはいかない。
対策はやはり必要だろう。

   
        今日の4得点は長きに渡った鬱憤を吹き飛ばしてくれた。

ただ、そのやられることが大前提を関係なしにしても、今日の日本の4点は素晴らしいものだった。
相手が終盤にタレたということを加味しても見事な得点ばかりだった。
すべての得点が流れの中で生まれたものであって、日本十八番のセットプレー頼みのものではない。
課題と言われるFWも2得点しましたしね。
今日の日本人選手はFWに限らず、皆ゴールへ向かう意識とシュートへの意識が高かった。

途中出場の本田選手は結果を残せなかったが、彼の言動や意識が代表にもたらしているものは、実は大きいのかもしれない。
久しぶりの2トップで挑んだことも、監督の得点に対する想いが選手に伝わったということでもある。
オランダの選手に「日本の攻撃はゴール前20mから驚異を感じなかった」とまで言われたことが、まるで嘘のようだった。
できれば、今日のような姿勢をオランダ戦でも見せてほしかったというのが本音だが、それは欲張りか。
本番、もしもオランダと当たるようなことがあれば(ベスト4を掲げるのあればない話ではない)あのときの台詞を倍返しにしてやりたいところだ。


         ヤンチャなイメージから脱皮した稲本選手

今日、活躍が目を引いたのは、途中出場の稲本選手。
1得点(抑えとコントロールの効いた見事なミドル)1アシスト(超ピンポイントのクロス)と、たった30分でおいしいところをすべてもっていってしまった印象だ。
代表の試合に出れない鬱憤もあっただろうが、私は彼が冷静で大人の選手になっていたところが印象的だった。
もちろん、年齢的にベテランの域に入っていることもあるだろうが、私には長い間欧州リーグで培われてきた経験と洞察眼がものを言ったような気がする。
もし日本でずっとプレーしていたら、ベンチからのスタートであれだけ分析してからピッチに立つこともなかっただろうし、それを途中出場という難しい立場で実践することできなかったであろう。
たくましい、そして大人になった稲本選手を今日観た。

これで、中盤のポジション争いは更に激化することになるのだろう。
遠藤、長谷部、稲本、中村憲などボランチは最激戦区。
ここだけは、世界でも胸を張れるレベルに達しつつあるような気がしないでもない。


        こんな選手がチームには絶対必要なんだ

それでも、今日の殊勲者として長友選手を挙げたい。
そう、1失点目のハンドを犯した張本人である。
でも、彼の今回の遠征でのプレーは、特筆ものなのではないでしょうか。
サイドバックという体力的に非常に厳しいポジションで、岡田監督は2試合とも彼をフル出場させたあたり、彼への信頼の表れなのではないだろうか。
本当に彼の体力は無尽蔵。
そして、1点目のポカを取り返す精神力。
サイドバックは、上下運動量だけでもかなりきついもののはずなのに、彼はその中で当たりにも強く、しかも積極的に前からプレッシャーをかけ続けていた。
今日も、直接的なパスやシュートではないが、幾度となく彼の激しいプレッシングから得点シーンが生まれていた。

しかも、それを2試合通した180分間(しかも中3日)ぶっ続けでやっているのだから、たいしたものだ(オランダ戦は結果として伴わなかったが)。
私はサッカー経験者ではないが、経験者の方々からしたら、私以上に理解に苦しむくらいのものなのではないだろうか。
今や代表にはなくてはならない存在になっていて、そのポジションを確固たるものにしている。

中村俊輔選手や遠藤選手のプレーは美しく、派手で綺麗である。
でも、チームには必ずと言っていいほど、彼のような汚れ役が不可欠になる。
前監督のオシムが「水を運ぶ人間」と表現していたが、長友選手は正にそれを体現しているのではないか。
しかも、私にはその水の量が半端ない量に感じてならない。
これからも、地味でもいいから多くの水を代表に供給して下さい。
1ファンとしてのお願いでした。
いや、彼にそんな希望は無用。
だって、何も言わなくても走り続けてくれるだろうから。


        この経験は何物にも代えがたい

なんにせよ、今日の勝利はいい経験になった。
そして何よりかけがいのない自信にもなったに違いない。
オランダ戦での挫折、ガーナ戦での自信、たった2試合にもかかわらず、今回の欧州遠征は収穫の多いものだった。
9か月後に必ず活かしてほしい、というか活かさなアカンでしょ。

まぁ、玄人目線の方には、“今日のガーナは日程とコンディション的なものが厳しかったので、この結果は鵜呑みにできない”“本当のアウェーではないから(相手も同様にアウェー)”と言われるかもしれませんが。

9か月は長いようで短い。
この期間にどれだけ今の代表が変貌し、成長できるか。
本番と同じくらい楽しみに拝見させてもらおう。

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