| 少し前までこの地域はスクワット小屋が並び |
| 木々がうっそうとしていたのだ。 |
| 今スクワット小屋は潰され、公営のアパートが建ち並んでいる。 |
| そして木々も整備されて公園となっているのだ。 |
| 車を降りて公園に入ってみた。 |
| しばらく歩くとマングローブ地帯になった。 |
| ムツゴロウもいた。 |
| 泥の土と同化しているし、写真に撮ろうとすると |
| さっといなくなるのでなかなかカメラに納まらない。 |
| これはマングローブの種子。 |
| もう少しするとこの種子はもっと茶色くなり |
| そして地面に突き刺さり成長していく。 |
| マングローブ地帯の終わりは |
| 公営のアパートと隣接している。 |
| マングローブは「命のゆりかご」と呼ばれているだけあり |
| 多くの生き物が生息しているのだ。 |
| 島は大自然がたくさんある。 |
| 島の人にとってあたりまえすぎるのか、 |
| 21世紀のこの時代に、まだ汚水を海に流そうとしていたり |
| ゴミの分別もなくただ山に埋めたり |
| 島の北の方ではダイオキシンを伴う黒煙をモクモクさせながら燃やしている。 |
| 私は高度成長期の東京で大気汚染と公害の中で育った。 |
| 近所にあった雑木林がつぶされビルが建設された。 |
| 父親の子供時代には泳いだり魚釣りが出来た川は |
| 工場の汚水により、ヘドロでドロドロになっていった。 |
| 一度破壊された自然はなかなか元には戻らない。 |
| せめてこの島の自然だけはどうにか残って行ってもらいたいと |
| 切実に思うのである。 |
|