「戦場に輝くベガ」

プラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」の上映情報や感想を紹介するページです。

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みなさまどうも。
シゲモリ@実行委員です。
先日の山梨県立科学館行きでは、ベガ制作者の高橋さん、跡部さんとシゲモリの三人で、今後のベガをどうすんべぇというミーティングも持ちました。
いろんな課題はあるのですが。。。。

いま行っているベガ関連展示は、地域ごとの特徴を生かしながら、地域の戦時中の歴史にそった展示を必ず加えるなど、上映館とコラボレーションするという形式を取っています。それ自体は間違っていないので、そのままのスタイルを踏襲していくことになりますが、ベガサイドとして、ストーリーを追った展示に加えて、何かもう少し、普遍的な主題の展示などもあってよいのではないかという話になりました。

そこで出たのが、2つのテーマなんだろうと、私自身はとらえました。

ひとつは「手紙」であり、もう一つが「高度方位暦」に至る“日本の天体暦の独立推算”です。

このブログにたまに書く、「手紙」というテーマは、ベガのストーリーを支える重要な視点ですので、史実にそってこれは何らか展開できるのでは?という感じです。

もう少し、実際にどうだったのか?ということを追求しなくてはなりませんが、いつかやってみたいテーマです。ベガ展とあわせて「戦場からの手紙」展という感じでしょうか。

正規の軍事郵便についてはもちろんですが、正規のルートを通らさずに届けられた手紙などがもしあれば、それはまた、新しい光を作品ベガに対しても照らしてくれるように思っています。「あんなやりとりはできなかった」というごもっともな指摘にたいして、「そうかもしれませんが、でも…」と、異なる視点を与えられると思うからです。
ま、その史料がない以上、無理ではありますが。。。しかし、別の見方を持てば、そういう制限の中で、当時の手紙に描かれた言葉や語り口も分析してみたいのです。

それに加えて話題になったのが、戦時中に海外からの天体の運行に関するデータが入らなくなり、日本が独自に天体暦などを計算し、さまざまな暦や表を開発して行ったことも、もう少し掘り下げて展示などにできるのではないかとも話し合われたのです。

これが、2つ目のテーマです。

先日おじゃました星の友会の井上さんからは、戦争末期に開発された「高度方位暦」についての詳細の情報をいただきました。
なんと井上さんは、鹿屋からサイパンまでの航路上の「高度方位暦」を再現してくださったのです。これについては、また別のまとめをしたいとも思います。

この「高度方位暦」は、いわば戦争末期に作戦本位になっていった中で開発された日本の編暦史のなかでは「あだ花」の様な存在かもしれませんが、一方で、戦後、これを含めた日本の独立で推算した各暦について、占領した連合国の専門家がその精度に感嘆したという話も残っています。
井上さんいわく、これらの編暦作業は、まさに「プロジェクトX(エックス)」だったとのことです。
まぁ、ドメスティックに、どうだ日本ってすごいだろう!というつもりは無いのですが、このベガと関わりの深い史実もより深く掘り起こすことで、日本の科学技術史の一端を示すことはできまいか?ということです。

残された史資料はきわめて少なく、こちらはご健在の水路部経験者の方々にもっと聞き取りをしないと構成しえないものと思います。

なかなか奥深い2つのテーマですが、やる価値のあるものだろうと思うのです。

これらについて、何か情報をお持ちの方がいれば、是非ともご連絡や情報提供をお願いしたいと思います。

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