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http://img03.ti-da.net/usr/nekomaru/%E9%87%8E%E7%94%B0%E5%86%85%E9%96%A3%E3%81%AE%E5%BC%B1%E7%82%B9.gif
永田町異聞より すべては「死のまち」と表現したことからはじまった。 「ゴーストタウン」と言っておけば、記者たちは記事にしなかっただろう。 9日午前の閣議後会見。鉢呂前経産相の発言はこうだったという。 福島第一原発周辺について。「市街地は人っ子一人いない、まさに『死のまち』という 形だった」(朝日新聞より) これを「市街地は人っ子一人いない。まさにゴーストタウンだった」とすれば何の問題もなかった。 鉢呂氏にすれば同じ意味のことを言っているのだが、すぐに適切な言葉が浮かばなかったのだろう。 ついこの間まで生き生きとした人々の暮らしがあった場所の、むなしい現実を目の当たりにし、 そのときに感じた思いを記者たちに伝えたかったに違いない。 ところが、鉢呂氏は記者の性分に精通していないのか、言葉づかいに無防備すぎたようだ。 つい「死」という、衝撃度の強い日本語が出てしまった。 「死のまち」とはなにごとかと、全体の文脈とは離れた単眼思考が記者たちに広がりはじめる。 やむなく故郷を離れざるをえなかった人々の、望郷の思いを断ち切るような冷酷な言い方であり、 大臣の資質に欠けるのではないか。「死のまち」という言葉だけを切り取れば、たしかにそうだ。 誰かがそれを問題にして書きそうな気配を見せると、特オチを恐れて記者クラブの全員が一斉に 走り出す。それを受けて本社デスクはさっそく福島の住民や町長らの声を取材するように指示する。 話の全体を知らないで「死のまち、と言ったそうですがどう思いますか」と記者に問われれば、 誰だって誘導のまま「それはひどい」と言うだろう。 野党にコメントを求めると、さらに騒ぎは拡大し、いつの間にか永田町を揺るがす大騒動と なってゆく。 http://img03.ti-da.net/usr/nekomaru/%E9%89%A2%E5%91%82%E5%90%89%E9%9B%84s%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%81%E3%83%A7.gif 鉢呂前経済産業大臣
そんな状況で、火に油を注いだのは9日夕に放映されたフジテレビのニュース番組だった。 福島第一原発周辺を視察し8日午後11時半ごろ防災服のまま議員宿舎に戻った鉢呂氏は、 待ちかまえていた記者約10人に囲まれた。そのときに鉢呂氏が見せた一瞬の言動をこう報じた。 「防災服の袖を取材記者の服になすりつけて、『放射能を分けてやるよ』などと話した」 9日の「死のまち」発言で、前夜のことを思い出し、付け加えればさらに大きなニュースに なると判断したのだろう。 翌日の朝刊に間に合うことから、新聞各社はこれを後追いした。ところが、フジが報道するまで どの記者もあまり気にとめていなかった言動のゆえか、翌日の記事は各紙に食い違いがみられた。 ◇朝日新聞「記者団に『放射能をつけちゃうぞ』と発言していた」 ◇毎日新聞「(記者に突然、服をなすりつけてきて)放射能をつけたぞ」 ◇日経新聞「防災服の袖を記者に押しつけ『放射能を分けてやるよ』と冗談まじりに述べた」 ◇読売新聞「防災服の袖を取材記者にくっつけるしぐさをし、『ほら、放射能』と語りかけていた」 ◇産経新聞「記者に防災服の袖をすりつけるしぐさをし『放射能をうつしてやる』などと発言」 要するに、どの記者も明瞭に記憶している内容ではなさそうである。その証拠に、10日の 辞任会見で、記者クラブ加盟紙の記者たちが次のような質問を鉢呂氏にしている。 産経新聞記者「非公式の場で防護服を、放射能をなすりつけた事に対して、本当にそういう ことがあったのか、そのときのやり取りをもう少し詳しく」 朝日新聞記者「改めてお聞きします。