SMALL HOURS

ビールと好きな音楽さえあれば極楽です。 ハイ

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Dual 1219 + SME3009 その11

 
Dualはもともとゼンマイのしかけを作っていた会社だとか。 電気が発明され、家庭に電気が行き渡ると、ゼンマイでも電気でも動くというものを作り、その意味でDualという会社名にしたとか。 だからメカによるカラクリは1219でもすごいものです。でもプレーヤーとしての基本の作りはもっとすごいです。
 
せっかく引っ張り出したので、1曲お願いしましょう。
 
 
 
 
 
 
 

Dual 1219 + SME3009 その10

mini4312さんからリクエストいただいてましたDual 1219のマニュアルプレーヤー化をやっとこさのっけますです。ゴメンナサイ。
 
その後Dual 1219はどうなったかというとどうなってもいませんでした。タンスのこやし状態。
音楽会用KEFにかまけて、遊んでやっていませんかったので早速ひっぱり出してまずはプリンスをちょっときれいきれいしてあげました。
そのうちサンドペーパーをかけてニス塗りしようかと思ってたんですが、めんどうなので直接ワトコオイルをぬりぬりしましたらけっこうなもんになりました。
イメージ 1
 
さて、裏返してここです。
この2箇所です。
 
右側の矢印のバネはもともと奥にひっかけてあったものをこちら側にひっかけました。
そして左側ですがここがえぐれていますが、そこをアルミ板で塞いでいます。
 
イメージ 2
 
このほうが見やすいかも
 
イメージ 3
 
そして全体で最低これだけは必要なパーツはこれ
 
イメージ 4
 
 電源とアイドラーのオンオフをコントロールするのはアーム取り付け付近から中央近くをとおり対角線にアイドラー近くまで延びている金属バーですが、この金属のバーの真ん中近くのネジ止めされているところを中心にシーソーのように動くようになっています。電源スイッチとアイドラーメカはそれぞれスプリングで金属バーに接続され、バーがアイドラー側手前に動くと電源スイッチとアイドラーメカがスプリングづたいに引っ張られ、オンになります。
また、アーム取り付け付近側が手前に動くとスプリングの力でオフになります。
このバーは実はオンオフどちらの状態でもロック不要で、ネジの微妙なストレスでどちらの状態も保持されるのです。
そこで、手前のノブでどちらにでも傾けられれば、オンオフを手動でできるのですが、オリジナルのままだとロックされてしまい、反対側へ動かせなくなるのと、オリジナルのままだとオフ側へ動かしても即オフになりません。
記憶をたどって書いてますので間違っているとこもあると思いますがご指摘いただければ幸いです。
 
さて、オリジナルの1219は電源スイッチとアイドラーメカのオンオフは2箇所それぞれの動作でオンオフします。
ひとつはコンソールのスタート、ストップノブを動かす。もうひとつの方法はアームをホームポジションからセンタースピンドル側へ動かす、およびホームポジションへもどす動作だったと思います。(だったと思うのはジャンクのため一部の動作がうまく再現できなかったから)
ここで重要なポイントですが、アームがホームポジションにあるときと演奏中は、オートマチックを動かす要の黄色いプラスティックギアはプラッターのスピンドルと接触していません。なぜか
アームがホームポジションにあるときにギアが接触しているとプラッターが動くたびにギアが回転し一連の動作の一部を機能させてしまうのでアームなど壊れてしまう可能性があるため、
演奏中の場合にはギアを切り離さないとスピンドルによけいなものが接触していて音に当然影響するし、ギアが回ったままオートマチック動作を止めることがこのしかけでは無理なため。
そのため黄色いプラスティックギアには一箇所1センチ幅で歯がない箇所があります。
 
この歯のないポジションにある状態からスピンドルの力でギアをまわすにはどうすればよいのか。
 
イメージ 5( 借り物の写真です。)
 
