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昔から「死の商人」という言葉がある。嫌な言葉だ。死の商人とは、軍需品を製造・販売して大儲けをする資本家や会社のことだが、彼らにとっては戦争、ないしは戦争の危機がないと商売にならない。したがって、いつでもこの世を戦争状態に持っていこうとする。要するに“ハゲタカ”のような連中なのだ。
「死の商人」の定義はこのくらいにして、オルタナティブ通信の今日の記事(末尾にリンクしておく)によると、アメリカの軍需産業の兵器販売総額は2008年度で、公式には340億ドル、闇取引を含めると2700億ドル余り(約27兆円)に達するという。 この売上高は対前年度比で45%増という物凄いもので、大不況に喘ぐ他の産業を尻目に好景気を謳歌しているのだ。正にアメリカ最大の成長産業なのである。 アメリカに限らず、世界の多くの国は兵器を輸出しては儲けてきた。それは世界中に戦争や内乱などが起こるためであり、また 軍需産業は意図的に戦争を引き起こそうと努力する。よく「軍産複合体」という言葉を聞くが、これは軍需産業と軍部・政府が結託して戦争への準備、あるいは戦争の誘発を進める体制のことである。(少なくとも私はそう理解している。) 世の中が不景気になると、戦争でも起こせといった機運になることがある。今のアメリカがそうなのかどうかは知らないが、軍需産業が大好況ということはそういう面があるのかもしれない。アメリカはイラクから撤兵の方針だが、逆にアフガニスタンへの軍事介入は強めるようだ。それはオバマ大統領の就任演説からも窺えることで、軍需産業はこれからアフガンで大儲けしようとしている。いや、すでにアフガン地域で売上げを急伸させているという。 同じくオルタナティブ通信で興味深い記事を見つけた(これも末尾にリンクしておく)。 日本がアメリカから購入しているパトリオット・ミサイルはレイ・セオン社製だが、その経営者はチェイニー前副大統領である。一方、北朝鮮の核ミサイル開発を行なっているのはイスラエルのアイゼンベルグ社だが、その経営者もチェイニー氏なのである。 ほんまかいなと思ってしまうが、日本と北朝鮮がもし戦争寸前の状態になったら(そんなことは考えたくないが)、双方がミサイルを増強するから、儲かるのはチェイニー氏が経営する会社になるという“仕組み”である。これこそ「死の商人」の典型である。 チェイニー前副大統領はこれまで、湾岸戦争やイラク戦争などで大儲けしてきたが、そのことに触れるのは止めよう。(余談だがアメリカには、アジア人同士を戦争させて疲弊させ、その間に“漁夫の利”を占めようという戦略があることを付言しておく) 日本も戦後間もなく、朝鮮戦争が起きたため「朝鮮特需」で経済が復興した経験を持っている。別に日本が武器を輸出したわけではないが、戦争に絡むいろいろな需要が起き、どん底の経済状態から一気に回復への道を進むことができた。 そう考えると、嫌な言い方だが戦争も“ビジネス・商売”なのだ。アメリカの年間軍事予算は約50兆円、日本の防衛費の10倍ほどの巨額のものだが、米軍需産業はその恩恵にあずかるだけでなく、世界中に兵器を輸出して大儲けしている。 戦争は良くない、戦争は止めようと言っても、世界の経済構造がそうなっているのだ。したがって、どこで戦争が起きてもおかしくない。それが現実なのだ。 はたして、人類はこうした「戦争経済構造」からいつ脱却できるのだろうか。人類が戦争を行なう限り、死の商人は決して無くならないだろう。(09年1月30日) http://alternativereport1.seesaa.net/article/113375096.html http://alternativereport1.seesaa.net/article/73617435.html
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矢島武弘さんのところから【転載】しました。
戦争は最大の公共事業、アメリカはまさに実践していると思えます。
世界中に出回っている大量の武器、兵器・・そしてイラクでも今般のガザでも使用される最新式の兵器。
これらはいかに効率的に命を奪えるか日ごと進化していき、その成果を実戦で確認する兵器の実験場解でもあります。
何故、戦争が無くならないか・・宗教、領土、思想等の対立だけが理由でしょうか?
