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河村隆一の「出逢い〜この熱が冷めてしまう前に〜」という本は、数年前に図書館でふと見つけたのがき っかけだ。 「河村隆一、小説なんて書いてたんだ〜」と何気なく手にとって見たところヒット!! 物語の流れ、心の動きや、幸せや、苦しみや葛藤の表現の仕方が好き。 さらに、画像は本の表紙なのだが、その画像のような絵が写真とともに断続的に見受けられる。 その絵を見て感じるものがあって、惹きこまれてしまう。解釈もしてしまうんですけどね(笑 あえて、二人の会話文のみを抜粋して紹介します。 「僕はどうしたら良いんだろう・・・・・。何をするために、生まれてきたの?あの雲の向こうに側には 何が待っているの?」 という少年の質問に対して、母親は、 「そうね、私の場合、ちょっと言葉が変わってきちゃっているんだけど、何に生きる喜びを感じるのか、 っていう事をよく考えるのよ」 「あなたは何をしている時が楽しい?」 「何が好き?何になりたい?・・・私はねあなたやお父さんの笑顔を見ていると、生きていて良かったと 思うの。お洗濯や、お掃除、それに食事の支度をしたりどんな苦労をしていても、あなたの笑顔を見てい ると、すべてがどこかへ消えていっちゃうのよ」 「なぜ生まれて来たのか、僕にはまだ難しくて解からないけど、なんだか楽になっちゃったみたいだ。」 「いいのよ。その解からない事はね、あなたの中に生まれて来た暖かな感じですべて埋めてしまいなさ い。あなたにはまだ知らないことがあって当然なの。たとえたくさんの事を知ったとしても、それがすべ てではないんですから」 「まだあるんだ。あの向こうには、あの雲の向こうには何があるの?僕は何も知らない、僕は何をすれば いいの?」 「しょうのない子ね、だけどそれは誰も答えてあげられないのよ。何の為なのか、あなたが何をしたいの かはね。もしもあなたが、いつしか自分のしたい事に出逢う事があれば、その時に解かるわ。それに、も う少し大きくなったら、雲の向こう側に行ってくるといい。いいえ、行く事になるでしょう。・・・・・ 私にもお父さんにも、知らないことはたくさんあるんだから・・・・・」 というものである。 あったかい情景が思い浮かぶ。 なんてステキなやりとりなんだろう。ただ暖かくて深い。 人は、誰かに愛を注いでいる時、愛を注がれていると感じる時、そして、自分の能力を発揮している時、 進歩を感じた時などに、充実感を感じたりする。 そういう‘あたたかいもの’の中に埋めていくことが、生きる喜びに繋がる。これからどんなそれらに、 あなたが出会っていくのかは、私が出会っていくのかは雲の向こう側にあるの。 将来、私もこんなママになれたらいいな☆☆
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