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この爺ちゃん、ただものではない!?
ゲーム会社を辞め、引き籠っていた史親の部屋からの出火で家と主を失った秋山家。残された妻の景子、中学生の雅彦、小学生の太一の三人は、史親の実家「秋山善吉工務店」に世話になることに。慣れない祖父母との新生活は、それぞれの身に降りかかるトラブルで災難続きの日々。 一方、警視庁捜査一課の宮藤は、秋山家の火災は放火だったのではないか、と調べ始める―― 大工の善吉爺ちゃん、大立ち回り!!昭和の香り漂うホームドラマミステリー。(あらすじ引用) うわ〜! これめっちゃ好き❤ ミステリー作家さんというのをすっかり忘れて読んで…………やられた!! まずは太一っちゃんの話。読んでてお母さん、涙が出ましたわ。想像するだけで悲しい、辛い。でもそこからは想像しやすい展開で、読んでて気持ちよくてですね〜。その後の話でも、しばらくは「じいちゃん、かっこいい❤(←ハートが出るくらい)」と連呼してました。 で、それだけで終わらないのが中山さんの凄いとこ。 ミステリー要素が出てきて、話の流れもキナ臭い。眉間に縦ジワ作って考えてると、また流れが変わり……なんもいえねぇ(これ以上言うとネタバレになるから)。 これは子どもにも読ませたいので、文庫になったら買い、だな🎵 作中にあった「自分が楽しむモノにはちゃんとカネを払う」という文。 今は何でも「無料」で楽しめる時代ですね。ゲームだって昔はお金を払って、ソフトを買ってやってました。だけど今は簡単にダウンロードできて、楽しめる時代。本書では支払ったお金によって、作者やスタッフの生活が成り立つ、というようなことが書いてありました。 うん。確かに不思議。見えないお金が発生してるの?そこを考えると安易に手は出せないぞ。それならしっかり払って「狩りに行こうぜ!」と叫んだり、「キノコ3つしか出らん」と文句垂れたり、「ハッスルダンスでいい?」と尋ねたり(以上紅子、生の声)してるほうが幸せなのかも。 図書館は利用してるけど、買うときは買うので、中山さん、また新作を書いてください🙇 ※久しぶりすぎて手順忘れすぎ( ´_ゝ`) |
読書 ナ行
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芸術棟が封鎖され、困ったクラブや同好会が新たな棲処を探し始めた。
美術部の僕は美術室に移動して、無事作品に取り掛かれるかと思いきや、
美術部の領地と思しき開かずの間をめぐる鉄研と映研の争いに、否応なく巻き込まれてしまう。
しかし翌日、その開かずの間に突如異様な鉄道模型が出現!?
表題作を含む五編収録の、山あり谷ありで事件に満ちたコミカルな学園ミステリ短編集。
(内容「BOOK」データベースより)
葉山くん4作目。
最近、本編よりもあとがきが楽しみになってきました^^
今回は炬燵に入ってきた血まみれ依子さんの話が面白かったです。
うん、こういう暴走系は大好物だわ♪
「まもなく電車が出現します」「シチュー皿は平行宇宙に繋がるか?」「頭上の惨劇にご注意ください」
「嫁と竜のどちらをとるか?」「今日から彼氏」の5編。
タイトルからも分かるように電車が「到着」するのではなく「出現」する1話目。
動機については・・・年取ったらなくなるわよー!とアドバイスをしてあげたい^^
私も昔は反応する方だったけど、そんなに嫌な思いを抱いたことはなかったなぁ。
三野くんのジャガイモ嫌いが発覚した2話目。
苦手なジャガイモを使ったシチューの調理実習、いかにして三野くんはジャガイモを避けたのか?