大きな疑問を感じます。
すでに第2次大戦後は武力で侵略しても領土とは認められなくなったといわれます。
テロとの戦いという新たな戦争を続けるために作られた『対立』かのようです。
日本も朝鮮動乱、ベトナムでこの国も特需に沸いたことも確かです。
何より日本は唯一の被爆国・・アメリカは唯一核兵器を人体に向けて使ったクニです。
アメリカの大義は日本の大義ではあり得ません。
年間2兆円を上回る日本の防衛調達費はなんのために、誰のために支出されているのでしょう。
戦争という巨大利権を何時までも存在させて良いのでしょうか・・。
2009/1/31(土) 午後 2:15
ハイ〜正しくユダヤ・マネーのユダヤ流商人こそが、って、何故ユダヤ人が嫌われるのかって、今のアメリカは、ユダヤ商法そのモノで、自由金融って、金融を取り仕切るのがユダヤ人で、コレがアメリカでって、日本にも竹中なんてのも、コレに連なる、自由金融信者さん、
2009/1/31(土) 午後 5:36
でも、消費税明日から20%って、言われると、一応少しでも、買い置きって、チョットだけは購買が上がるネ、その後の落ち込みはバツグンだろうケド、
2009/1/31(土) 午後 6:00
死の証人をなくすには、世界中が平和になることしかありませんね。紛争を続けることは彼らを儲けさせるだけ、ということに早く気づいてほしいものです。
2009/1/31(土) 午後 7:03 [ 道祖神 ]
ワンチャン 「死の商人」とはいやなひびきですね。米国は世界中に兵器を輸出して大儲けしないでイラクあたりでテロと戦っていたブッシュさんは経済崩壊してしまったのですか。儲けるより消費が上回ったのでしょうか。 「戦争が始まると儲かる」のは一部の商人だけでしょうが。 戦争は嫌です!
2009/1/31(土) 午後 8:44 [ ose*1*08*2 ]
べるるさん、
アメリカとユダヤは切っても切れない関係のようですね。
イスラエルとユダヤ人は別物だという話もこの前見ましたが複雑なんでしょうか?
ユダヤマネー・・自由金融主義とはいえ何故金持ちなのか私には理解出来ないところです。
タケナカのような自由金融・・これが今、クニを食い潰して言うことは確かだと理解出来ます。
消費税・・明日から20%より1年間無税にして欲しいですね。
2009/2/2(月) 午後 2:51
道祖神さん、
彼らは自己の利益のためになんとしても平和な世界を造らせないようにするでしょうね。
ナントカしなくてはと思いつつも無力です・・。
2009/2/2(月) 午後 2:52
おせいさん、
まったく嫌な響きですが子供の頃から聞く言葉です。
アメリカから軍需産業をなくしたらどうなるか・・だれかシュミレーションしてくれませんかねえ・・。
もしかしたら崩壊するかとも思います。
戦争は始まると、というか兵器や武器は売れるとその商人だけでなく国内産業が猛烈に活発になるのでしょう。
戦闘機一機でどれだけの企業の製品が使われているか想像すれば見当がつくかも知れませんね。
もちろんもっと高度なミサイルや様々な兵器すべてがそうでしょう。
その消費が5割減ったら・・ビッグ3の問題どころではないかも知れません。
でも5割減れば・・奪われる命も5割減るかも知れません。
10割減になったら素晴らしいことです。
・・アメリカは崩壊するかの知れませんが・・?
2009/2/2(月) 午後 2:59
ワンチャン そのアメリカにいつまで追従するのか 日本は悲しい国ですねぇ。
2009/2/2(月) 午後 10:52 [ ose*1*08*2 ]
こんにちは。
とても勉強になりました。
転載させてください。
2009/2/4(水) 午後 5:20 [ - ]
ワンチャン、
日本の防衛調達費、2兆円だそうですが、
そのうち、米国からの調達品はどのくらいあるのですか。
知っていらっしゃいましたら教えてください。
2009/2/26(木) 午前 10:07 [ 出野行男 ]