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英語版Wikipediaの「ケムトレイル陰謀論」と日本版Wikipediaのケムトレイルの違いは一目瞭然だ。前者が政府や関連機関、メディアや研究者の検証をソースとしているのに対し、日本語版は陰謀論者の主張を垂れ流すだけの内容になっている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Chemtrail_conspiracy_theory
http://ja.wikipedia.org/wiki/ケム・トレイル

日本語版ケムトレイル項目で引用されているソースは何か、を一つ一つ見てみる。

いきなり「2003年にエアロゾル(ケムトレイルと同義)に関する関係者の会議」とやらが出てくる。もちろん、いつどこで開かれた会議なのか、出席者は誰で何を発言したのか、掲載者が誰からこの情報を入手したのかは明記されていない。
http://www.carnicom.com/meeting.htm

会議の内容自体もアレだが、そもそもこのウェブサイトを主催し、会議の内容を投稿しているClifford E Carnicomなる人物とは何者なのか。youtubeに本人へのインンタビューが上がっている。
http://www.youtube.com/watch?v=7O_M_72ttV4

ジオサイエンス、コンピューターサイエンス、物理学の”エキスパート”で国防省など政府の仕事をしていたそうだ。ところがClifford E Carnicomでググっても出てくるのはケムトレイル関連ばかりで、論文の一つも出てこない。名乗るだけなら誰でもエキスパートになれるという例。

で、現在は何をしているかというと、別のインタビューによると10年間ほどWEBサイトの開発とメンテナンスをやっているそうだ。ジオサイエンス、コンピューターサイエンス、物理学の”エキスパート”にアメリカ社会は冷たいねえ。
http://video.aol.jp/video-detail/interview-with-clifford-carnicom-on-c2cam-may-222007/3760353110

要は、日本でいえば一介のSEとかプログラマに過ぎない男が、ケムトレイルなる妄想にとりつかれて立ち上げたサイトにおいて、掲載された怪しい会議録が日本語版ケムトレイル項目の最初の「ソース」なのである。初手からこれだから頭が痛い。

ちなみにyoutubeでCliffordと対談しているホストはアレックス・ジョーンズ。911陰謀論に詳しい人にはおなじみだろうが、知らない人はアメリカ版ベンジャミン・フルフォードと考えていただいてよろしい。

アレックス・ジョーンズだけでなく、ケムトレイル陰謀論の人脈を調べると、911陰謀論との親和性が浮かび上がってくる。まさに類は友をよぶ、トリはトリをよぶの法則である。(この項続く)

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