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23日、Royの娘の結婚式があった日ですが
実はその日の夕方に試合が組まれていました。
カナダからやってきたチーム vs Sengkang Punggol
そのカナダのチームにはGKがおらず、なぜか私に白羽の矢が・・・・・・。
17日に行われた試合はアルビSの背番号1、松下がプレーしましたが23日には既に帰国しているので
私に声がかかったというわけです。
この試合にはSリーグ各チームの監督やコーチ、その他関係者が来ており
さながらセレクションのような感じです。
Sengkangの中にもブラジルからの選手が何名か混じっていました。
私は一緒に試合に出るモチ(アルビS望月)とカナダのチームのロッカーに入りました。
全員と握手をし、与えられたジャージーに着替えました。
GKは水色のジャージー&パンツ、ソックスは白でした。
白のソックスってしばらく履いてなかったので、なんか自分が若々しく感じて恥ずかしかったです。
ウォーミングアップをした後、ロッカーに戻り
セットプレーの確認をしました。
コーナーキックの守備の陣形と、壁に入る選手の順番を決めただけでしたが。
選手の名前も覚えきれずに試合が始まってしまいました。
"Away!"(クリアー) "Time!(=Free!)"
"Turn!"(ターン) "Man on"(マノン)
"Keeper!"(キーパーに任せろ)
などの英語を駆使しますが、なんとも上手く使えません。
名前を覚えていないと具体的な指示も出せず、ちょっと困りました。
チリでプレーしていた頃も、指示がうまくできずに苦労しました。
そのとき、コミュニケーションができなければ、自分の能力の半分も出せないな、と
痛感しました。
2年間、シンガポールでプレーしたといっても、日本人で構成されたチームですから
試合中コミュニケーションが取れずに苦労したことは全くありません。
試合は15分ぐらい経った頃から大雨になり、ボールがまともに転がらなくなりました。
とどめはピカッと光ったあとに鳴り響いた雷鳴です。
試合は中断、大急ぎでスタンドに戻りました。
レフェリーは5分後に一度試合を再開させましたが
ボールが転がらないピッチコンディションを見て、
両キャプテンを呼び、試合はそのまま終了となりました。
わずか20分の試合でしたが、精神的には結構疲れました。
コミュニケーションの重要性をひしひしと感じた20分間でした。
この日はこれで終了でしたが、
翌日、もう1試合行うことになりました。
相手はシンガポールU21ベースのチームでした。
2回目というだけで、だいぶリラックスできました。
この日は、4枚のディフェンダーの名前だけは真っ先に覚えました。
右から、Happy、Jessy、Fey、そしてAleです。
中でもFeyは、中国からのテスト生で中国プロリーグでのプレー経験があります。
28歳、経験もあって落ち着いた守備を見せてくれました。
チームのサッカースタイルはきわめてオーソドックスでした。
ポジションチェンジはほとんどなく、攻撃は前線の3人の個人技が中心でした。
中盤より後ろの選手はみな精力的にプレーし、1対1も強かったです。
試合は、我々が前半に挙げた1点を守り抜き1−0で勝利しました。
相手は前後半で全く別のチームが出てきたので、我々の方が体力的にも不利でしたが
なんとか無失点で終わることができました。
試合中の指示も、名前を覚えたことでかなりスムーズにできました。
ゲームも後ろからコントロールできたし、重要な場面でもいいセーブができました。
試合中でも、徐々に信頼されてきているなと感じました。
なんてことのない練習試合かもしれませんが、
チームの一員として認められるとやっぱり嬉しいものです。
監督にも『あと1,2年できそうだな』なんて冗談(?)を言われました。
その監督自身、現役時代はGKで38歳までやったそうです。
『もうちょっとやるのも悪くないな・・・・・・』
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