それは歯を1本出すんです。  1本出すだけで、ちょっとギアが動き、すぐもともとの歯に噛み、ギアが回りはじめ一連の動作が生まれます。
その一本の歯は金属でできていて、黄色いプラスティックギアに取り付けられており、この歯を押し出す役のひとつがコンソールのスタートストップノブの動きで片側へノブを倒したときロックをかける金属パーツ(マニュアル化する際、それに取り付けられたスプリングを反対にかけると言ったもの)です。
このパーツはスプリングで常に歯を押し出そうとする方向にテンションがかかっていますがノブの中点で歯に接触しないように引っ張っています。ひとたびノブをスタートに倒すと中点の山からはずれ1本歯を押し出す方向へ動いてノブはロックされ、ギアが回り始めるわけです。ロックしている金属パーツは、ギアが動作が完了する位置に作られたギアの突起で押し戻され、ロックが解除されます。一連の動作が完了したギアの位置ではギアの歯がスピンドルに非接触状態の位置に来ています。ストップも同じで歯を押し出しロックされるのですが、スタートと異なるのは電源をオフにしないことです。スタートの時は同時に金属バーを電源オン、アイドラーオン方向に押してやるようになっていますが、ストップは一連の動作(アームをリフトアップしてホームポジションに戻す)をしてから電源を切るため、電源のオフはアームが完全に戻る位置で、アームに取り付けられたパーツが金属バーに引っかかり、金属バーを押してオフ側に傾ける仕掛けです。
もうひとつギアの一本歯を出す仕掛けですが、それはトーンアームに取り付けられたアルミの長くて細いバーです。
このバーはスピンドルに向かって延びていてアームの動きと連動し、アームがレコードの終わりまで来たときに、
ギアの一本歯を押し出す役目なのです。演奏中ギアとスピンドルは接触していませんのでギアは動きませんが、演奏が終わると一本歯がちょうど押し出される位置に来て、ギアが動き出し、リフトアップ、オートリターン動作が始まり、アームがホームポジションまでもどされるとアームが金属バーに引っかかり電源が切れます。
 
もうひとつ説明しておく必要があることは、黄色いプラスティックギアに取り付けられ、アーム側にのびているヘラ(もんじゃ焼きのヘラに似ているやつ)です。
このヘラがアームリフターの上下動作をさせ、アームを動かす役を担っています。
このヘラの動作を制御するのが、黄色いプラスティックギアに彫られた溝とスロープなのです。ヘラの端には突起があり、溝にはまっています。
スロープの上り下りはアームリフターの上げ下げを制御し、溝はアームの横移動を制御しています。
ヘラのアーム側(もんじゃ焼きのヘラのすくう方)はアームリフターとアームからのびた棒と接触し、上下動と横移動を行います。
・・・・・・・・
 
さてマニュアルプレーヤー化の話に戻します。
mini4312さんがお書きになっているとおり、アームをホームポジションからスピンドル側へ動かすと電源スイッチとアイドラーがオンとなりますが、ギアの一本歯を押し出さないので、オートマチックは機能せず、ギアはスピンドルと非接触状態のまま回り続けるはずです。あとは手でアームをホームポジションへ戻すと電源とアイドラーはオフとなるので、改造は不要です。もちろんレコードの最終位置にアームが行くと一本歯を押し出し、自動でアームが上がり、ホームポジションまでアームが戻って電源とアイドラーがオフとなりますし、途中でコンソールのストップノブをひねると一本歯が押し出され、同じく自動の動作を行うはずです。
 
この動作はアームに電源とアイドラーのオンオフするための引っ掛けるパーツが付いているのと、レコードが終わったとき、一本歯を押し出すアルミバーがくっ付いていることから可能なので、専用アームを別のものに置き換える場合は最初に述べた問題を解決しなければなりません。
 
私はずぼらなのでオートマチックを使いたかったのですが、専用アーム部が使いもんにならないため、やむなく他のアームに変えることにしました。
 
オリジナルのアームは、ジンバルに二つの角が下向きに2本出ており1本は電源とアイドラーのオンオフするための引っ掛けるパーツに差し込まれており、もう一本はアームを水平に移動させるため、ヘラと接触して摩擦で動かすためのものです。さらにアーム軸にはオートリフターパーツがネジ止めされています。
これらの機構を他のアームに移植する方法をさんざん考えましたが、いい方法が思いつかず、マニュアルで使うしかないという結論に達しました。
マニュアルで使うにあたりオートマチックに必要なパーツをすべて取り除くことにしてパーツを選別しましたが、
コンソールのノブでオンできるのですが、オリジナルのままだとロックされてしまい、反対側へ動かせなくなるのと、オリジナルのままだとオフ側へ動かしてもオフになりません。
まずロックがかからないように、そのパーツを取り除けばいいと思い実際に取り除くと、ノブが左右どこまでも動くようになって、ジョイントされているパーツから外れてしまいます。ノブの横の動きを制御する役もあったのです。
そこで、このパーツがノブをひねってもスプリングの引っ張る力で切り込みにはまらないよう、スプリングを反対方向にかけかえました。
次にストッップ側にノブを回しても電源とアイドラーをオフにする金属バーを押さないため、金属バーの突起(ギアを非接触位置で止めるためにある)を利用してオフ側に力が加わるよう、えぐれた部分をアルミ板でふさぎました。
なお、金属バーの中心のネジ(下にバネがしこんであります。)とアーム側の固定ネジのテンションはうまく動作させるため重要で、緩めすぎず締めすぎないよう調整が必要です。
 
 
 
 

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