「戦場に輝くベガ」

プラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」の上映情報や感想を紹介するページです。

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みなさま、シゲモリです

9月5日より、広島のジミー・カーターシビックセンター(Jccc)のプラネタリウムで、戦場に輝くベガの上映がはじまりました。その報告をします。


○山の中のこんなところにプラネタリウムがあるなんて!
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Jcccは、広島県三次市甲奴(こうぬ)という場所にあります。
行くまであまり認識していなかったのですが、広島から2時間、福山から1時間半の山の奥にある、まるで日本昔ばなしに出てきそうな、のどかな、のどかな、いわゆる中山間地でした。
私は福山にホテルを取ったので、いやあ〜失敗しました(笑)。高橋さんはシビックセンターの裏にある研修施設が宿泊可能なのを知り、宿泊されました。こっちのほうが安いし、失敗したなー。

そんな場所にこつ然とあらわれた素敵な平和をテーマとする生涯学習施設のプラネタリウムなのです。

10mドームに70席の小さなプラネタリウム館での上映です。
http://www.fuchu.or.jp/~carter/
http://www.fuchu.or.jp/~carter/events/planet/senjyo_vega/vega1.html

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○ジミー・カーター元大統領と甲奴をつなぐ数奇な「鐘」(ピースベル)の運命

しかし、何でこの山の中にプラネが?何でジミー・カーター元大統領?

それはやはり戦時中も関わるあるエピソードがありました。
戦時中、物資が乏しくなる中で日本全国では、金属不足から家庭や寺社から金属を「供出」させて、武器の生産のために使いました。家庭からの供出では、内緒で思い出のある大事な貴金属を隠して出さなかったなどのエピソードもあります。寺社からは梵鐘の類が供出されました。
甲奴の正願寺からも、大戦末期に梵鐘が供出されました。…が、な・ぜ・か
それが終戦後、イギリスからアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市のカーターセンターへと渡り、「ヒロシマの鐘」として、現在展示されています。この梵鐘に関心を持った元大統領が、もともと梵鐘のあった甲奴町を訪問され、以来アトランタ市、アメリカス市との交流が行われるようにな りました。これを契機に甲奴町の生涯学習の拠点施設として、また文化活動や町づくりの拠点の施設として建設され、現在その趣旨に沿った諸活動が行われています。

ベガについては、そんな施設の性格から事務局長の井上太氏が関心をもってくださり、この1年間、Jcccでの上映がと展示が実現したのでした。

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○広島の原爆とも関わり深い甲奴の地

甲奴は、福山市の近接地として、福山空襲などとも関係があるのかと思っていましたが、むしろ、広島市の原爆投下との関係が深いようでした。
甲奴は山の奥にあるので、都市部の疎開地でしたから、広島・呉方面からの学童疎開・縁故疎開の土地であり、また、甲奴周辺から勤労動員で広島方面に働きに行って、被爆した学生なども多かったようです。
1年間の上映期間中に、地域の戦時中の歴史も掘り起こして、ベガとの関連から展示替えもしたい気持ちもあります。センターの井上事務局長ともそんなお話をしています。
委員会でも協力しながら何か地元ネタの展示を実現したいと思っています。

○終戦65年に向けて

甲奴の町は行くのはけっこう大変でしたが、その環境の豊かさやのどかさは、何だかホッとします。人の気持ちも優しそうで、私たちもずいぶん良くしていただきました。

そこで、委員会では、上映しているこの1年間の間に、調査もかねて合宿なんかもありかな?
とか、
たとえば「自分の住む○○地方で上映を!」などと何度も言ってくださっているかたも何人かいらっしゃるので、バスツアーを組んでそんな方々との上映見学会なども企画すると面白そうです。

高橋さんが宿泊した研修施設もありますから。
委員会の皆様、そしてベガを見たい!と思うみなさま、豊かな環境の中で、この1年間のどこかで合宿しませんか?
という提案もあります。

どうか実現します様に!!事務局とも相談しまーす。

○おまけ。呉の大和ミュージアムで館長とアポなし面談が実現しました〜〜!

5日朝、跡部さんが甲奴に駆けつけ、ベガの初回投影をJCCCの10mというかわいいプラネで拝見しました。
その後、跡部さんの運転で、山を抜け、野を駆けて、一路呉市の大和ミュージアムまで。
良し悪しは別にして、一度は見ないといけない博物館なのですから。

実は、この博物館を作ったのは、私がかつて勤めていた研究所なのですが、運営のお手伝いをしていたことを思い出し、もしかしたら誰か来ているかもと思って、観覧後に受付で聞いてみました。
すると、私と同じ日に入社した大阪事務所のK氏がいました。今年の4月から元の職場が指定管理者になり、彼は事務局長として単身赴任で常駐しているとのこと。

K氏にベガのことや何やら話す中で、館長とも親しい神野正美さんのお名前を言ったところ、「館長いますよ。会いますか?」と言ってくださり、思いがけず戸高館長との面談が成立しました!!!!!

私も、ずいぶん昔(10年ぐらい前?)、昭和館のプランニングには参加していたので、わずかの面識はあったのですが、古い話なので、あらためてじっくりお話できて良かったです。

高度方位暦の話や銀河の話などなど、やはり館長の専門分野のことですから、これ(ベガやその中身)は大事な話ですねという感じで、突然の訪問にかかわらず、和やかに受け入れてくださいました。

大和ミュージアムで上映が実現するかとかいう話にはならなかったのですが、今後、お話ができるきっかけとなった出来事でした。

これはやはり神野正美さんのお名前が効を奏したかと思います。ありがとうございました。

そんなこんなではじまった広島の山の中のベガ上映。
1年間という長丁場で数度は訪れるだろうと思います。みなさんともご一緒できればうれしいな。

次は、しばらくしたら9月6日〜8日まで山梨県清里での第2回つなぐ人フォーラムでの戦場に輝くベガのネタを書きます。しばしのお待ちを!

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展示された「気泡六分儀II型」。いつもお世話になっている井上圭典さん(元海上保安庁水路部職員)から寄贈いただいたものです。

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