非公式な場面での発言について、もう一度ご記憶にある 範囲でどういうやり取りがあったかということと、そのやり取りについてどのように感じて いるのか」 鉢呂氏は 明確に答えなかった。おそらくこの問題に一刻も早く幕を引きたかったからだろう。 フリーランスの記者が「記者クラブの言葉狩りに過ぎないと思う。単なる言葉の上っ面だけで、 真理としては大臣の言った事は正しい」と発言したのに対する鉢呂氏の次の言葉が印象的だった。 「あなたの言葉は大変温かいですけど、決断をいたした鉢呂でございます。ご理解をいただきたい」 鉢呂氏のことを詳しく知らないが、別に好ましいタイプの政治家とも思わない。しかし今回の 発言は、マスコミが「資質に欠ける」と大騒ぎして辞任に追い込むほどのものではなかったと思う。 新聞記事は、いかようにも書ける。報道された事実を材料に、別のストーリーをつくることも できるのだ。記者諸氏に反射神経よりも、複眼的な熟考を求めたい。
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株式探偵コナンさんからの転載です。
ホントに言葉狩りですね。
と言うか原発問題で鉢呂氏はドジョウにも原子力ムラそしてマスメディアにとって邪魔者になったとも言えるかもです。
代わりが『たっだちに、直ちに・・』で子供のみならず膨大な被曝を拡散させたとも言われるネズミもと官房長官・・!
何とも『できすぎ』の展開です・・?
これで被害者への補償も『直ちに・・』は出来なくなりそうですね。
東電の申請書も60ページもあっていかにもフツーの人では『直ちに書けない』から・・諦めるのを待つかのような?
その所管の大臣がまたまた『ただちに男』では救われません。
2011/9/13(火) 午後 0:59
>ドジョウにも原子力ムラそしてマスメディアにとって邪魔者
TPPにも不都合な大臣の抹殺のチャンスを窺がっていたようです。
鉢呂氏の原発への初動発言の「新規原発建設は無理な情況」が伏線でしょう。農水関連に精通していますから放射線アレルギーがあったことは確かです。
吊るし上げほどの報道をしてきたのかなカスゴミは!
団子虫枝豆じゃ直豚政権と何が違うんでしょうかね。彼は妻子を海外に避難させた唯一の閣僚。人前に出れる立場にないのではないか。
2011/9/13(火) 午後 4:07 [ otannko ]
自民党政権時代もずーっと同じ、これを一般人は「揚げ足取り」というのだ!!言葉尻をとらえて本題から目をくらます手法…いつまでたっても成長しない日本の政界
「誰がやっても同じだよ」って誰が言わせてるのよ!
腹が立ってもぶつける場所がない悔しさが残ります。
2011/9/13(火) 午後 4:53 [ みなみちゃん ]
鉢呂氏は「死の町」発言をメディアにとり上げて失脚したのではなくて、他のわけもあったと言うことですか。ばかに簡単に辞めたものだ??と・・・野党の攻撃材料は他にもあったのですね。転載記事面白く読ませてもらいました。マスメディアはもっと建設的な報道をするべきです! ポチ☆
2011/9/13(火) 午後 10:38 [ おせい ]
「死の町」発言、さも有り南。と思った次に、日本は、政治家が本当の観想を述べると首になる国ではないか、これではいけない政治家の人権を守らねば、でした。民主党・鉢呂議員、ともども拒否反応は限界に来ているが、「真実発言=観想」をあげつらって、憲法で保障の人権を否定するマスコミのアホ記者とデスクに強い怒りを感じます。新聞購読8月から止めて正解だった。小さな抵抗談。
2011/9/14(水) 午後 4:06 [ ikegaeru78 ]
「(放射能うつしてやる発言)記憶は本当にないんです。」
【私が防災服を記者になすりつけるような仕草をしたことはない】
☆鉢呂経産大臣は
「原発エネルギー政策見直し人事」の発表寸前だった
↑が、わかって来ました。事件の検証もなしに一方的に大臣が葬り去られるのは、国民が選んだ政治家を抹殺すること。民主主義への破壊ではないでしょうか?
トラバ事後承認願はしく申し上げます。(礼)
2011/9/15(木) 午前 2:25 [ mokeihiki ]