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原発避難区域から

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まだ暗い時間に原発避難区域内に入って 道に迷っていると ドカン!とすごい音と
衝撃がダッジ犬号君に! その瞬間に道路にできた地震での亀裂に落ちてパンクした
事を理解し 物資やご寄付を預けて下さった皆様と犬の顔が頭に浮かんだと同時に 終わった!
と思いました。ここは避難区域圏内 電気もない 携帯は圏外 人もいない ロードサービスもこない
まさに砂漠状態 この場所に入るつもりで来たのにスペアタイヤも持たずに来た自分の愚かさに
反省した所で後の祭り。しばらく考えていると空が明るくなって来てやばい場所にいる事が
わかりました。まさしく原発!  じっとしていても始まらないので動く事に ガラガラガラガラ!
避難区域内に入る時の検問でのおまわりさんの言葉が頭に響きます。
自己責任でお願い致します!  ・・・・
 
 

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何処の道路もこの様な状態でした。夜はあぶないです。約20キロメートルを移動したのですが
この調子でガラガラ移動していると いわき市まで着いて物資をレンタカーに積み替えて行動するのが
夕方になってしまうので やむを得ずダッジを乗り捨てヒッチハイクすることにしました。
地元の方に迷惑はいけないので自衛隊の方や警察車両に声をかけるが当たり前にお断りされていると
一人の男性のかたが親切に乗っけて下さいました。地元商工会会長を務めている方で がんばって
再建しますと力強くおっしゃっていました。 それに引き換え自分は地元の方に迷惑をかける一番駄目な
ボラです。 連絡先を聞きお礼をして別かれた後は気持ちを切り替えレンタカーで出発です。
地元商工会会長様 ご迷惑お掛け致しましてすいませんでした そしてありがとうございました。
 

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時刻は11時30分まだ間に合います!さっさと積み替えいざ出発です。
検問のおまわりさんに又来たの?という顔をされ中に入ると
 

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さっそくいます。至る所に あ!犬 あ!牛 あ!ヤギ あ!ネコ!

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この子はそうとうだれも来ていなかったようでガリガリでガブガブ水を飲んでいました。
吠える子や表から見える子はボラさんにも発見してもらいやすいのですが 奥にいて吠えない子
などはまずいです。置手紙をして次に行ったときにだれも来ていない様なら連れて帰ります。

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そこらじゅうでこういう感じです。

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帰り際にふらふら寄ってきたガリガリのおばーさんゴールデン。
レンタカーにゲロはいちゃだめだよ!

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保護した場所付近に特徴を書き名刺と一緒に配って来ました。

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道路を歩いていて路地に逃げ込んだダックスフント!
 
 
今回保護した子の情報は
 
双葉郡楢葉町大字山田岡字 道の駅ならは付近 茶色皮の首輪ゴールデンメス10歳以上
 
南相馬市原町付近 中型柴系ミックス青首輪2歳位オス、遠くから来た可能性あり
 
富岡町小浜字中央262番地商店街付近 ゴールデンミックスメス赤に柄首輪6〜8歳
                         小型柴系ミックス首輪無し、毛色白系メス6歳位
                          中型ミックス毛色白茶2〜4歳オス青首輪蚤取付
計3頭
 
広野町正木内ヤマザキデイリーストア付近 8歳位メスラブラドール青首輪
 
 
以上6頭の保護でした。
 

イメージ 10 帰りの車で。
 
今回保護するにあたりとても慎重に考えました。 神奈川県で迷い犬を見つけたときは
 
なんの迷いも無く保護をして そしてそれが正しいから保護できたときは達成感を感じる
 
のですが 今回は行く前から果たして他県の事情もなにも違う犬を自分なんかが出向いて
 
いいものかと そうでなくても地元の方と保護ボラ間でのトラブルも発生しているので
 
1頭 2頭と保護をしていく中でも 果たして本当に正しいのか?と頭の中で格闘していました。
 
ですが圏内にいる時間が長くなるほどその思いはだんだん確信に変わっていったのです。
 
多くの子は飼い主かボラさんがたまに来てご飯やお水をあげている形跡があるのですが
 
圏内にいた時間4時間あまりのあいだに ざっと40頭以上の犬に出会い 捕獲機無しでは
 
捕まえられない子や ろくに食べ物や水を口にしていない子や 鎖で繋がれたままの子
 
そこらじゅうに転がる 犬 狸 ネコ 牛 ヤギ 鶏の死骸を見れば見るほど 飼い主やボラさん
 
の手が行き届いていない事がわかりました。 狭い範囲でしか動けなかったにもかかわらず
 
これだけの数に遭遇するとなると 全部では1000頭超えるのでは?という印象でした。
 
鎖で繋がれている子や檻の中の子はフードとお水を与えて保護はしないで 車に轢かれそうな子
 
やてんぱりぎみで自分の家を見失っていそうな子を選んで保護をしてきました。
 
今はあの鎖を外さなくって良かったのかと格闘しています。 何故なら早くに飼い主さんが避難区域内
 
に帰ってこれる日が来るのか 何ヶ月か何年か先になるのか それとも完璧に閉鎖になってみんな
 
死んでしまうのかが分からないからです。どちらにせよ死の危険が迫っているのは確実です。
 
帰り際に保健所や警察に保護した犬の届出を出して来たのですが 職員さんは避難所から
 
出勤して毎日収容される犬ネコの世話や電話の対応に追われているそうです。
 
そして一言 本当は行政が犬ネコを収容する場所を作り一括して保護をして避難生活をしている
 
住民の皆様が安心して過ごせる様なシステムを作らねばいけないのに すいませんと言っていました。
 
大変なのはこれからです。  でも忘れてはいけないのは各県の動物保護センターや保護シェルターは
 
毎日が被災地です 毎日沢山の命が闇で消えています。  まず自分の足元を固めて行きたい所です。
 
 
そんな感じの感想でした!  
 
さて へまをやらかしたおかげで ダッジ犬号を取りに行くついでにレンタカーも帰さなきゃいけないので?
 
もう一回いってきますね! レンタカーに積みきれなかった物資もあるので全部置いてきます!
 
物資やご寄付を預けて下さった皆様!やらかしちゃってすいませんでした!
 
そして ありがとうございます。 来週の水曜日は神奈川県のセンターから甲斐犬ミックスの引き出しです。
 
あと 被災地に行く準備中に 吉が卒業しました!ご報告まで。
 
それでは失礼致します!  
 
 
 
 
 
 

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