van*n*2のブログ

『生命の實相』哲學に学ぶ

全体表示

[ リスト ]

 

                 日本航空学園副校長  梅 沢 重 雄


 ―― 「道徳訓育」 を教えておられる梅沢副校長の授業に谷口雅春先生の御著書をお使いになるということを伺ったのですが ・・・・・。

 梅沢 : ええ、谷口雅春先生の 『青年の書』 と 『人生読本』 を今もう既に使わせていただいています。

 ―― 『青年の書』 を500冊、それに 『人生読本』 を950冊、学校で纏めて購入されたそうですが、冊数が違いますが ・・・・・。

 梅沢 : 『青年の書』 は大学校で 『人生読本』 は高等学校で使用しています。 初めはサブテキストとして使用する予定だったのですが、校長にみせますと拝読しまして感動しましてね。 すぐにテキストとして決定しました。 生徒のみでなく教官も全員が拝読することになっています。

 ―― 先生方の中には信仰をもっておられたり、思想的信条をもっておられる方はいらっしゃいませんか?

 梅沢 : 敬虔なクリスチャンの方もおられ、その関係以外の宗教書は読まないという先生もおられますが、校長はじめ多くの教官が、生長の家は一宗一派の教えではなく、人間の根本にかかわる普遍的なものであると思っていますから、その先生にも解ってもらえると思っています。

 ―― そうですね。 萬教帰一の生長の家であるし、人間としてあたり前の生き方が書かれていますからね。 ところで、どのような経緯で谷口雅春先生の御著書がテキストになったのでしょうか?

 梅沢 : 私達の学校は航空の専門ですので当然技術教育は厳しくやっています。 技術的に劣ると事故にむすびつきますからね。 しかし、技術の習得・向上は勿論ですが、技術教育以前の精神といいますか、正しい人間観・人生観・国家観・世界観の確立は一人の人間として大切ですし、技術教育という点から考えるならば、本当の意味で人間の根本にかかわるものこそ技術を生かすことになると思います。

 私は校訓にのっとった 「道徳訓育」 をやるために、昔の修身や今の道徳を研究しました。 しかし、現在の道徳教育の良いテキストはないんです。 数年前から私自身が教科書を書かなければならない、と思い始めるまでになりました。

 授業では 『生命の實相』 を引用し大いに使わせていただきましたが、本当にこれぞ!!  というテキストがありませんでした。 鈴木先生に今年2月に入ってそのことをふともらしますと、彼が 『青年の書』 というすばらしい書物がありますよ、といったのが切っ掛けです。 私も拝読させてもらって、これだ! と思いましてね。

 ―― どのようなところに感銘されましたか?

 梅沢 : そのものズバリですね。 一言でいえば “観” の問題です。 如何に観るか、人間を、人生を、国家を、世界を、そして物事を。 その根本的なところが今日の教育に抜けていると思うんですね。

 ―― 教育問題が今大きくスポットに当っていますね。

 梅沢 : 教師がどのように教育して良いか解らないという問題があります。 教師の中に正しい価値観が確立されていない。 だから生徒だって先生をみてこれでいいんだと思ってしまう。 勿論、今日の風潮やマスコミの害毒もありますが、まず教師の正しい価値観の確立ですね。

 ―― 生徒たちは如何ですか?

 梅沢 : 正邪善悪の判断の基準のない生徒が多いですね。 小学校・中学校で道徳の時間はありますが、テキストをみれば一目瞭然です。 私達の学校では道徳訓育の時間が本当の人間教育の場になりますし、今度の 『青年の書』 と 『人生読本』 がテキストになったことは完璧といっていいですね。 『人生読本』 の中の各章ごとに 「生かし方」 というタイトルがつけてありますが、将に教育の原点だと思います。

 先日も、チョット問題を起こした生徒がいましてね、以前はただ反省文を書かせていただけなんですが、谷口雅春先生の 『人生読本』 を読ませて反省文を書かせてみました。 以前と反応が違うんですね。 校長にもその反省文を示しましたら、大変に驚き感心もしていました。 本当にありがたくすばらしいことです。

                 (インタビュー 昭和59年3月4日)
                 『理想世界』誌  昭和59年5月号

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事