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冤罪は何故なくならないのか
今回の最高裁判決において被告の完全無罪が確定した。先ほどの袴田さんと併せると今年になって二件の無罪確定となった。
今年の二件の無罪確定は氷山の一角に過ぎない。今もって獄中や拘置所では冤罪にされて死の恐怖と闘っている無実の市民が無数にいるということだ。
共通していることは何れも、(1)取り調べ段階での誘導供述(自白第一主義に基づく)(2)目撃証言のあいまいさ(3)客観的証拠調べ(物証)の放棄である。
特筆すべきことはこのような安易な捜査方法が延々と維持されてきたところに日本警察・検察が冤罪症候群ともいうべきものに支配されていることだ。
代々、明治以降の警察・検察の捜査手法とは被疑者特定段階にあっては予断と偏見に基づく被疑者像なるものを設定。そのゾーンとは知的障害者がターゲットにされ、別件逮捕によって被疑者像に引っかかった社会的弱者を捕らえて来て、あとは脅迫と甘言と暴行によって自白。ウソの供述調書が唯一の証拠となって審理段階に入る。裁判所では検察・警察のウソの調書を型どおりに了承。この結果冤罪が完成されるというわけ。
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