これはバレそうな気もするんですけどねー。
特に藤巻さんがじーーーっと観察していたわけですし。
ただこういう話を読むと大変なんだなぁと思いますね、本人も周りも。
植木鉢が上から降ってきて始まった3話目。
犯人についてはその身分(?)からも一番やっちゃいけないことのように思いますねえ。
間違いなんて誰でもあることです。
妻に内緒で買ったプラモデル、一体いくら?という話が4話目。
この金額の表し方、確かに言われてみればそうですよね〜^^
元々プラモデルもフィギュアも集めて怒るタイプではありませんが、
この値段は許せないかも。
葉山くん、入谷菜々香と交際スタート!が5話目。
この話に関しては伊神さんが言った「ただの痴話喧嘩だと思ってたら、予想外に面白くなった。やっぱり君が関わると違うよね」というセリフに全てが含まれている気がします^^
柳瀬さんも葉山くんも巻き込まれ方がすごい。
でもそれによって繋がりが強くなった!?^^
次からはお世話になっている図書館にはないようで。
古本屋さんも行きましたが、大人気の似鳥さんの作品はゼロ。
んー、新品を買うか^^
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私立藤野学院高校のバスケ部員椎名康は、ある日、少女が校舎の屋上から転落する場面に遭遇する。
康は血を流し地面に横たわる少女を助けようとするが、少女は目の前から忽然と消えた。
監視された空間で起こった目撃者不在の“少女消失”事件。
複雑に絡み合う謎に、多感な若き探偵たちが挑む。
繊細かつ大胆な展開、“真相”の波状攻撃、そして驚愕の結末。
最先端で最高の青春本格ミステリ、第31回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 (内容「BOOK」データベースより)
2011年の横溝正史ミステリ大賞受賞作。
これより前の受賞作は目にしたり読んだりしていたけど、これ以後の作品は知らなかったです(確認してきた)。
2012年は2作品もあったのになんで通り過ぎたんだろう・・・。
さてさて本作品。
いやー、見事に引っ掛かりましたねぇ。
何度も何度もこの手には騙されてきたはずなのに、気持ちよく決められた感じです。
あ、表紙の折り返しの部分に北村薫さんが「先入観なしにページをめくってほしい」と書いてあったので
素直に何も考えずに読んだ結果なんですが。
有名な作品で読んだ方も多いと思われますが、もしこれから読まれる方があれば是非その点は忠実に^^
上のあらすじを読んで思いましたが、この話、転落した少女が消えてしまった話なんですよね。
椎名が〈背徳の死角〉で行っていたこととか、女子バスケ部内でのゴタゴタとか、
ジョージやヒカルについてとか、他の肉付け部分も面白かったので忘れかけてましたが(おい)。
転落して血だらけになった少女・網川の元に駆け寄った椎名は、何者かにより気絶させられます。
気が付くと誰も網川の行方を知らず、監視カメラにも怪しい人物はうつっておらず。
一体、網川はどうなってしまったのか?
この作品、ネタバレなしで書くことは私の技術では無理なので、以下ネタバレ感想^^;;
実は疑う、とまでいかなくとも「あれ〜?」と思い、何度も読んだ部分はあったんですよ。
それは網川転落後、意識の戻った椎名の下着を替えたというシーン。
「血で汚れていたから」の後の”足にまとまりついた湿った感触”という部分。
ここで生理?と思ったのですが、完全に椎名を男性と思っていたのであっさり自分の考えを却下^^;
ただここでの血も結局、網川の血のついたスカートを履いたから、ってことですよね。
検討違いだったけど、惜しかった?!^^
樋口に関しては疑うことはなかったですね。
あ、一つ気になったのは柴田が「ゲイ野郎が」と言ったときかな。
この時私の頭の中は椎名=男、樋口=女、鳥越=男と思っており、鳥越は椎名に猛アタックしていたので
ゲイ野郎=鳥越と思ったんですよね。
でもこの柴田が言ったタイミングと鳥越の存在が何となくちぐはぐな感じがして。
だから無理矢理、椎名が両方と周りから思われていると思い込むことにしたんですよね。
でも実際は樋口のことを言ってたから椎名も怒ったんですよね。
ふふふ、引っくり返っちゃったけど椎名と樋口のカップル、いいよなぁ^^
分かってからだといろいろ出てきますね。
関戸、矢野たちとバスケをしたときも、なんで男子が一人なんだろうと思ったり(結局樋口がいたから男子が一人だったけど^^;;)。
椎名の姉ちゃんが高校生の男子相手になんでそこまで心配するんだろうと思ったり。
ジョージの尾行の際に出会った他の学校の女子が怪しまずに情報を教えてくれたりとかも。
あと椎名が気絶したあと樋口が上着をかけてあげたのは寒そうだからではなく(その意味もあるのだろうけど)
隠すためだった、ということも分かったし。
分かった上でさら〜っと流したくなりますね、これは^^
網川が抱えていた問題、それを何とかするために親友・柴田とコンビを組んで部全体を騙すこの作戦。
それから網川を落下させた方法と犯人の抱える思い。
それにこの性別ゴタゴタも含めて、いや〜まいったまいった!!^^
考えてみれば椎名、モテモテだったよなあ^^;
そうそう。
ヒカルのその後は・・・?
