アクション派女優として名を馳せた志緒美悦子さんは
長淵剛の奥さんになって、芸能界から遠ざかって
すっかり過去の人と忘れていました。
その彼女がフラワーアートをライフワークとして
東日本大震災復興特別企画としてワークショップ
を開催するなど、空間全体を作品として体験
させる芸術手法「インスタレーション」をフラワー
アートで表現するという意外な才能を発揮されて
いることを今回のバラ展の特別展示で知りました。
空間マジックによって不思議の国にまぎれこんだ
ようなめくるめく花の世界を表現していた
ようです。彼女の女優では表現できなかった
芸術性の高いアートフラワーを見事に開花
させていたのです。アクションスターからは
想像もできず、とても以外で新鮮で驚異でした。
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西武球場の『18回国際バラとガーデニングショウ』
にクリスチャン・ディオールの香りの庭と
称する幼少期に過ごしたフランス北西部
ノルマンディのグランヴィル、彼もゴム長を
はいて、庭造りを楽しみ、癒しの時間を
過ごしたそうですが、その庭を模して
作ったのがマーク・チャップマンというイギリス
人の英国式庭園のヘッドガーデナー、マーク
チャップマン氏です。私がその庭を訪問
した時には、クリスチャン・ディオールが
花の形や質感からインスピレーションを
得て、服飾デザインに新しい風を
吹き込んだなどエピソードを語っていました。
そこで、マーク・チャップマンは彼の美意識
が発見できるようにグランヴィルの庭を
モデルに柳、松、カラマツの木々をダイナミックに
用いたり、クリスチャン・ディオールや
ローズドゥ・グランヴィルなどのディオール
というバラも配した庭を作ってありました。
公式ガイドブックを頼りにクリスチャン
ディオールの庭のコンセプトを記事にしま
したが、実際に私が見て、撮影した光景は
ほんの一部しか撮影できずにお恥ずかしい
記事になってしまいましたね。
期待させたとしたら、本当にごめんなさい 
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↑のピンクのバラの一つがジョゼフィーヌ
の愛した「ロサ ケンティフォリア」です。
フランスに有名なマルメゾン城という
城があることすら知りませんでした。
ナポレオンの最初の妻がジョゼフィーヌ
(1763-1814)ということも初めて知りました。
「浪費家」という悪評の一方で、美術工芸
の分野では理想的なパトロンだったようです。
その皇妃ジョゼフイーヌが作らせたのが
イギリス風の自然スタイルの庭園で
バラに傾倒し、第一級の園芸家を招き
収集したバラや希少な植物を
管理させたそうです。
その彼女の情熱に捧げる庭を
今回作ったのがガーデンデザイナーの
吉谷桂子さんです。バラとガーデニングショウ
には欠かせない吉谷さんならではの
マルメゾン城の夢を実現されたものと
思います。皇妃の植物への情熱を
表す多彩な花を収集した自然花壇や
花のボスケ(森)を配したものと言える
ようです。どこからも見ても美しい
花園で飽きずに見呆けて来ました。
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花にも国柄があるようですが、美しさは
理屈なし。各自の持って生まれて、育まれた
美意識?審美眼に頼るしかないので
しょう。どれが1番、2番、3番というのは
ない、順位をつけるのは私は意味がない
ような気がします。
先週の土曜日になりましたが、「国際バラと
ガーデニングショウ」を鑑賞して記事に
投稿するのが惜しい程、美しさを表現
するのが気が引けてしまっていました。
折角、時間をかけてその美に堪能
した世界のバラをとにかく、皆さんに
披露したいという一心で私が感じたバラの
美しさを表現の技術が拙いながらも
ここに投稿することにしました。
お好きにご鑑賞いただきたいと思い
ます。今回は入場してエントランス
近くに展示されて私の目が美しさに
惚れ惚れとしたバラたちです。
如何でしょうか?
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なんや〜ふじのはなやないじゃ〜ん
って言われそうですが…
あしかがフラワーパークは藤が余りにも
目立って、総合的なフラワーの花園と
いうイメージが薄れているのでは
ないかと私は思うのです。
特に足元やふじのはなと地面との
中間に咲いている花が引き立て役
場所によっては、それ以上に目立っている
花も数々あることを忘れてはいけないと
私は思っています。特にライトアップされた
あしかがフラワーパークは正に夢の花園と
言えるのではないかと思うのです。
ライトアップならではの藤棚を活かした
逆さふじが池の水面に移っているのを見られる
のもとても得した感じがするものです。
時期尚早で白藤のアーケードは不完全
でしたが、もう1週間もすれば頭に
懸かるほど長くなる白藤も薫りとともに
妖精が降りて来たような幸福感を
味合わせてくれるのもふじのはな物語
ならではの光景、光の芸術とも
言えるのではないかと思うのです。
まだまだ光のなせる技はありますよ。
光をたっぷり浴びた長藤黒龍は艶
っぽくてあでやかでこの棚の下では薫りも
浴びせてもらってまるで暖かく抱かれて
守られている気分で夢心地になるのでした。
帰り際に振り返ると大長藤がもっと
楽しんでって語りかけてくれているようで
去りがたい気持ちになるのでした。
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