| 島のレストランでよく出て来る付け合わせと言えば |
| 「インゲン」 |
| しかし、島には新鮮なインゲンがいつもあるわけではない。 |
| なので缶詰のインゲンとなることが多いのだ。 |
| ならば、他のを使えばいいのにと思うのだが |
| インゲンをガーリックで炒めた付け合わせは |
| フランス人が大好きなのでよく出て来るのだ。 |
| 島で時々みかけるインゲンは |
| 20センチもあるかなり大きいもの。 |
| インゲンと言うよりも何かの |
| 「茎」 |
| のようなのだ。 |
| それに大きいので固くて、青臭い、 |
| 先日スーパーで見かけたインゲンは |
| なんと黄色いのだ。 |
| 島ではくたくたになった野菜を平気で売っているので |
| 「もしや。。日にちが経ったもの?」 |
| と色だけで思ってしまったが、よく見ると結構新鮮なのだ。 |
| 「ええ?アリコ・ブール?」 |
| アリコ=インゲン |
| ブール=バター |
| と言う事は |
| 「インゲンのバター炒めでも食べたいの?。。。」 |
| と聞いたら |
| 「ああ〜。確かに軽くソテーしたら美味しいけれど、 |
| 『アリコ・ブール』って言う名前なんだよ〜。」 |
| と笑いながら旦那。 |
| 普通のインゲンは「アリコ(インゲン)・ベール(緑)」 |
| ちなみに |
| 赤インゲン豆は「アリコ・ルージュ(赤)」 |
| 白インゲン豆「アリコ・ブラン(白)」 |
| この黄色いインゲンだけブール(バター色)なのか? |
| フランス語って洒落てるが面倒なのだ。ブツブツ。。。 |
| さて、家に帰りさっそく一つ茹でてみた。 |
| 「おお〜。日本の普通のインゲンよりも青臭くなく |
| そして甘みもあるのだ〜。」 |
| これは日本料理に合うぞと作ってみた。 |
| 大根をくり抜いて黄色インゲンとにんじんを入れ |
| 昆布と干し椎茸でとったダシで煮てみた。 |
| 大根と黄色インゲンの甘さが上手く重なり合っているのだ。 |
| 旦那にはおつまみに |
| 黄色インゲンとにんじんをマヨであえて |
| ハムで巻いてみた。 |
| 旦那ひとくち食べて |
| 「うん?何か足りない。。」 |
| しまった。。ハムの上にレタスを置いて |
| 一緒に巻くはずが、 |
| 大根が美味しかったので、忘れてしまったのだ。 |
| 「ああ〜。詰めが甘かった。。。ゴメンネ。旦那〜!」 |
|
参考資料写真
| このお魚見た目は「ルージェ」と言われるヒメジにも似ているが、 |
| 珊瑚の影響を受けているため |
| 薄青紫と赤が混じったきれいな色をしている。 |
| このお魚一般的には |
| 「カープ・ルージュ」=「赤いコイ」 |
| と呼ばれているのだが、ローカル語では |
| 「アングレ」 |
| と呼ばれている。 |
| 「え!? アングレ!!?」 |
| 「またそう来たか〜」 |
| と思ったのだ。 |
| 「アングレ」とはフランス語で |
| 「イギリス人」 |
| の事なのだ。 |
| イギリスとフランスは歴史的に長い事争っていたので |
| 今やおきまりのジョークとして |
| 「イギリス人は〜〜」 |
| 「フランス人は〜〜」 |
| とお互いに言うのである。 |
| 毒を持ち、赤くて薄紫の魚。 |
| きっと |
| 「日焼けしたイギリス人」 |
| の事を言っているのだろう。 |
| イギリス人は日焼けをするとすぐに真っ赤になる。 |
| だからそんなイギリス人を |
| 「ローストビーフ」 |
| などとフランス人は呼んでいる。 |
| しかし一説によると |
| イギリス軍の制服が茶色と赤だったので |
| ローストビーフの断面図に似ているからだとも言う。 |
| 「外側はカリッと焼けて、 |
| 中身は赤くジューシーなローストビーフ」 |
| これはなんともフランス人らしい考え方だ。 |
参考資料写真
| 私がイギリスに住んでいた頃のローストビーフと言えば |
| 「外側はカリッとしていて |
| 中身は茶色くぜ〜〜んぶ焼けたウエルダン」 |
参考資料写真
| イギリス式ローストビーフなら制服は全身茶色でないと。笑。 |
| それにしてもヨーロッパからかなり離れたこの島でも |
| 毒を持つお魚が「イギリス人」とは。 |
| 旦那はフランス人だが、イギリスは私にとって第二の故郷。 |
| 複雑な気持ち。。。と言うよりも |
| あまりにも「お約束事」の様で笑っちゃうのだ。 |
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| 固い木綿越しがちょうど良いと言うので |
