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「総理、いよいよX国において飛翔体の発射準備が完了した模様です。本日中にも発射されるとの情報が入ってまいりました」 「あーそう。何しろ初のミサイル防衛なんだからね。万が一にもわが国の領土に落ちようなんてぇことになったら、絶対に迎撃してもらわんと困るんだよ。大丈夫なんだろうね」 「はっ。すでにJ隊の地対空誘導弾ペトリオットットが首都圏および北東方面に展開しております」 「そうかね。マンゼンの態勢で臨むように」 「総理、それを言うなら『万全』です」 「とにかくだ、すべては今回の成功にかかっているんだよ」 「末期状態だった政権もこれで起死回生ですな」 「ばかもん不謹慎だぞ。とにかくアレだ、支持率いや失敬そのホレ有権者サマの生命と財産がかかってるんだからね」 「ところで総理、某国筋の情報によれば、発射体の先端部は先が細くなった円すい形ではなく、人工衛星を収納する際に使用される球根型の形状だということです。これはもしや、本当に人工衛星なのでは…」 「何言ってやがる!そんなこたぁ今さらどうでもいいんだ。朦朧としてるんじゃねぇ! 風邪薬の飲みすぎか? 何か得体のしれねぇ物体が得体のしれねぇ国から飛んできて、何かのはずみで落ちてくるかもしれなくてとにかく危険らしい――。国民の皆様に危機感を持ってもらうことが大事なんじゃねぇか。堂々と戦争できる国にするために頑張ってきたんだろ。国民の皆様に意識を変革してもらうには、こんなチャンスは滅多にねぇんだ。我らが優秀なマスコミ諸君も、『ミサイル』だとしきりに宣伝してくれてるだろうが」 「はっ。申し訳ございませんでした」 同時刻、X国――。 「将軍様、いよいよ発射準備が整いました。我らが共和国の輝かしき一歩のために、さぁ、ぜひとも発射ボタンを…」 「うむ。ご苦労でしたね」 「それにしても人工衛星の発射くらいで、ニポン国のあの慌てようといったら。よほど我らが共和国が脅威とみえますな」 「はは。万が一にも迎撃してくれようものなら、強力なる報復でニポン国を火の海にしてやりますよ。我々の力を見せつけるこんなチャンスは滅多にないのでね」 「嗚呼、共和国万歳!」 「将軍様、ニポン国の“影の総理”よりお電話です」 「分かりました。下がってください」 「…将軍、しばらくですな。いよいよ発射ですか」 「はい。いよいよです」 「ま、お互いうまくやりましょう」 「我らが戦争に、乾杯」
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Jinne Louさんのところからの【転載】です。
4月1日・・エイプリルにちなんでジョークで笑えますが、その後に考えさせられました。
マジにこれは今のこのクニの姿を笑いの中で表現していると思えます。
後は読んだ方の判断で・・笑いになるか・・恐怖になるかそれぞれですね。
これもエイプリルの笑い話で語れるクニになってほしいと願って転載しました。
2009/4/2(木) 午前 0:32
あり得ない話でもないような・・・!
・・・言い得て妙・・・!
(・_・)エッ......!?
2009/4/4(土) 午後 2:24 [ - ]
バカを相手に騒いでいるなと、一般ではそう言っていますよね…。騒いでくれた方がPR効果が抜群と心ウキウキしているでしょうね…。
2009/4/7(火) 午後 2:10 [ reotoreo ]
おっとっと・・・忘れ物・・・ポチね。
2009/4/7(火) 午後 2:10 [ reotoreo ]