続編もあり、どうやら樋口が出てくるようですね^^
楽しみ楽しみ♪
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名探偵の伊神さんは卒業、葉山君は進級、そして迎えた新学期。
曲がり角が衝突したことがきっかけで、可愛い一年女子の佐藤さんと知り合った。
入学以来、怪しい男に後をつけられているという佐藤さんのために、
葉山君はストーカー撃退に奔走することになる。
苦労性の高校生・葉山君の、山あり谷ありの学園探偵ライフ。
爽快なフィナーレまで一気呵成に突き進む学園ミステリ、後編。 (内容「BOOK」データベースより)
はいはい、続けて書くのでテンポよくいきます^^
後編、5編+断章。
「ハムスターの騎士」
新しい出会いはまるで少女漫画のよう・・・ということで出会った佐藤さん。
ストーカーに狙われているということで、葉山くんはストーカー退治に勤しむお話です。
この佐藤さんですが、なんとも怪しい。
可愛いから妬いているのかもしれないけど、怪しいのです^^
でもストーカーは嫌なもんですから、どんなに佐藤さんが怪しくともやっつけられて良かった。
タイトルにもなったハムスターの騎士は柳瀬さんが葉山くんに放った言葉なのですが、
その会話が面白くて笑ってしまいました。
柳瀬さん、最高だ^^
「ミッションS」
完全に頭の中では”じゃん、じゃん、じゃじゃーん”と音楽が流れ、トム・クルーズが宙ぶらりんになっていました。
あ、この話の中で宙ぶらりんのシーンはありませんけど。
男子の生態がよくわかるお話でした。
それにしても佐藤さん、出番が増えるたびに怪しさも倍増。。。
「春の日の不審な彼女」
演劇部の出張公演、泊りがけに参加することになった葉山くんと佐藤さん。
そして届く葉山くんに届く怪しい手紙・・・。
うわー、嫌な話だー^^;;
佐藤さんも謎な人だったけど、まさかここであの人が再登場するとは!
完全にゾンビのような存在になってますよ、私の中では。
「And I'd give the world」
これまでの話の謎だった部分が解明。
その中心にいるのは伊神さん。
そして断章の意味もスッキリ解決ですね。
それからつながる最後の「よろしく」は総まとめということで。
前編である『卒業式編』からは想像もつかない幕切れでした。
色々ベラベラ話してしまいたいけど、未読の方も多いと思われるんでやめます^^;
まだこのシリーズは続くんですよね。
よしっ!次じゃ次!^^
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「東雅彦は嘘つきで女たらしです」
愛心学園吹奏学部の部室に貼られた怪文書。
部員たちが中傷の犯人は誰だと騒ぐ中、オーボエ首席奏者の渡会千尋が「私がやりました」と名乗り出た。
初恋の人の無実を証明すべく、葉山君が懸命に犯人捜しに取り組む「中村コンプレックス」など、
「卒業式編」は四編を収録。
デビュー作『理由あって冬に出る』に続くコミカルな学園ミステリ、前編。 (内容「BOOK」データベースより)
この作品でも表紙に登場するメガネの女の子。
うーん、こうなると柳瀬さん?
・・・と思ったのですが、次の『新学期編』で出てくるメガネさんとは顔が違うんですね!
既に前作の『理由あって・・・』がないので比べられないのですが、
全部違う女の子(その時のヒロイン役の子?)だったりして?!
4編+断章、簡単に。
「あの日の蜘蛛男」
葉山くんの小学生時代の謎。
屋上からの脱出の謎なんですが、小学生でここまで考えられたら凄いですよねぇ。
いくら必死になっていたからと言って・・・無理なジャンプをするか、泣き寝入りをするか、でしょ^^;;
ちなみに図を見て「やってごらん」と言われても私にはできないと思います。
「中村コンプレックス」
上のあらすじをどうぞ^^
なんだかなぁ。
あまりにも報われない話で泣きそうになりましたよ、全く。
まぁ一番の迷惑は東と腕を組んでいた問題の女性のようにも思えますが^^;
「猫に与えるべからず」
お姉さんと伊神さんと猫との話。
”ぼく”に関しては完全に騙されてました。
なんか違う思いながらも、まさかねぇ^^
まぁ猫を飼っている身としましては常識ですね、はい。
「卒業したらもういない」
伊神さんが行方不明!
これはこれで解決するのですが、ちゃんと理解できるのは後編の『新学期編』で。
既に『新学期編』を読んだあとなので純粋なこの感想を書けません、ごめんなさい。。。
前作よりも短編のこちらのほうが読みやすかったです。
学校内の話だけでなく、ちょっと人物の範囲が広がってきた→世界も広がった感じがして楽しいのかも。
断章についてはこの1冊だけでは分からないですよね。
もう知っているけど、むふふ^^
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