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今年は4年に一度の閏年ですね。そして今日はその閏日当日です。 閏年は4年に一度といいますが、1900年は閏年じゃなかったんですよ。でも、2000年は閏年だった。 閏年の決め方には使用する暦によっていろいろありますが、広く流通している暦では、 1.西暦年が4で割り切れる年は閏年。 2.ただし、西暦年が100で割り切れる年は平年。 3.ただし、西暦年が400で割り切れる年は閏年。 なんていう、よくわからない決まりがあります。 せっかくなので、閏日の今日、どうしてそんな決まりになったのかをつらつらと書いてみようと思います。 使用する暦にもよりますけど、現在の1年は365日5時間49分12秒となっています。 これを4回(4年分)繰り返すと、23時間16分48秒ほど余る年ができてしまいますよね。 そこで「4年に1回」閏日を挿入し、カレンダーの日付と実際の季節の乖離が発生しないようにしています。 「23時間16分48秒じゃ、ぴったり24時間じゃないから、いつか足りなくなっちゃうよ」 そう、4年に一度の閏年だけでは、季節との乖離を埋めきることはできません。 閏年になった1年は太陽が一周する時間に対して「43分12秒」足りていないのです。 4年に一度の閏年をずっと続けていると、少しずつですが、太陽の動きに対してカレンダーの日付が遅れてくるようになります。 10年程度繰り返しても体感できるような誤差ではありませんが、500年も繰り返していると無視できなくなってしまいます。 仮に、4年に一度のルールを500年繰り返していると、太陽の動きに対して半月(15日)ほど、カレンダーが遅れてきてしまいます。 1000年も繰り返していると、カレンダー上では3月なのに、桜の見頃(暦の調整がうまくいっていれば4月ころ)・・・なんてことになってしまいます。 こんなカレンダーでは、暦を頼りに農作業をする人にとっては死活問題ですよね。 そこで、こんなルールが考えられました。 「4で割り切れる年であっても、100で割り切れる年は閏年にはしない」 足りない時間から求めていくのは大変なので、「余る時間」から考えてみましょう。 100年で発生する暦と太陽一周の時間差 = 5時間49分12秒 × 100 = 500時間4900分 1200秒 = 500時間4900分 +20分 = 500時間 4920分 = 500時間 +82時間 = 582時間 = 24日6時間 100年で24日6時間ほど「余っていること」になります。 閏年を4年に一回の決まりのまだだと、100 ÷ 4 = 25回 で、25日分の閏日が必要になります。 しかし、100年では「24日6時間」しか余っていないので、閏日に対して本当の時間が足りなくなります。 そこで、100年に1回ほど「閏年を設定しない」ことで調整しているのです。 さて、勘のいい人ならもうおわかりだと思います。 100年に1回閏年を設定しない「だけ」で済ませてしまうと、100年に6時間の誤差(余り)が発生しています。 これをどこか暦で上手く吸収できないものか・・・ 100年で6時間の誤差(余り)なら、400年でぴったり24時間じゃないか。 ようし、400年に一度は閏年にしよう。 と、こんな感じです。 これが、閏年にまつわる 1.4年に一度、閏年がやってくる理由(1年の余りを閏日で吸収する) 2.100年に1回は閏年でない理由(閏日で吸収しすぎる時間を残しておく) 3.400年に1回は閏年になる理由(2.で余らせた時間を閏日で吸収する) みっつの理由です。 興味がわいたなら、メモ用紙を用意して、一度計算されてみて下さい。 実際に自分で計算すると、おー、という気持ちになれると思いますよ(^^ゞ そうそう、普段の60日目は3月ですけど、閏年の60日目は2月なんですよね。
今年の60日目、どんな一日でしたか? |
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