| 島の超固い木綿越しで、凍り豆腐を作った。 |
| 島の木綿越しはご丁寧に |
| 小さいサイズに切れている。 |
| これを凍らすと |
| また白く色が戻る。 |
| 見た目もすがたった様にスカスカ。 |
| これがお肉の様な食感になるそうだ。 |
| さて自然解凍した凍り豆腐の唐揚げ。 |
| 色々な作り方が有る。 |
| 一般的なのは |
| 水気を絞って |
| おろしニンニク、おろし生姜、酒、みりん、醤油に漬ける。 |
| これに片栗粉をまぶして揚げる。 |
| 片栗粉の代わりに卵と小麦粉、水で溶いたものを |
| 衣にして揚げる。 |
| 今回は一般的なやりかたで作ってみた。 |
| さて、揚げてみると |
| 食感はお肉っぽい。 |
| しかし。。。 |
| お豆腐に味はしみ込んでいるのだが |
| 味が断片的な感じがするのだ。 |
| なんかイマイチ。。。 |
| 少しだけつけ汁を絞って揚げてみると |
| 今度はその分お豆腐が油を吸うのだ。 |
| 油っぽくならないように汁気は残さないとならない。 |
| しかし、汁気があっても何かが足りないのだ。」 |
| 凍り豆腐とつけ汁の架け橋が足りないとでも言おうか。 |
| 多分豆乳を加えれば味が断片的でなく |
| お豆腐とつけ汁に一体感が生まれるのかもしれない。 |
| 今大豆が無いので豆乳が作れない。 |
| 豆乳がないので実験料理の続きもできない。 |
| と言う事で中途半端に今回は終了。 |
|
| 旦那の出張中、旦那の嫌いな物を食べると言いつつ |
| 昨日は残り物処理となったが |
| 夕食にはかねてから作りたかった |
| チンゲンサイ餃子を作ったのだ。 |
| お肉もお魚も食べない頃は |
| お豆腐で餃子を作っていた。 |
| が。。。どうも今イチだった。 |
| しかしブログ仲間のきーさんは凍り豆腐を使用。 |
| 凍り豆腐とはお豆腐を冷凍庫で凍らせたもので |
| 解凍すると食感がお肉の様になるのだ。 |
| 「う〜ん、野菜とお豆腐だけなので |
| 非常にヘルシーでやさしいお味! |
| 心がほっとするのだ。」 |
| そして今日。 |
| 島のやたら固い木綿越しのお豆腐。 |
| 半分は凍り豆腐にしたのだが、 |
| 残った半分で作った物は |
| がんもどきは作った事が無いので |
| 失敗する恐れがあった。 |
| なので、旦那の出張時まで待っていたのだ。 |
| うちは電気コンロなので揚げ鍋を小さくしているため |
| 急遽ひとくちがんもどきに変更。 |
| 揚げたてのがんもどきは |
| ダシで薄めたお醤油をつけて食べる。 |
| 具材を小さくしなかったので飛び出ていますが、ご勘弁を。 |
| がんもどきの煮ものと言えば、おばあちゃんの味。 |
| うちのおばあちゃんは江戸っ子なので |
| 甘辛い味付けなのだ。 |
| がんもどきの煮汁をご飯に浸しながら食べる。 |
| 煮汁がしみ込んだご飯がなんとも言えず美味しいのだ。 |
| 「ああ〜、久々のがんもどき!!」 |
| 朝から満足な食いしん坊であった。 |
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| 先日マルシェに行くと見慣れぬ魚があった。 |
| マクロと書いてある。 |
| マクロとは鯖なのであるが、 |
| 島で売っている鯖はこんな感じ。 |
参考資料写真
| この鯖は島の周りをぐるぐる回っているそうなので |
| あまり身がしまっていない。 |
| 島の人はこれをBBQで食べるとジューシーと言うが |
| 北の魚を食べて育った私からすると。。。パサパサなのである。 |
| 先日見た鯖は |
| 「おや!?これはかなり私の知っている鯖に近いぞ」 |
| と言える様な物であった。 |
| 10匹約1000円だが、10匹も要らないので2匹だけ |
| 頼んだがおまけで1匹くれた。 |
| 結局3匹で約200円だから安いのだ! |
| 鯖をさばいてみると |
| 「おお〜〜。懐かしい匂い。 |
| これぞ日本の魚屋さんの匂いだ。」 |
| 日本の鯖に比べると脂はあまりのっていなく、鯖臭さが少し気になるが |
| 大根おろしと一緒にいただくと美味しい。 |
| 次に味噌漬けにして食べてみた。 |
| ちょっとお味噌の漬け方が足りなかったが |
| これまたまあまあのお味であった。 |
| 久々に鯖らしい鯖を食べて「サヴァ」(元気)になったのだ。 |
| 「ああ〜、親父ギャグ言っちゃった〜。。。。」苦笑。 |
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