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野々村竜太郎議員の駄々っ子小学生並みの記者会見、政治家としての資質がないのは明らかである。なぜ、このような人物が無所属で当然できたのか不思議であった。
経歴から類推すると橋下現大阪市長が大阪府知事選に立候補することに触発され、川西市職員を退職したらしい。名門府立北野高校の後輩(面識はないと思われるが)である橋下氏の行動力に感化されて、兵庫県太子町の町長選挙に立候補あえなく落選した。地縁、血縁、地盤・看板の強固さが要求される田園地域から立候補する無鉄砲さ、計画性のなさが垣間見え、記者会見での奇行は十分想像できる。
面白くもない自称お笑いタレントと同類の思い違いが見出される。一個人の思い入れだけで簡単に実現できるものではない。センス、能力、知識、学識などが問われるのに、なにを勘違いしたのか、愚行に走る。
最近とみにこのような類の行動、行為が散見される。なってほしい人材は政治家を目指さず、なってほしくない人材が勝手な思い込みで立候補して確率的に高いか低いか検証はしていないが、議員となる。
太子町町長選に落選後、なにを血迷ったか今度は西宮市長選挙に立候補、当然の帰結、落選する。公務員として勤務していた川西市で政治活動ならまだしも、素人同然の野々村氏が当選できるわけがない。だれもが訴える福祉政策、教育政策などうわべだけの言葉の羅列で、たぶん自己陶酔状態で選挙戦を戦ったのであろう。ただ一途な思い込みからか、今度は西宮市選挙区の兵庫県議会議員補欠選挙に立候補する。補欠選挙は組織力があるか、圧倒的な知名度がなけれ当選できないのに当然落選する。
異常なしぶとさが発揮され、再度西宮市長選挙に立候補したが、またも落選する。首長選挙は、当選者一名の選挙で組織力か知名度がなければ当選は難しい。
しかし、これだけ西宮市長選や県議会の補欠選挙に立候補すれば、少しは名前くらいは覚えてくれると思われ、統一地方選挙で西宮市選挙区から県議会議員として当選できたのであろう。当選者数名の選挙区では、過去の選挙結果から同情票もあり、なんとか当選できたと思われる。住民への直接的な影響が少ない県議会選挙、具体性に欠ける公約?や選挙での訴えくらいで的確な投票するのは困難である。投票された住民も、まさかかような人物であったとはと困惑していると思われる。
日常的な地方行政への住民の関与は、市政便りなどを参考にするしかない。県政に関しては、遠い存在になりかねない。政務活動費の使途のいい加減さは、長年の立候補、落選から相当額の金銭が使われた可能性が高く、来年の選挙準備資金に回された可能性は十分考えられる。地方公務員時代の貯えなど微々たるものであり、資金繰りに四苦八苦していたのではなかろうか?
記者会見から見えてきたことは、変な正義感、変な思い込み、自身の能力に対する勘違いから、県議会議員にふさわしくないのに、議員になってしまったのではと類推される。国際的に日本の恥さらしになってしまったが、いまの日本、良質な人材が政治家になることは困難と思われる。政治家の生活保障もあやふやな状態では難しく、真の政党(日本ではほとんどない)の誕生こそが必須であるが、政治に関する民度の低さや無関心もあり、解決策は簡単に見出されるものではなさそうである。
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