|
鳥になりたいと祈る老女。
彼女に何をしてあげられるだろうか…
穏やかに暮らす“主役”の生活に忍びこむ、ミステリアスな“脇役”たち。
騒音とともに消えた女、真夜中に廃屋でひとり眠る少女、前世を占えると告げる美女―
すべての謎が解決したとき、あなたの胸に浮かび上がる“脇役”の本当の姿とは?
いつもは主人公のあなたも、他人の人生では、脇役。
傍らに立ち、手を差し伸べるか、あるいは―。
再読必至の連作ミステリー。(内容「BOOK」データベースより)
どうしよう、智さん^^;;;
『笑う〜』でも感じたんだけど、最後がモヤモヤもやぁ〜っと!!!なってしまいました。
タイトルにある“脇役”、一体誰でしょうーか?
答えはすぐに分かると思います。
そして脇役の位置に落ち着いていたその人が主役に転じた時、
何が起こるのかを非常に楽しみにしていました。
それが・・・これかよ^^;
ラスト以外はそこそこ楽しんでいたので軽くショックでした。
それぞれの感想を少しずつ。
「鳥類憧憬」
おばあさんに言った一言、良かったのか悪かったのか?と悩む主人公・千秋の物語。
――ま、実際はそういう話ではないんですけどね(爆)。
でも気弱になっているおばあさんに向かって言った一言としてはとても良いものだと思いましたよ。
絶対に生きる、生きたいと思ったはずです。
真相がひどかった(面白くないという意味ではない)だけですね。
「迷ったときは」
会社には内緒で持ち出したデータが変わっている?!
ポリアンナを師匠とする主人公・花梨の物語。
――迷った時はツモ切り、うんうん^^
この花梨はなかなか割り切った性格だし、嫌いではなかったかな。
最後の男性関係でももっとウジウジ悩むかと思いきやスパって^^
事件の方は裏側までは分からなかったけど、犯人は想像がつきましたねぇ、勘で(笑)。
「聴覚の逆襲」
上に住んでいる人の物音がしない?!
気になってしょうがない主人公・弓月の物語。
――今は家なのでこういうことはありませんが、前のアパートではありましたねぇ。
2階に住んでいたのがおじいちゃんだったので、1日音がしないと「大丈夫?」と心配してました^^;
聴覚に視覚、面白い話でした。
「裏土間」
母譲りのおせっかい性分を封印しながら生活する男。
しかしその封印を解く日がやってきてしまった主人公・楢本の物語。
――そりゃね、土間近くの板間で少女が寝ていたら通報しますわ^^;
でもその理由がうーんと唸ってしまう理由でして。
分からなくはないけど、ちょっと無理があるかなぁ。
それよりおせっかいがこんなにも敬遠する世の中って・・・楢本くんに同情します。
「人事マン」
新しい制度「定年退職者再雇用制度」を設計したのだが、記念すべき一人目が何者かに殺された。
関わりのあった人物、被害者の過去を調べる主人公・飯田の物語。
――切羽詰った人は何をするか分からないということですかね(そんな風にまとめていいのか?)。
最後の1時間のシーンはちょっとジーンとしたけど(したんだ!笑)、
過去のことと現在のこととを繋げて、その“見返り”という点はいただけなかったかなぁ。
「前世の因縁」
妙な占い師に捕まってしまい、その後不可解な出来事にまきこまれてしまった主人公・辻谷の物語。
――あー、これもいただけない^^;;;
結局あの人は何がしたかったんだろう?
私的制裁?
すごくモヤモヤ感の残る話でした。
「脇役の不在」
――あらすじは省きますし、感想も口を開いたら不満しか出てきそうにないのでやめよっかな^^;
こうやって振り返るとラストに向かって盛り上がるのではなく、むしろ逆に「やめてくれー」という
気持ちの方が大きかったかもしれません。
多分、沢村さんと落とすツボが違うんだろうなぁ^^;;;
連作ミステリー、楽しめそうで楽しめなかった^^;
『黄金の王 白銀の王』 のような作品にはもう出会えないのかしら。。。
|
ねえ紅子さん、そこまでしちゃうかなぁ??って行動が多かったんですよね〜。一年に一冊以上沢村さんの本が読めるのは嬉しいんですけど。って贔屓の引き倒しですね(笑)。こちらからもトラックバックさせて下さい♪
2009/7/5(日) 午後 11:50
智さん>>うんうん、限りなく理解不能に近い感じが^^;;面白くない!と言い切れないから沢村さんをもう読まない!とも言えないし。特に『黄金白金』を読んでいるからいつかドーンと来るかも!!と期待してしまいます。いや、来るよね?^^TBありがとうございました♪
2009/7/15(水) 午後 11:11
ぼくも沢村さんは、とくに長編物語のひとだと思いますね。現代の短編も、きっとうまいのでしょうが、どうも心をまったくゆさぶられないですね。
2009/7/20(月) 午前 6:19
すのさん>>そうなんです!!!心が全く揺さぶられない、まさにその通りです。並の面白さはあってもそれ以上がないのが何だか歯痒いです。
2009/8/5(水) 午後 10:36